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モノサスでは自分たちのWebサイトにスタッフが交代でコラムを書いています。
今回は、今年入社した新人メンバー3人が、自ら手を挙げておこなった神山での合宿の様子を紹介した記事を、ご紹介します。
神山合宿をすることになったきっかけ
▶浅沼 洵平(あさぬま じゅんぺい)
トップバッターは、浅沼が担当します。というのも、今回の神山サテライトオフィス体験研修?は自分が言い出したところから始まったからなのです。
なので、以下の2点の内容について説明していければと思います。
なぜ、神山のサテライトオフィス体験に行きたいと思ったのか?
どんなことがしたいと思ったのか
まずは、なぜ、神山のサテライトオフィス体験研修?に行きたいと思ったのか、についてです。
きっかけは、真鍋さん(モノサスのChief Design Officer)との1on1でした。
入社してから約2ヶ月くらい(5月ごろ)に1on1があり、そこで真鍋さんから「サテライトオフィスを使う制度があるよ〜」みたいな話をしてもらったのがきっかけです。
それからは、「サテライトオフィス体験ってどんなんですか?」って、総務の大久保さんに連絡したり、同じ時期に入った2人に声をかけて、仲間を作ったりして研修に行けるように『行きたいですアピール』を続けてみました。w
で、そもそも、なんで興味を持ったのかという話ですが、実は自分は結構な寂しがり屋で、リモートワーク寂しいなって思ってたんです。
けど、出社して、誰かと話をするほど仕事で関わったりしてなかったので、なんだかな〜って思ってました。
代々木オフィスの浅沼の席
その時に、真鍋さんの話を聞いたので〝これしかない〟って思って、これを機会に代々木勤務の同期の2人と仲良くなれば、一緒に出社しようとか、言いやすくなるかもってぼんやりと考えてたような気がします。
なかなか相手のことを知らない中で相談したり、今度出社しませんか〜って言いづらかったので、いいきっかけだったように思います。
それに自分は宮川ユニット所属(モノサス・タイランドのマネージャーでもある宮川さんが率いるチーム。他のユニットメンバーもタイにいます)
なので、なんとなく代々木のメンバーと関わりが薄いように感じていたのもあったのかもしれないですね。
でも、1番の理由としては、その当時ハマっていた Youtube で、徳島で大きなヒラタクワガタが捕まえられるっていう動画を見て、徳島に「クワガタ取りに行ってみたいな」と思ったからかもしれないです。w
次は、どんなことがしたいと思っていたのかということについてです。
そうですね、先ほども話したように、何よりも、ヒラタクワガタが捕まえたかったっていうのが、大きな理由ですね。w
実際に、虫かごも買って、栗原さんに頼んで近所の人に聞いてもらってクワガタが居そうな場所を教えてもらったり、真鍋さんにもクワガタの居そうな場所を教えてもらって1人で探しに行ったりもしたんですが、結局一匹も捕まえられず、一番重要な目的が達成できませんでした…。
というのは半分本気で半分冗談ですが、実際には、同期2人との交流を深めたいと思っていたのもありますし、また、1人でも多くのモノサスのメンバーと実際に会って交流してみたいというのが今回の本当のやりたかったことです。
全体会議でオンライン上で顔を合わすくらいで、神山のメンバーってどのような人なのかなと思うことが多かったので、実際にあってお話をしたり、ランチに連れて行ってもらったり、BBQをしてもらって、神山のメンバーと交流ができて本当によかったです。
神山メンバーとのBBQ
また、エンジニアの本橋さんがやっているコーダー道場も見学させてもらったりとモノサスにはいろんなメンバーがいるなぁと思い、もっともっとモノサスのことを知りたいなと思いました。
研修での生活のことは2人にお任せしま〜す。
では、次は松本さんです〜!!
神山での仕事と暮らし
▶松本 昂大(まつもと こうた)
ありがとうございます。
企画してくださった浅沼さんのリーダーシップと、お世話になった方々には本当に感謝してます!
