クリエイターとして生きていきたい。
でも、「やりたい仕事」と「それで生きていける仕事」とは、必ずしも結びつかない――。
そんな現実に対して、MUGENUPは「創るを創る」というミッションを掲げています。
クリエイターと共に作品をつくり、クリエイターが働く「仕事」や「市場」そのものをつくっていきたいというMUGENUPのミッションに込められた意味を、伊藤代表に聞きました。
(文中 敬称略)
一人でも多くのクリエイターが、クリエイティブな仕事で働くために。
――「創るを創る」というミッションにはどういう想いが込められているのか。生まれたきっかけなど教えてください。
[伊藤] そうですね。わたしたちは2012年のころからリモートワークで日本全国のクリエイターさんとお仕事をしてきましたが、面接などでクリエイターさんとお話ししていると、実は諦めている方々がたくさんいることに気づいたんです。
――クリエイターが諦めているというのは、どういうことでしょう?
[伊藤] 例えば地方在住の方だと通勤の問題があったり、子育てや介護で時間が難しかったり、ご自身の健康上の理由があったりなど、皆さん本当にいろんな事情を抱えていらっしゃるんですね。
一方で日本のゲームやエンタメ市場は、当時からずっと成長しつづけている。
「クリエイティブな仕事をしたい人がいる」
「スキルも熱意も才能もある」
「市場には需要もある」
でもその間がつながっていなかったんです。
――そこをMUGENUPがつなごうと思ったんですね。
[伊藤] はい。クリエイターは誰しも皆、クリエイティブな仕事をしたいと思っています。実際、クリエイターのニーズもあるんです。であれば、その間をつなげることがMUGENUPのするべきことだと思いました。
自分がMUGENUPの代表となったとき、その想いを込めて「創ることで生きる人を増やす」というミッションを掲げました。
――その時は今の「創るを創る」とはまた違っていたんですね。
[伊藤] 言葉こそ違いますが、想いはかわっていません。
MUGENUPはリモートワークを活用することで日本全国のクリエイターさんから「家にいながら働けるようになりました!」という声を本当にたくさんいただきました。
MUGENUPが働く仕組みをつくり、その仕事で収入を得て、生きていくクリエイターを増やしていく。企業としても成長を続け、「創ることで生きる人を増やす」というミッションを一歩ずつ進めてきた実感もありました。
でも今のやり方のままだと、どうしても限界があることに気づいたんです。
自分たちの限界を超えてクリエイターに仕事やチャンスを届けていきたい。だから「創るを創る」。
――限界ですか……?
[伊藤] はい。おかげさまで数多くのクリエイターとお仕事をしてきましたが、世の中から見ればほんの一部にすぎません。個々にお仕事をお願いする以上、どうしてもMUGENUPのキャパシティを上回る案件は対応できず、自分たち自身がボトルネックになってしまうんですよね。
じゃあそれを突破するためにはどうしたらいいかを考えた時に、MUGENUPにとらわれず、市場そのものをつくることができればずっと多くの仕事を生み出せるんじゃないかと思ったんです。
――「市場をつくる」とは、どのようなことを考えているのでしょうか。
[伊藤] 具体的に取り組んでいるのはオリジナルIPの開発です。
たとえばMUGENUPのオリジナルWebtoonがアニメ化されてヒットすれば、グッズやゲーム、コミカライズ、ノベライズなど雪だるま式に可能性が広がっていきますよね。
IPを作り出すことによって、MUGENUP以外のところでもお仕事が広がっていく。そんな流れをつくりたいんです。
――あくまでも「クリエイターにお仕事やチャンスを届けていきたい」という想いは変わらないんですね。
[伊藤] まさにそこがベースです。
だからこそ、MUGENUPのミッションを「創るを創る」にアップデートしました。
今までの受託制作はもちろん続けていきます。
それに加えて、オリジナルIPの開発、人材紹介、さらにはクリエイター向けのwebメディアの運営や、クリエイティブのための制作管理ツールなど、まさに市場や環境そのものをつくることでクリエイターのお仕事やチャンスを広げていきたい。
「創るを創る」というミッションには、そういう想いを込めています。
クリエイターのために、新たな道を切りひらいていきたい。
――「創るを創る」というミッションを実現するために、これから何が重要だとお考えでしょうか。
[伊藤] そうですね、一歩ずつ成長してきたMUGENUPですが、受託制作だけではなくオリジナルIPの開発や様々な事業を展開する今、ひとりひとりが責任感をもつことが重要だと考えています。
ミッションが指し示す「クリエイターのために」という方向性はそのとおりですが、そこで立ち止まってほしくないんです。「~~のため」だけだと他の誰かが主役になってしまい、責任感や主体性が曖昧になってしまいやすい。そうではなくて、自分で道を切りひらいていきましょう!と。
「クリエイターにとってこういう未来のほうが幸せだよね!」
「こういうお仕事だと、クリエイターはやりがいがあるよね!」
「イラスト制作もこういう進め方だとスムーズだよね!」
アートディレクターも編集者も、そんな風に自分で未来を思い描き、クリエイターといっしょに歩んでほしいんです。
例えばアートディレクターだったら、「あのクリエイターさんがすごいから、そのお手伝いをしたいです!」から始まって、「次はこういう仕事を提案してみよう!」だとか、さらには「あのクリエイターのためにこういう仕事をとってこよう!」と掘り下げていってほしい。
編集者だったら、「自分はこういう作品を創りたいんだ!」と自分の世界観や物語観を貫いて突き進んでくれればいいと思うんです。そうやって切りひらいた道を、あとから作家さんや他の編集者さんが着いていくでもいいじゃないですか。
どういう立場であれ職種であれ、新しい未来を一緒に切りひらいてくれる人の活躍が重要になると思いますし、MUGENUPの代表としてメンバーのそういうチャレンジをどんどん推していきたいと考えています。
クリエイターやクリエイティブの新しい未来を一緒につくっていきたいですね。
――ありがとうございました。
MUGENUPでは、一緒に働く仲間を募集しています!