リモートワークスタッフが多く、離れた拠点間で仕事をすることが多いmmjチームですが、今週はフルリモートスタッフ&東京オフィス勤務スタッフ、さらには来年入社予定の方まで、京都オフィスに大集合しています。
入社後初めて出社を経験したスタッフ、数年ぶりに顔を合わせるスタッフなど色々で、オフィスがとっても賑やかです。
目的は直接顔を合わせてプロジェクトふりかえりや今後の相談。
この機会にたくさんコミュニケーションできるとよいなと思います!
さてそんな中、今回の集まりにピッタリなテーマ「良いチームワークとはなにか?」の発表タイムがありました。プレゼンターは、ベトナムオフィスで現地向けサービスの戦略&グロースの責任者をしているスタッフ今村です。彼自身、良いチームワークを作るために何をしたらよいのか何が問題なのかを日々悩み、仮説を立てながらベトナム人エンジニアと共に試行錯誤しています。
良いチームワークとは?
新規サービス開発のように、不確かさが大きく正解がどこにあるのかわからない問題を扱う場合、失敗を恐れずに細かく失敗して素早く学んでいく必要があること。その時にチームが失敗を恐れたり、チームとしてうまく機能をしていないと失敗するリスクが高いこと。そしてチームが心理的に安全であるときに高いパフォーマンスが発揮されるらしいことなど。
失敗は基本的には誰だってしたくないし怖いもの。それを恐れずにチームでうまく失敗するために必要な「心理的安全」に関して、内容の一部をすこしだけご紹介します。
議論で心理的安全を保つためにしてはいけないこと
- 感情・偏見に基づくジャッジをしない
- 他人の内心を勝手に想像しない
- 嘲笑しない
- 怒らない
- 大きな声を出さない(威嚇しない)
- 話を遮らない
心理的安全を保つためにすべきこと
- 事実・共通ゴールに基づく発言をする
- 他人の行動にのみ言及する
- 意見が食い違う場合はどこにその食い違いの根本原因があるかを探る
- 自分の弱みについて率直に話す
- 均等な発言機会
- 共感能力(目を見て感情を読み取る能力)
意外と難しい
読めばどれも当たり前のことのようにも見えますが、実際にはさまざまな理由から、議論やミーティングで心理的安全が脅かされていると思い当たります。(人間だもの)
チームメンバーを信頼して、チームへの貢献意識をみんなが持つこと。心理的安全を脅かす行動は悪であるという認識をもつこと。こういった社内文化やマインドセットは一朝一夕で出来上がるものではありません。実践を通じて繰り返していくことで、体得していくものなのかなと思います。
上で紹介した内容は一部だけですが、囚人のジレンマ話や、アジア特有の和を重んじる文化とアジャイルとの相性など、他にも色々と興味深い内容でした。チームワークにかかわる話を全員で聞けたのはよかったです!
▼発表のスライドはこちら
https://speakerdeck.com/mmj_study_group/timuwakututehe
フラットでパフォーマンスの高いチーム開発に興味のあるエンジニアさん。
ぜひ一度mmjの様子を覗いてみてください。またはリモートでもmmjエンジニアと話をしてみて雰囲気を感じてみてください。
少人数ならではの柔軟さとダイナミックさを共に楽しみましょう!
ご連絡お待ちしています。