三菱自動車は、世界160ヵ国以上の地域で販売を展開しており、売上比率の90%が海外となります。また、三菱自動車ならではのやりがいとして、一人ひとりが担う仕事の範囲が広く、少数精鋭で若いうちから大きな仕事にチャレンジできる環境があります。
今回は、入社9年目で海外駐在となり、フィリピンにある主に自動車の製造、販売をしているMMPC(Mitsubishi Motors Philippines Corporation)で活躍している山口さんに、成長の手応えや仕事のやりがい等を、レポートしてもらいました!
Yamaguchi Hisanori ◆CAREER◆
2008年4月 新卒入社 新人研修後、海外業務部 日本出し完成車グループに配属【日本生産車両の受注業務及び出荷手配を担当】
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2011年4月 国内販売会社へ出向 関東三菱自動車(当時)岡谷店にて一般顧客向けの営業を担当
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2013年5月 海外業務部 完成車輸出業務グループに帰任
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2013年10月 海外営業 豪州・ニュージーランド部に異動【両国の商品計画や子会社管理を担当】
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2015年3月~4月 豪州長期出張【豪州に2か月間滞在し、現地子会社のオペレーションを学ぶ】
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2017年10月 Mitsubishi Motors Philippines Corporationへ休職派遣【マーケティング部門全体のコーディネーションを担当】
Q1 今までの仕事内容と、現在の仕事内容を教えてください。
入社後3年間は、田町本社にて日本生産車両(完成車)の受注業務及び出荷手配を担当しました。位置づけとしては、海外営業と生産部門の間に入るイメージです。その後2年間は、長野県にある販売店に営業スタッフとして出向。お客様と日々接し、販売の現場を経験しました。帰任後、海外営業 豪州・ニュージーランド部に異動となり、両国の商品計画や価格設定、子会社管理を担当。豪州へ2か月間の長期出張にも行き、現地ディストリビューターの業務を学ぶ機会もありました。ここフィリピンでは、新型車の立ち上げや、セールスプラニング(販売戦略)に携わり、現在はマーケティング部門の全体コーディネーションを主に担当しています。
◆ある一日のスケジュール
7:00 出勤/始業
7:00- 8:00 実務的な作業(資料作成や分析)
8:00- 8:15 グループリーダーとタスクの認識合わせ
8:15-10:00 他部門も含めた業務フォローと進捗管理 (社内を歩いて回る)
10:00-12:00 サプライヤとの打合せ (システム開発プロジェクト)
12:00-12:40 昼休み
12:40-14:00 実務的な作業 (資料作成や分析)
14:00-15:00 グループでの打合せ (タスクフォローと情報共有)
15:00-15:30 上司への進捗報告と方針確認
15:30-16:30 メールチェックとフォロー、翌日の準備、片付け
16:30 退社
18:30- 家族との時間 (帰宅時間は渋滞によって大きく左右される)
Q2 今までの仕事が現在の駐在での業務に生きていることは何かありますか?
入社してから今までの仕事は、新入社員研修含めて全てつながっており、役に立っていると思います。分かり易いのは、国内の販売店への出向です。フィリピンで販売店を訪問する際、自身の経験をベンチマークにしてヒアリングできるので、営業活動について点ではなく線で理解できます。1台売ることの大変さも身をもって理解していますので、営業スタッフと会話していてその苦悩が分かりますし、サポートしたいという気持ちになります。豪州への長期出張も、まさに当時学んだことをセールスプラニングで実践し、経験が活きたと感じています。分かり易い経験だけを書きましたが、今まで時間を費やしてきた実務は、基本的に全て役立っていると思います。
Q3 フィリピンでの駐在経験から学んだこと、自分の中の変化は何かありますか?
海外での勤務経験から学んだことは、基本的なことではありますが、謙虚な姿勢であることです。本社では中々経験できない販売現場に最も近い場所での業務を、幅広く、時には深く、しかも海外で担当することになります。当然といえば当然ですが、分からないことだらけで、自身の無力さを痛感させられます。いかに分からないことを素直に質問して理解を深めていくか、そして周りの知識と経験のある人達を巻き込んで業務を進めるかがカギになってきます。その為には、謙虚な姿勢を保つ必要があります。
(写真下:会社の入り口)
Q4 休日の過ごし方を教えてください。
週末は主に家族と過ごしています。買出しに出かけたり、子供を連れて散歩したりです。家の近所で色んな国籍の人達に混じってフットサルしたり、会社の先輩方とゴルフしたりもします。フィリピンにはリゾート地が沢山ありますので、連休は家族で国内旅行することが多いです。仕事とは切り離して、フィリピンでの生活を満喫するよう心掛けています。
Q5 最後に、当社を目指す方にメッセージをお願いします!
当社は競合と比較すると会社としての規模は小さいですが、一方で一人一人の業務範囲は逆に広いと感じています。大変な時もありますが、同時に様々なことを学べるので、私自身これをとてもポジティブに捉えています。若手が新規プロジェクトに参加できる機会も多くあり、当社には入社年次に関係なく、自身のスキルアップに繋がるチャンスが数多くあります。入社してすぐからバリバリ働いて力をつけたい方、細分化された業務範囲ではなく、より理解が深まる広い範囲の業務を担当したい方、ぜひ一緒に働きましょう!