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OKRに取り組んだ半年間を振り返ってみた

MiddleField株式会社 HRチームの黒田です。


12月に入り急激に寒くなりましたね。今朝の東京はあられのようなものが降ってきたので驚きました。

さて、当社では6月から、成長している企業の殆どが行なっていると言われている、そしてメルカリさんやGoogleさんが行なっていることが報道され、再注目された「OKR」を導入し半年間運用してきました。11月末で2回目のOKRが終了しましたので、一度、振り返ってみたいと思います。


OKRとは


OKRとは、目標の設定管理方法の一つでObjectives and Key Results(目標と主要な結果)の略称です。OKRの主な特徴は従来の計画方法に比べて高い頻度で設定、追跡、再評価することです。

またOKRの目的は、すべてのメンバーが同じ方向を向いて、明確な優先順位を持ち、一定のペースで計画を進行することとされています。

OKRは一つのO(目標)に3〜4つのKR(主要な結果)を設定します。

O(目標)の特徴はシンプルで覚えやすく、基本的に定量的な指標は入れず定性的なものでよいとされ、チームのモチベーションを高めるような挑戦しがいのあるものと定義されています。

KR(主要な結果)は、O(目標)への進捗を図るための具体的な指標を意味し、定量的な指標、つまり数値的に測れることが必要です。このKRの達成基準は5段階で評価されます。3ヶ月後の成果として、現状と変わらなかったが「1」、少し頑張って「2」、めちゃくちゃ頑張って「3」、自慢できるくらいに頑張って「4」、奇跡が起こって「5」となります(笑)。「5」に対して60〜70%の達成度となる「3」の達成でOKR成功とみなしています。




MiddleFieldのOKR運用方法


当社の今回のOKRはまず、経営陣が会社のOKRとそれに紐づくかたちでチームのOKRを決め、各チームに落としており、それを私たちが3ヶ月間追っていきました。

運用方法としては、週に一度行われる各チームのチェックインミーティングと毎週金曜日に行われるウィンセッションで各チームの進捗等を確認しています。

チェックインミーティングは、前週の結果報告と今週の戦略を話し合い決める会、ウィンセッションは、1週間の成果を称賛し合う会です。ここでは、その週行った取材の様子やコードなどを、毎回各チームアニメーションや写真、ムービーを駆使したおもしろいスライドを作成し発表しています。「称賛し合う場」なので、合いの手や音楽もかけて盛り上げています。


OKRのミーティングの様子


6ヶ月やってみて


OKRを6ヶ月間取り組み、なかなかうまくいかないこともありましたが、一つの目標に注力でき最善でやるべきこと、やらなくていいことを明確にすることができるOKRで、私自身たくさんの気づきや学びがありました。

取り組んでいて一番の反省点はOを追わなくてはならないOKRでKRばかりを重視し、数値を取る方法ばかりを考えていました。なので、目的から考えて何回やったらその目標が達成できるのかという考えではなく、この回数やったらKRが達成できるからこうしようという考え方をしていました。でも、それだとKRがOとなってしまい、何が目標か分からなくなってしまいます。

Oを達成するためにある具体的な指標がKRだから、Oだけを見て行動しようと経営陣に気づかせていただき、Oだけを考えるようにしOを達成するために何をしたらいいのかを考えるようにしていきました。



また、今月から新たなOKRが始まります。今回は、この6ヶ月間の反省、課題を改善し、もっとガンガンいけるよう行動を起こしていきたいです。3ヶ月間、長いようであっという間なので悔いのないよう毎日過ごしていこうと思います。

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