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【メンバー紹介vol3(前編)】DeNAで器用貧乏だった私が尖るために見つけた道

今回は、弊社の技術周りを支えるCTOの竹口のインタビューをお届けします!

学問の道を志した大学時代から、DeNAに入社した経緯やそこで見つけた「器用貧乏」が突き抜けるために見つけたキャリア論を聞いてみました。

憧れた学問への道は年功序列の社会だった

大学時代は情報科学という分野の『言語理論』を専攻していました。情報科学は50年ほどの歴史しかなく、学問として未熟だと思っていて、その分野を突き詰めてみたいなと思ったんです。

当初、学問の世界は完全に実力主義で優秀な研究結果を残した人が上に上がれると思っていました。しかし、実際は全くそんなことがなかったんです。研究に没頭して結果を出したわけでもない人が多く、その下で頑張っているのに上がれない人がたくさんいるみたいな構造でした。

そういう縦社会に嫌気がさしていたこともあり、修士になったタイミングでDeNAのインターンに参加しました。これが自分の人生において大きなターニングポイントになりました。

DeNAクオリティを体現する文化に惹かれインターンから入社

インターン選考のwebテストが面白そうで受けたら合格してしまったんですよね。条件も2週間で10万円もらえると知って、これは悪くないぞと(笑)

面接官の人がすごく面白く、面接時間が終わっているのにずっと質問して話していたのを今でも覚えてます。
インターンをしていて「周りの学生の優秀さ」「DeNAクオリティ」が印象的でした。DeNAクオリティは会社の文化を表す言葉なのですが、これを知れたことは自分の中でもとても大きかったです。

インターンを経てDeNAへ入社を決めたのですが、理由は社員全員がDeNAクオリティを体現してることでした。
DeNA社員全員がDeNAクオリティを信じてやり抜いているんだなっていうのが伝わってきてこの人たちと働いたら面白そうだなと思いました。

当時は新入社員だからといって切り捨てられるという環境にいても成長はないと思っていたので、自分の意見をきちんと通してくれる場にいたかったんです。
DeNAには発言責任という、立場関係なく思ったことを言わなければいけないという文化があるんですけど、それをみんな体現しているし、発言したときに社員の人たちがきちんと受け取ってくれるんですよね。



DeNAで見つけた0-1を極めるエンジニアというキャリア

私は器用貧乏なんですが、器用貧乏な人って尖ってないって言われがちなんですよね。1つの技術にひいでていないから、じゃあどこで尖ろうかと迷っていました。エンジニアリングを極めても、周りが強すぎて勝てないと思っていたんですね。

新規事業チームにいたので、事業の立ち上げに関わることが多かったのですがその時に気付いたのが「0-1の立ち上げはジェネラリストじゃないと成り立たない」ということです。

なんでも知ってなきゃいけないというところが自分にぴったりじゃん!と思いました。事業立ち上げはすごく面白かったし、自分の趣向と意思がマッチしたことが0-1を極めるエンジニアになりたいと思った理由で、それに気づかせてくれたのがDeNAでした。

他にDeNAでよかったなという点でいうと、DeNAクオリティはすごく優秀だと思っていて、事業推進を通じて実践できるようになったということですね。いまも私の考え方の基本はDeNAクオリティの考え方に沿っていて、私の根本を作り上げています。

(後編は近日公開予定)

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