裏方として大型商業施設を支えること。ご出店者とお客さまの架け橋としてのやりがいとは

【裏方】劇場用語で、舞台の成功のために大道具・小道具・衣装・音響・照明などを手がける人を指す言葉。
舞台の引き幕を境に、観客からは見えない立ち位置で誰よりも表舞台のことを考えて動く人々を、私たちは【裏方】と呼び、知らず知らずのうちに彼らに助けられています。

想像よりもずっと「裏方」だった商業マネジメントの世界。豪雪地帯の北陸でアウトレットを運営する魅力

「裏方の表現がはまるのが、私達かもしれない」そう話すのは、三井アウトレットパーク北陸小矢部で運営管理業務に携わる横倉。

三井不動産グループが手がける大型商業施設のうち、約70施設の運営管理業務を担っているのが、三井不動産商業マネジメント株式会社（以下　三井不動産商業マネジメント）です。

横倉「前職では、広告代理店で主にアパレル企業の販売促進やPRを担当していました。その業務の一貫で、商業施設でのイベント運営に関わることがあって、商業マネジメントに興味を持ちました。

前職も楽しかったのですが、そこで知った商業マネジメント業界への興味が強く、『ここだ！』と感じて三井不動産商業マネジメントに転職を決意したんです。

実際に働いてみると、毎日すごく楽しさを感じてはいるのですが、入社前に想像していたよりも、はるかに『裏方』の仕事だなとも思いますね」

買い物やレジャーを目的に施設へ訪れるお客さま、出店していただいている各ご出店者。その両方の満足度を高く保ち、かつ、施設そのものを安全に快適に運営するのが横倉が担っている仕事です。

横倉「三井アウトレットパーク北陸小矢部は、ほかのアウトレットモールと比べると異なる点がいくつかあります。

まず、北陸地方でのアウトレットモールはこの施設が初だったということ。お客さまもアウトレットモールがこれまで身近な存在ではなかったので、この業態に慣れてもらえるまでにしばらく時間がかかっていたように思います。

そして二つ目が、豪雪地帯であるということ。三井アウトレットパーク北陸小矢部は、多くのアウトレットモールとは異なり、雪の中でも快適に過ごしてもらえるよう、室内で過ごせるインモール型なんです。

今年のように大雪が続いた場合には、お客さま・スタッフ一人ひとりがケガなく安全に過ごせるよう細心の注意が必要です。出勤後に行なう最初の業務に、除雪・安全チェックもあるので、他施設と比べると違った意味での大変さや難しさもあるかもしれません」

施設管理のみならず、イベント企画や運営までをも担当する

各ご出店者や施設全体での売上向上のために必要なことは、施設管理だけには留まりません。施設への集客を行なうためのイベント考案や、実際にイベントを運営するのも大切な仕事です。

横倉「施設で実施するイベントには、三井アウトレットパーク全施設で足並みを揃えて行うセールをはじめとした大型イベントと、施設ごとに行う独自イベントの2種類があります。

とくに、施設ごとでイベントを行う際には、施設ごとの立地や客層はもちろん、お客さまやご出店者のニーズなどを合わせてイベントの企画を行っています。売上や集客数、お客さまの笑顔など、さまざまな評価軸はあるものの、結果が明確にわかってしまうのがイベントの特性。頭をひねっていろいろな企画を日々考えています。

これまで三井アウトレットパーク北陸小矢部では、施設の外壁を巨大なキャンバスに見立てた『デジタル掛け軸』、焚き火ラウンジを設置しての本格的なBBQなど、買い物を目的としたお客さま以外の来館も視野に入れて、敷地を生かしたイベントを多数企画してきました」

お客さまのみに焦点を絞ることなく、各店舗スタッフの方々に気持ちよく働いてもらうのも横倉の大切な仕事です。

横倉「三井アウトレットパーク北陸小矢部は、クリスマスや新年などイベント時は、少し早く出勤して店舗スタッフの方々に温かい飲み物やお菓子を配るようなことも積極的に行っています。

他にも、三井アウトレットパーク北陸小矢部では、各店舗スタッフの方がいきいき働けることを目指し、他店舗スタッフと交流出来る『懇親会』や、接客スキルを磨くために多くのご出店者に参加いただいている、『接客ロールプレイングコンテスト』なども実施しています」

このように、一見すると地味な業務に捉えられがちな裏方の仕事。しかし、仕事を続けていく中で得られることややりがいも大きいと、横倉は語ります。

横倉「僕らには、一人ひとりモール内で担当する店舗があります。店舗ごとに情報を共有しながら売上向上のための話し合いやイベントの企画を行なっているんです。その上で、店舗担当だけでなく、施設全体の販売促進や運営管理などの業務を任されているので、身につくスキルは多岐に渡っています。

