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モノサスでは自分たちのWebサイトにスタッフが交代でコラムを書いています。
今回はその中から、フードハブ・プロジェクトの「かまパン」をご紹介します。
毎週木曜の代々木オフィスは、ちょっぴりソワソワ。この日を楽しみにしているメンバーも少なくありません。その理由は、徳島県神山町から届く「かまパン」。フードハブ・プロジェクトが手がけるとびきり美味しいパンが、週に1度とどく日なのです。
「地産地食|Farm Local, Eat Local.」を掲げるフードハブが、かまパン&ストアをオープンしたのは、約一年前。すばらしいキャリアを持つ2人のパン職人が生み出した「神山のパン」は、特別な日に食べるよそゆきのパンじゃなくて、生活に根ざした日常のパン。毎日食べてもあきない、ご飯のような美味しさを持っています。
そんなパンを代々木でも食べたい!という声に応えてスタートしたのが「ものさすパンの日」。週に一度、かまパン係の大村からパンの到着がアナウンスされると、社内中からパンを求める人たちがワラワラと集まってきます。
神山から届くのは、定番の食パン、季節のローフ、あんパンやメロンパンなどのおやつパン。なかには、毎週欠かさず買い求める熱烈リピーターのメンバーもあらわれ、すっかり私たちの「日常」になっています。
そこで「私たちの かまパン生活」と題して、メンバー達の “かまパン生活” を紹介しながら、私たちの大好きな「かまパン」の魅力について、たっぷりお伝えしたいと思います。
第1回は「食パン」。
もっちりずっしり定番の「食パン」と、ソフトな食感が人気の「超やわソフト」をご紹介します。
もっちり、ずっしり「食パン」
食パン 300円(税抜き)
まずは、大定番の「食パン」から。
もっちり、ずっしり、たまにすっぱい、がキーワード。熱湯でこねた生地を使うから「もっちり」、ふつうの食パンより生地の量が多いから「ずっしり」。そして神山で育てられた自家培養発酵種を使うので「たまにすっぱい」のだそう。
この自家培養発酵種は、一般的には「天然酵母」といわれるもの。レーズンと小麦から作られたその「種」を、かまパンの工房で育てて継いでいるのだとか。工房で育てる=神山の空気中に生きる乳酸菌や酵母が入る=神山でしか作ることができない味の“素”になる、ということなんですね。なるほどなるほど…
そんな食パンをこよなく愛する常連メンバーに、お気に入りの食べ方や、食パンのココが好き!を聞いてみました。
私にとって「世界一の朝食」!
(山中 裕美)
物心ついた時から朝はパン派です。
朝・昼はしっかり食べて、夜はあまり食べない私にとって朝食は重要です。そして、小食の私には、食事のボリュームは更に重要です。市販の食パン1枚だと物足りない、でも何か乗せると腹十分を超えてしまう。その点、かまパンの食パンは…
- 5枚切りにした1枚のボリューム感がちょうどいい。
- 何もつけず少し焼いただけで美味しい!
- バターをつけるとそれもまた美味しい!
もうこの食パン以外の朝食は考えられません!世界一の朝食です。
わが家の愛犬も激しく同意です。
ちょっと贅沢な食パン、家族も大ファンです
(大久保 千賀子)
これまでは毎週100円台の食パンを食べていたので、大久保家にとってはちょっと贅沢な食パン。だから美味しく食べたい!と、あれこれ試しました。
その結果、一番人気は…
玉ねぎのスライスとシーチキンをマジックソルトとマヨネーズで和えて食パンに乗せて、挽きたての黒コショウをかけ、最後に溶けるチーズを乗せてこんがりと焼いて食べること。
これなら、食べ盛りの息子たちも大満足!あっという間にたいらげます。
一緒に住む義母、姪っ子たちもかまパンの大ファンで、買って帰ったその日に無くなることも。嬉しいやら、悲しいやら。
来週の「パンの日」が今から待ち遠しいです!