サテライトワーク中の神山での仕事と暮らしは、自然と温かい人達に囲まれ、優秀な同期と有意義な時間を過ごせたと感じています。
中でも印象深かった体験をいくつかお話させていただきたいと思います。
お仕事について
神山オフィスでは、神山の社員さんや一緒に行った同期と仕事をしながら、本当に多くのことを学ばせていただきました。
神山オフィスの皆さんはもちろん、一緒に行った同期ともほぼ、オンラインでしかお会いしたことがなかったのですが、お仕事や寝食をともにすることで、本当に仕事に熱い方達だと、深く知ることができました。
サテライトワーク中は全員、自己研鑽の勉強をしなかった日はありませんでした。
示し合わせたわけでもなく、夕食の片付けが終わったら皆で各々PCを開き、黙々と勉強をするのが日課になっていたのです。
お互いにわからないことを教え合い、作ってみたいサービスを語り、使ってる技術をシェアしあったりと、毎日小規模な勉強会のようでした。
仲間から常に新しいことを吸収し続ける姿勢、仕事に対する情熱を強く感じました。
暮らしについて
神山での暮らしは、豊かすぎる自然と温かい住人に支えられ、素朴ながらもとても刺激的な生活でした。
神山町がどのくらい自然に囲まれているかといいますと、オフィスや宿泊施設は当たり前のように、山と畑に囲まれています。
そのため、真夏でも都会のアスファルトの焼けるような嫌な暑さがなく、過ごしやすかったと感じました。
神山オフィスの自然度が一味違うエピソードがあります。
ある日の夜オフィスで作業をしていると、床に小さく黒いものがカサカサっと移動し、高速で物陰に隠れるのを見てしまいました。
わたしは虫が正直苦手ですが、見て見ぬ振りもできず勇気を出して捕獲することに。
しかしそれは、なんと沢ガニでした。
沢ガニ
興奮して素手で掴みかかり、手の肉を挟まれながらも無事捕獲。
「見たらびっくりするだろう」と思い、さっそく宿泊棟にいる浅沼さんに見せに行きました。
私「オフィスで沢ガニ獲れましたー!」
浅「カニくらいでますよw」
あんまり驚いてくれませんでした。
地域が違うだけでこんなに価値観が違うのかと思った出来事でした。
温かい神山町の住人の皆さん
神山の人々は都会の感覚ではびっくりするほど、町内での他人との距離感が近いです。
とにかく、神山オフィスの社員さんをはじめ、まちゆく人の「いい人の確率」が異常に高いのです。
たとえば、サテライトワーク中の自分は、オフィスの近くのスーパーでランチを買って出社するのが日課でした。
帰り際店員さんが「ありがとうございました」とおっしゃってくださっていたのですが、2度、3度と通うようになると「いってらっしゃい」と言ってくれるようになっていました。
そのとき、ここは本当に素敵な町だとおもいました。
病院に行けば先生の感受性が豊かだったり、近所の方がおすそ分けでエビの素揚げを持ってきてくださったりと、神山町の人々は繋がりを大切にし、他人への純粋な興味を持って接してくれる感があるのです。
神山メンバーとのBBQ
本当に魅力的な人達が多い町だと感じました。
このように、サテライトワーク中の神山町での生活は、豊かな自然と人々に囲まれた素晴らしい体験となりました。
仕事の面でも、生活の面でも多くの気付きがあり、素朴ながら退屈のない魅力のたくさん詰まった場所でした。
まだ語り足りないのですが、続きは高島さんにお願いしたいと思います!
神山での暮らしと遊び
▶高島 亮(たかしま りょう)
ここからは高島が担当します。
今回僕がお話することは、神山での暮らしと遊びについてです。
正直言うと最初サテライトワークが決まったときは「2週間長いな〜」と思ってました。
2週間、新人3人で24時間ほぼ同じ行動するって学生のときみたいな懐かしい気持ちになるんだろうなと。
神山での食
神山では7/3 ~ 7/10まではピンクハウス(←通称名。ピンク色の建物なのでそう呼ばれています。モノサスの宿泊所のひとつ)、
7/10 ~ 7/16までを宿泊棟(長屋の一角の宿泊施設)で過ごしました。
最初の1週間はみんな料理ができるということで、朝夜は「自炊してみよう」みたいな流れになり、山を降りてスーパーに1週間分の食材を買い込みました。(近くにスーパーあったのに…。)
初日は松本さん、2日目は浅沼さん、3日目は高島が。いつの間にか当番制になりそれぞれ作りたいもの、食べたいものをリクエストし合って作っていました。
旨い。上手い。美味すぎる。
2週目に宿泊棟に移ってからは自炊はやめて、近くのスーパーでカップラーメンやパンなどを買ってオフィスでいただいてました。
(食材を使いきれる自信がなかったため)
お昼は神山メンバーの先輩方が色々なお店に連れて行ってくださいました。
神山について質問したり、仕事のことやプライベートのことについて相談したりなど、楽しいひとときを過ごせました。
<行ったお店>
観光
平日にNPO法人グリーンバレーの方に神山を車で案内していただ、1時間半かけて色々見させていただきました。
伺ったSHIZQ(神山杉を使ったプロダクトを作り、川の水を守るプロジェクト)ではお茶をいただきました。(コップが軽い!)
