アジャイル開発で使われる見積りの技法に「プランニングポーカー」という、カードゲームのようなものがあります。
これが(ゲームほどではないものの)本当にまぁまぁ楽しそう。
「見積り=辛い、重い」という楽しくなさを軽減してくれそう。
mmjでも再度導入していこう、という取り組みです。
使い方としては、チームに参加するエンジニアが、見積の規模を書いたカードを持ち(具体的な工数ではなくて規模感)ある機能に対して「せーのーで」で各自が考えた見積り想定を出して、もしもそこに大きく差があれば、何故なのか質問したり話し合ったりすることで、見積り精度を上げる・想定漏れをなくす、仕様理解を深めるなどの効果が期待できる便利なツールです。
このカード数年前からオフィスにあったもののあまり活用されておらず、最近はまた新しいメンバーが増えてきたこともあり、再度導入してみようか!という事になっています。
先日、一つの開発チームが試しに導入してみて「なかなか良かった!」という実感がありました。
プランニングポーカーを実務で取り入れている方のブログによると↓
http://appresso.hatenablog.com/entry/2016/08/03/181355
見積精度を上げること以上に、
・見積りという"作業“が皆でワイワイ楽しむ”ゲーム“になる
・全員の「参加感」が凄い
・ヒアリングしなくても情報が自然に集まってくる
などと書かれていて、
見積業務って、とにかく楽しくなくて、退屈で。
しかも責任重大な作業の代表格だと思います。
そしてまた、見積をチェックする立場の人にとっても
いちいち仕様を確認しながら大量の数字をザーッと洗い出すのは、ものすごく重労働。
それがライブで、しかもワイワイとできるのは画期的だなぁ。と思います。
人気のペアプログラミングの見積り版。というイメージを持ちました。
(私はデザイナーで今までプランニングポーカーのことを知らなかったのですが、エンジニア界ではすでに常識だったらすみません。でもデザイナーでもあらゆる見積もりが必要な職種で活用できそう!)
仕事を効率化するだけでなく、楽しくする仕組みを
mmjでは取り入れていきたいなと思います。
さてさて、上手く活用していけそうか、まずはお試しから。
自分たちの手で、少しづつ働く環境を良くしていけるといいです。
mmjでは、一緒に楽しみながら環境を変えていってくれる仲間を募集しています。