【#職種リレー vol.7】作品の“父親”として、最後まで見届ける。人気作「灰色のアッシュ」のWebtoon化を手掛けたリーダー兼ディレクター・Yさんの仕事
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第7弾となる今回は、Webtoonをつくる事業部(MGF事業部)の男性向けスタジオで作画リーダー兼ディレクターを務めるYさんにお話を伺いました🔥
スタジオをまとめるリーダーとして、
そして作品のクオリティを預かるディレクターとして。
作品・作家・メンバーすべてに向き合い続けるYさんの言葉からは、
MGF事業部ならではの“作品愛”と“チーム力”が強く伝わってきました。
― 現在の仕事内容を教えてください
Y(MGF事業部):
MGF事業部には男性向けのスタジオが2つあり、
そのうちの1スタジオのリーダー兼ディレクターを務めています。
リーダー業務としては、
- 月に1度のスタジオ定例
- メンバーとの1on1での個別相談
- マネージャーや他スタジオのリーダーとの定例ミーティング
など、人や組織を見る役割が中心です。
ディレクター業務では、
- スタジオや作家さんのスケジュール管理
- 各工程の指示出し
- クオリティチェック
- データ管理
といった、制作全体の進行と品質を担っています。
🎤 インタビュアー Y(人事):
リーダーとディレクター、両方の役割を担っているからこそ、スタジオ全体を俯瞰しながらも、作品の細部まで目が届く立場ですよね。
人と作品、その両方に責任を持つポジションだと改めて感じました。
― この仕事のやりがいはどんなところにありますか?
Y(MGF事業部):
作品のファンの一人として、
一番近くで見ている「父親」のような気持ちになれるところですね。
話数が進むにつれて、主人公や周囲のキャラクターが成長していくのを、肌で感じることができます。
ネーム以降の制作から配信までを一貫して見届けられるので、
ネームで感じたワクワクを何十倍にもして仕上げたいという意識で日々制作に向き合っています。
配信後に読者の反響を目にしたときが、一番やりがいを感じる瞬間です。
🎤 インタビュアー Y(人事):
“父親目線”という表現が、とてもYさんらしいなと感じました。
ただ進行を管理するのではなく、作品と一緒に成長していく存在なんですね。
ネーム時点の感情を大切にしているからこそ、読者の心に届く仕上がりになるのだと思いました。
― 日々の業務の中で、どんな点がMUGENUPらしいと感じますか?また、MGF事業部はどんな雰囲気の部署でしょうか?
Y(MGF事業部):
一番感じるのは、助け合い精神の強さです。
誰かが困っていたり、アラートが上がると、すぐに誰かが話を聞いてくれたり、助け船を出してくれます。
作家さん探し、スケジュール調整、抜けてしまった工程の穴埋めなど、
一人だと悩んでしまう部分も、皆でアイディアを出し合って乗り越えていく。
この姿勢の強さは、今までいた会社の中でも一番だと感じています。
🎤 インタビュアー Y(人事):
MGF事業部の「チームで戦う」文化がよく伝わってきますね。
週刊・フルカラーという大変な制作体制の中でも、誰か一人に負荷が集中しないよう、自然と手を差し伸べ合える環境があるのは大きな強みだと思います。
― 普段、仕事で大事にしていることは何ですか?
Y(MGF事業部):
**「作家さんとメンバーに、楽しんでほしい」**という気持ちを大事にしています。
週刊連載でフルカラーの作品づくりは決して楽ではありません。
だからこそ、常に作家さんやメンバーのケアを優先し、全員が「楽しい」「ワクワクする」という気持ちを持てるよう意識しています。
また個人的には、
自分が一番この作品のファンでいることも大切にしています。
- アクションシーンは、より激しく
- かわいいシーンは、最高にかわいく
- かっこいいシーンは、最高にかっこよく
「自分がこの作品を最強にするんだ」という気持ちで、子育てに近い感覚で作品に向き合っています。
🎤 インタビュアー Y(人事):
子育て(笑)!!ディレクターという立場でありながら、誰よりも熱量を持って作品を愛しているのが伝わってきます。
その想いがあるからこそ、作家さんやメンバーも安心してついていけるのだと思いました。
― MUGENUPに入社して、印象やギャップはありましたか?
Y(MGF事業部):
正直、ギャップは大きかったです。
ヒット作を多く出しているMGFなので、入社前は「ヒットを作るための仕組みやロジックがあるのかな」と思っていました。
実際に入社してみると、
一つひとつの作品への熱意だけでなく、
「どう売るか」「どう届けるか」を部署全体で本気で考えている。
「作って配信して、あとは祈るのみ!」ではないところが、今までと一番違いました。
また、私自身1児の父親で、保育園の送迎や家事を妻と分担していますが、緊急時には家庭を優先しやすい環境にも、とても助けられています。
🎤 インタビュアー Y(人事):
制作への本気度と、家庭や個人の生活を大切にする姿勢が両立している点は、MUGENUPらしさそのものですね。
長く第一線で活躍できる理由が、よく分かりました。
― さいごに、これから挑戦したいことを教えてください!
Y(MGF事業部):
自分が手掛ける作品を、
Webtoon以外の媒体、たとえばアニメ化などの形で世に届けていくことが目標です。
0から作品を立ち上げ、ヒットを生み出し、グローバルに展開していく。
世界中に作品を届けられる自社IPを育てていきたいですね。
「絶対にやる」という強い気持ちと熱意を持って、これからも新しい挑戦を続けていきたいです。
作品を“育てる父親”として、チームとともに最後まで向き合い続ける——
MGF事業部・Yさんの仕事には、MUGENUPのクリエイティブの核心がありました。
【作品情報】
「灰色のアッシュ ~帝国騎士団をクビになった俺はダンジョン都市で灰色の人生をひっくり返す~」
脚本:原作 とうもろこし/ 脚本 亀井博之
キャラクターデザイン:スガタ/鳩さん/M.B/出海せき
作画:尾崎圭志/エドアンコ/イマイ ミク
出版:MUGEN FACTORY