これまでで一番身近なパンライフ
(榛葉 真透)
おいしいパンに目がなく、これまでに住んだ街や職場の近くに、必ずお気に入りのパン屋を見つけ、足繁く通うパンライフをおくってきました。メンバー紹介にもあったように、モノサス面接の日も下北沢にある友人の営むお気に入りのパン屋へ寄って気分を上げてから挑むなど、パンは私の日常に切っても切り離せないもの。
そんなパン好きが功を奏してか、気がつけば昨年の「ものさすパンの日・購入金額 第1位」という栄誉?に。毎週木曜のパンの日には、パンが並ぶやいなや 3〜4種類は購入し、食パン以外はそのまま夕方のおやつ、そして食パンは翌日の朝食か土曜の昼食にしています。
これまでのパンライフでたどり着いた一番シンプルな食べ方、トーストしバターといちごジャムをサンドするか、オリーブオイルと簡単な野菜やチーズをサンドして楽しんでいます。
次に出てくる新商品への期待を胸に、私のかまパンライフは続いていくことだろう。
飲める食パン!「超やわソフト」
超やわソフト 500円(税抜き)
続いての食パンは「超やわソフト」。
先ほどの「ずっしり、もっちり」食パンとは、真逆の魅力にあふれた食パンです。触れただけでわかるふんわり感。水の代わりに淡路島牛乳を100%使っているのがポイントだそう。じっくり低温で焼き上げているから、ふわふわ、ふんわり。牛乳のやさしくて甘い香りに包まれて、幸せな気持ちになるソフトな食パンです。
キャッチフレーズは、“やわらかすぎて飲める食パン”。通常の食パンよりちょっとお高めですが、好きな人にはたまらない一品。「超やわ」ファンにその魅力を聞いてみました。
カリっモチっ、バウラー至福のひととき
(大藪 博幸)
そのままでも充分おいしい「超やわソフト」ですが、僕はあえて、バウルー(直火焼きホットサンドメーカー)を活用。バウラーの僕は、かまパンもバウルーしちゃいます!
おすすめはチーズハムサンド。超やわソフトをバウルーで焼くと、外はカリカリ、中はモチっと仕上がってメチャクチャ美味しいです。普通の食パンでも美味しいと思うんですけど、このモチっと感が抜群なのは「超やわ」ならではのような気がします。
バウルーで焼いたホットサンドに、サラダとスクランブルエッグをそえると、休日のブランチが完成。これだけで大満足でゴキゲンな1日が過ごせます。
他にもコロッケサンドやツナマヨサンドなど、思いついたものは色々やってみましたが、意外と何でも合いますね。今度はシナモンアップルサンドも作ってみようと思ってます。(コレ、絶対美味しいですよね)
「超やわ」×「バウルー」最強です!
かまパン職人、笹川さんにも聞いてみました
最後に、かまパン職人の笹川さんに「イチ押しの食べ方」を聞いてみました。
かまパン&ストア、パン製造責任者の笹川です。
私がオススメする食パンの食べ方をご紹介します。
食パンにバターやハチミツも美味しいですが、
今回はちょっと一手間加えて、満足度を上げる食べ方です。
1.クロックマダム風(4枚切り1枚)
パンにホワイトソース、ハムを挟んで更に目玉焼きを乗せて食べる、フレンチカフェスタイルのクロックマダム。そんなに時間がない〜という方にはスライスしたパンに卵を落とし、ベーコン、チーズをたっぷりかけてオーブン(200℃)で10分。半熟たまごが食欲をそそります。
2.グラタンパン(一斤分、もしくは半斤)
食パンの中身をくり抜き、ピザソース、リーフ、ベーコン、チーズ、パン生地の順に重ね ていきます。(お好きな具材で!)それを3回繰り返してオーブン(200℃)で15分。
パーティーやがっつり食べたい人向けのパンです。
いかがでしたか?
今回は、ひと手間加えることで美味しい食パンをさらに美味しくする食べ方のご紹介でした。休日の朝に温かいコーヒーと一緒にぜひどうぞ!
私たちの大好きな「かまパン」。特別じゃない日常のパンだけど、その味わいは特別。この美味しさ、実際に味わっていただきたい…いざ神山へ!といいたいところですが、なかなかむずかしいのも現実。
そこで、かまパンをお取り寄せしたい!という声に応えて、フードハブのオンラインショップでも取扱いがスタートしています。今はまだ食パンなど種類が限られていますが、これからどんどん増えていく予定だそう。ぜひ、私たちの大好きな「神山の日常のパン」を味わってみてください。
(2018/2/1 ものさすサイトに掲載)