そして、施設を運営する上ではお客さまが笑顔で過ごしてくださる姿や、ご出店者からいただく『ありがとう』の声が、一番のやりがいです」

三井アウトレットパーク北陸小矢部各店舗スタッフとして働く上での嬉しいポイント

●従業員特典 従業員証の提示で、館内でのお買物やお食事がお得になったり、限定のサービスが受けられます。

●従業員休憩室 従業員休憩室ではWi-Fiを完備、さらに休憩室のWi-Fiで人気雑誌（電子書籍）が無料で読み放題のサービスをご用意しています。

●従業員向け研修 店舗スタッフの方々のスキルアップにつなげていただける研修をご用意。「学びたい」という意欲に合わせて、楽しく学びながらスキルアップができます。

▼「三井アウトレットパーク北陸小矢部で働く！」特集はこちら

三井アウトレットパークで働く！〜富山県小矢部編〜

三井アウトレットパークでの募集を集めました。お気に入りのブランドに囲まれて働いたり、沢山のお客様の笑顔と出会えるアウトレットパークならではの働き方を見つけてみませんか？

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都心からもアクセス良好。レジャーにも人気のエリア「木更津」でアウトレットが成長する姿

三井アウトレットパーク木更津で働く長谷部。彼は働く魅力を、挑戦できる環境にあると語ります。

長谷部「僕は、前職で百貨店に勤めていたので、ある程度裏方としての仕事に対する理解がありました。ただ、必ずしも商業施設運営の経験が必要なわけではありません。現在一緒に働くメンバーは、ディーラーやテーマパークなど、経験してきた職種はさまざま。これまでに培った多様なスキルや知識を活かしてみんな個々に力をつけながら働いています。

三井不動産商業マネジメントで働くなかで強く感じたのは、年齢が若くてもいろいろなことにチャレンジできる点。施設ごとに任された独自のイベントの企画は一番の例ですね。

これまでには、約250店舗という豊富な店舗が揃う三井アウトレットパーク木更津の特徴を活かして、施設内のメインストリートで、大掛かりなファッションショーを開催したこともあります。ほかにも、広大な駐車場を活かし、キッチンカーを並べて寝そべったりくつろいだりできるスペースをつくる、なんてことも行いましたね。比較的自由にいろいろな挑戦をさせてもらえるので、学べることが多いなと感じています」

各地にある三井アウトレットパークのなかでも、店舗数が多い木更津。ラグジュアリーブランドからスポーツブランドまで余すところなくブランドが揃っているのが魅力です。

また、都心からもアクセスしやすい立地であること、周囲にレジャースポットが多いこともあって、“ついでに”“せっかくだから”と足を運ぶお客さまが多いのも特徴です。

長谷部「三井アウトレットパーク木更津に訪れるお客さまの中には、買い物を目的としていない方もいらっしゃいます。そういったお客さまにも、どのように楽しんでいただくのかが施設を運営する上で日々考え続けている点です。

社員はそれぞれ各店舗を担当し、日々情報交換をしながら『どうしたら買い物を楽しんでもらえるのか』と話し合っています。実際に店頭に立っている方だからこそ気がつけるポイントもあるので、学びが多いです」

運営間のみならず、三井不動産商業マネジメントの本部や、他エリアの「三井アウトレットパーク」や「ららぽーと施設」なども含めて横のつながりが多いのも三井不動産グループの特徴。活発な情報交換は、グループ全体で日々行われています。

長谷部「各施設や本部とは積極的に意見・情報を交換しているので、企画に困った際にもアイデアに繋がる情報をもらうことができます。過去に開催したイベントで盛り上がったものにはどんな案が組み込まれていたのかといったことは、本来なかなか耳にする機会がないので助かっています。

また、職場内も非常に風通しが良い雰囲気なので、若手だとしても意見を言いやすい環境ですよ。

お客さまの喜ぶ姿や、ご出店者のやる気に満ち溢れた姿、それらすべてが僕らのやりがいなので、日々みんなに喜んでもらえるよう業務に取り組んでいます」例えば、店舗スタッフの方々に喜んでいただける企画として「懇親パーティ」などがあります。「懇親パーティ」は、慰労目的と他店舗スタッフと交流できる機会の提供として「豪華賞品が当たる抽選会」などのイベントも企画し開催しています。

表舞台のキラキラした姿とは裏腹に、淡々としており一見地味な裏方の仕事。しかし、裏方だからこそ経験できるスケールの大きさとやりがいが、三井不動産商業マネジメントならではの魅力なのです。

「時を経るとともに愛される施設へ向けて。」
僕らは、お客さまとご出店者の笑顔のために、今日もまた【裏方】であり続けます。