mmjエンジニアの一人、亀田はアジャイル開発やファシリテーションについて、自ら積極的に取り組んでいます。
先日、ミーティングの交通整理をしてくれるファシリテータがいると議論がとてもやりやすいことを体験して価値を感じました。
今この記事を書いている私はデザイナーなのですが、実際にデザイナチーム3名でミーティングをしていた際に議論が迷子になっているのをみて、急遽亀田がファシリテータとして入ってくれたことがありました。
当事者同士で話していると、どんどん話が脇道にそれたり、何の話か見失ったりするところを、がしがしと軌道修正してくれます。具体的には、議論の目的は何だったのかを何度もリマインドし、その目的に向けて論理的に話の順序を整理してくれます。
通常のミーティングではチームメンバーがミーティングの司会をする事が普通かなと思っていました。
メンバーがファシリテータを兼ねようとすると難しいのは、議論に熱中してしまって時間を忘れる問題もありますが、自分の論を推し進めようとしてるだけになったり、相手の話も聞かないと…、など妙な気遣いや遠慮が生まれるという部分もある気がしました。
その点ファシリテータが別にいると、議論自体には参加しないので、妙な遠慮もなくやってくれます。
先が見えにくく難しい議論ほど、ファシリテータの重要性が活きるなと感じました。
どこで軌道を修正すべきなのか、何をまとめて、ホワイトボードに書き出すべきなのか、結構センスが必要な仕事のように思います。ファシリテーション奥深いですね。
こんなふうに自発的に仕事の仕方を工夫する取り組みは、とても素敵だと思います。
自分の業務だけの効率化ではなく、プロジェクトみんなが幸せになる取り組みを、もっとできるとよいなと思います。