<行ったところ>
土日の休日は徳島観光 + 香川にうどんを食べに行きました。
鳴門大橋は行ったものの天気が曇りで先が全く見えませんでした。(いつかリベンジしたい)
渦潮は遠くからでしたが少しだけ見れた気がします。
大釜の滝は神山からは遠いものの行ってよかったなと思いました!
迫力がすごかったです。
雨乞いの滝は神山から一番近い滝で観光客の方が大勢いました。ただ登山が大変なので行くときには万全の準備をおすすめします。
(下山時、2回コケました笑)
個人的に今回の研修で一番行きたかったのは香川でした。
Unit定例で「香川のうどんってどこが美味しいですか?」と質問したところ
「うどんバカ一代が美味しいよ」と教えて頂いたので行ってきました。
BBQ
7/11に神山メンバーとフードハブの方と一緒にBBQを行いました。
夕方から始めたのですが、天気が良すぎて外はサウナ状態、みんな中で涼みながら肉を食べてました。
夜になるとみんな外に出てきてたき火を中心に椅子で囲み、余韻に浸ったりしてました。
お酒も入りつつでただただ楽しかったです。(写真撮るの忘れました;;)
環境が変わったことにより疲れが結構溜まってきたなと感じたときに近くに神山温泉があるということで行ってきました。
2週間滞在で2回ほどお世話になりました。
露天風呂やサウナもあり、だいぶリラックスできました。
GAME
最近モノサスではAmong Usが流行っており、就業後に神山オフィスの2階で神山のメンバーと練習してからオンラインに切り替え、モノサスメンバー14人でやりました。
対面でやるAmongUsも他の人の反応が見れて面白かったですw
”仕事はキッチリやって遊ぶときは全力で遊ぶ”がちゃんとできてるな感じました。
※Among Usやりたい方絶賛募集中です!!!
神山で7/3 ~ 7/16まで過ごしてみて、
最初はどうなるだろうな〜と思っていましたが、
実際は
- 楽しすぎる
- みんな料理できる強み
- 深夜までみんなで勉強
- 神山の自然に癒やされた
- 人との触れ合いが心地いい
もしまたサテライトワークできる機会があったらしたいなーと思います。
それでは。
神山合宿をやってみて
▶浅沼 洵平(あさぬま じゅんぺい)
冒頭でもお話しした通り、今回の研修は自分が言い出しっぺだったので、みんなが楽しめなかったらどうしようとか、
問題が発生したらどうしようかなって3%くらい思ってました。
って全然心配はしてなかったんですが、実際にいろんなことがうまく行ってすごく楽しくて、神山のモノサスのメンバーとも交流ができましたし、同期3人とも交流ができて本当にいい時間が過ごせたと思いました。
リモートワーク中心でモノサスのメンバーとの交流の仕方が分からなかった中、こういった新人の呼びかけに答えてくれる本部の方々や快く研修の後押しをしてくれたユニットリーダーや自分たちが訪れている間、なるべく出社したり、交流するイベントを考えてくれた神山のメンバーのみなさん。
本当にありがとうございました。
この研修を通じて、モノサスには、やりたいことを後押ししてくれるメンバーがこんなにもたくさん集まっているんだなぁと実感しました。
なのでまた、来年もクワガタ取りに神山に行けたらなと思う浅沼でした。
(2021/9/6 ものさすサイトに掲載)