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micsで自分の可能性を広げたい|micsコミュニティマネージャーの高下にインタビュー

ライター・デザイナー・ビデオグラファーの複数のプロダクションから成るフリーランスクリエイター経済圏『mics(ミックス)』。Webメディア、ブランディング、デザイン、映像など、さまざまなジャンルのクリエイティブ領域を横断して、名古屋スタートアップ株式会社チームどみにおん株式会社カチノデが合同で事業を行っています。

今回は、2018年10月からmicsのコミュニティマネージャーとして参画した高下真美に、マネージャーの若目田がインタビューをしました。

高下真美|プロフィール

1982年生まれ、埼玉県出身。mics合同会社コミュニティマネージャー。大学4年生から3年間、営業として人材ベンチャー企業に勤める。その後、株式会社リクルートジョブズへ転職し、引き続き営業を経験。リモートワークの可能性を感じ、8年間勤務したリクルートを退職。2016年からフリーランスになり、ライティングや遠隔での事務を行っている。2018年10月よりmics合同会社にて、コミュニティマネージャーとして参画。企画やディレクションに携わる。

自分のできる範囲を広げたい

若目田:今回は、2018年10月からmicsに参画した高下真美さんにインタビューします。居酒屋で話している様子をそのまま切り取ったような、リラックスした状態のトークがテーマです。これまでは、森くん、ハセアキ、しろさんにインタビューしました。

若目田:まず、一言で表すと高下さんはどういう人なんですか?

高下:何でも屋?

若目田:と言いますと?

高下:基本的にはライターですけど、今回のコミュニティマネージャーだったり、遠隔で事務やったり、元々営業やっていたというのもあるので、何でも屋ですかね。

若目田:なるほど。それはどのような考え方を軸に行っていますか?

高下:範囲を決めてやるよりかは、あれこれやって何でもできる人になりたいというのが自分の憧れとしてあって。未知の分野の仕事にチャレンジして、できるようになって、自分の守備範囲が広がるといいなと思います。

30代半ばでこんなこと言うのも恥ずかしいのですが、自分に向いているものをまだ探したいという意味もあります。また、今後生き残っていくためのリスクヘッジ的な意味もありますね。

micsは「走りながら学べる」自分に合った組織

若目田:ここからmicsの話に移るんですけど、高下さんはリクルートという世の中から見たら大きな企業で結果を出して、今はフリーランスとして暮らしていけるだけの実績も上げていますよね。

そのキャリアって僕としてはすごいなと思うんですけど、なぜ高下さんはmicsに加わったんですか?micsは結構若い人が集まっているので、高下さんからしたらまだまだ未熟な人たちの集まりですよね。

高下:私は、自分にない発想を持っている人に憧れるんです。若くして何か作っている人や会社を持っている人と近くで関わる方が、自分も学びが多いと思いますし。

フリーランスのクリエイター集団というmicsのような組織が、今後増えていく可能性が高いんじゃないかと個人的には思っていて。だから、micsで仕事ができれば自分の汎用性が広がるんじゃないかという考えもありました。

また、最初に入ったベンチャーと同じ、「走りながら学べる」雰囲気を持ったmicsでチャレンジしたいと思って応募しました。

若目田:ありがとうございます。

高下:いえいえ。

若目田:確かに、チャレンジ精神の強い高下さんのようなタイプの人には、micsは合っているのかなあという印象ですね。micsを知るきっかけはどこにあったんですか?

高下:ノオト(五反田にある有名な編集プロダクション)さん主催のライター向けのイベントで、若目田さんが登壇されていましたよね。

そのイベント後、micsのオフィスに遊びに行かせていただいて。お仕事一緒にできたらいいですねという話をしましたね。ライター講座の講師やってみませんかってお誘い頂いたんですけど、全然そこから動けず…。

若目田:最初あんまり興味なさそうでしたよね(笑)

高下:興味はあったんですけど、営業職なのに「発信」が苦手分野だったので、気後れしてしまって…。そのまま時間が経っていたんですけど、ちょうどコミュニティマネージャーの募集をやっていたので、これはチャレンジしてみたい!と思って。

コミュニティマネージャーとしての3つの条件とは?

若目田:高下さんがコミュニティマネージャーなどの仕事をする上で、大切にしていきたい3つのことってありますか?

高下:うーん。難しいですね。

若目田:はい。これまでみんな悩んでいます。

高下:1つめは、「どのような状況にも対応できること」。2つめは、「組織をデザインしていくこと」。3つめは、「インプットすること」ですかね。

若目田:1つめの「どのような状況にも対応できる」というのは?

高下:これからは、会社員もフリーランスも、今後のことを予測して動かなければいけない時代だと思っていて。具体的には、発信力を高めたり、自分の仕事をカスタマイズしたりする必要があると思います。

そうすることで、どういう状況になっても自分が楽しめる仕事をつくるというのは、これから必要だと思いますね。

若目田:2つめの「組織をデザインしていく」というのはどういうことなのでしょう?

高下:過去に仕事でマネジメントをしたときの経験なのですが、チームを運営していく上でそれぞれの得意分野に合った役割配分の重要性を感じたんです。そのメンバーが「チームに参加している!」という感覚がないと自分が価値を発揮できているという感覚も持てないと感じました。そこで「チーム」として機能させるには、組織をデザインしていく能力が必要だと学んだんです。

今回のコミュニティマネージャーをやる上でも、それぞれの能力を把握してそれを生かせる状況をつくることは必要だと思います。

若目田:なるほど、個人が自分の価値を認識できる状態をデザインするということですね。3つめの「インプット」はどのように大切にしていますか?

高下:私の中で「インプット」は2つの意味があります。1つめは、違う意見を取り入れながら試してみるという意味のインプット。今までは、自分と違う意見は排除して己の道を突き進んできたんですけど、それって得られるものが少ないなって気づいたんです。

2つめは、今後の仕事をつくるという意味でのインプット。ライター以外の分野の仕事を勉強したり、実際にトライしてみたりしています。新しい仕事にチャレンジすれば、それだけ自分の可能性が広がると思うので。

若目田:なるほど。そうやってインプットを増やして可能性を広げることで、1番目の「どのような状況にも対応できること」に繋がるんですね。

高下:そうですね。

「発信力」を鍛えてmicsクリエイターと面白いことがやりたい

若目田:最後に、micsのクリエイターにメッセージをお願いします。

高下:はい。先程も触れましたが、今の私のキーワードは「発信」です。クリエイターって、どんなに能力があっても発信力がなければ、日の目を見ることは難しいのかなと思います。特に今はnoteなどのツールを使って、個人がセルフプロデュースできる時代じゃないですか。そんな中、発信力がないとクリエイターとして生き残るのが難しい局面もあると思うんです。

なので、micsのみなさんと発信する力を鍛えて、1人でもできるけど、みんなが集まったらもっと面白いことができるような状態をつくっていきたいと思います。

若目田:いいですね!では、これにてインタビュー終了です。ありがとうございました。

高下:ありがとうございます。

文=中原 愛美

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