【代表インタビュー】「技術」を「世の中の役に立つもの」に変えて、社会に還元したい | 株式会社ミラボ
ー 創業前はどんなことをしていましたか? 教育系出版社の学研で、「子ども」に関わる様々な企画をしていました。おもちゃ、文具、絵本、幼児教育、食育など、多くの企画に携わってきました。 ー 創業のきっかけは? ...
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今回は、子育て支援アプリ「子育てモバイル」をはじめとした、子育て関連サービスのセールスコンサルタント・飯尾さんにお話を伺いました!
大学時代に遡る「子育て支援」に興味を持ったきっかけや、普段のお仕事内容、地方出張のエピソードまで!多岐にわたってお話いただいたので、ぜひご覧ください。
■ これまでの経歴とミラボへの入社を決めたきっかけを教えてください。
飯尾さんは前職も子育て関連のサービスを扱う企業だったと聞いていますが、元々興味があったのですか?
そうですね。元々は「子ども」に関わる仕事に興味があったのですが、きっかけは大学時代に参加したプロジェクトでした。
ボランティアとして、小学1年生を受け持つ先生のお手伝いをさせていただいた時に、その先生から「学校教育ももちろん大切だけど、それと同じように〈 就学前の家庭環境 〉も子どもが成長する過程で重要なポイントの一つなんですよ」という話を聞き、学校教育の前にある〈 家庭 〉や〈 保護者 〉への支援に興味を持ち始めました。
まずは、その興味を軸に就職活動をして、大学卒業後は子育てママ向けのメディアを扱っている企業へ入社しました。そこでは、企画コンサルティング営業として、子育てに関わる様々な製品やサービスを扱う企業のプロモーション支援をしていました。
ただ、当時の業務内容は「家庭・保護者」よりも「企業」への支援がメインだったので、時間が経つにつれて、もっとダイレクトに子育て支援ができる事業に携わりたいという思いが強くなりました。
そんな時に、自治体向けに子育て支援サービスを展開するミラボと出会ったんですよね。事業内容に強く惹かれたことを覚えています。IT業界は全くの未経験でしたが、前職の経験を少しでも活かすことができればと思い、入社を決めました。
■ ミラボに入社してから、どんな業務を担当されていますか?
セールスコンサルタントとして、全国の自治体に向けて 子育て支援に関するサービスの導入提案やフォローをしています。
ミラボの主力サービスでもある、母子健康手帳機能を搭載した 子育て支援アプリ「子育てモバイル」をメインに、それぞれの自治体の要望や課題をヒアリングして、状況に応じたサービスをご提案しています。
例えば、子育て施設の予約をメールや電話で受け付けていて、管理が煩雑になったり、他の業務に支障が出ているといった自治体にはオンライン予約受付サービスを提案するなど、現場の困りごとを聞いて、臨機応変に対応しています。
■ 具体的には、どのように営業活動をされていますか?
新規提案の場合は、法人営業と同じように先方からお問い合わせを受けたり、こちらからお電話でアプローチをして、サービスの紹介・具体的な課題ヒアリングなどの商談となる流れがほとんどです。
オンライン商談もありますし、もちろん実際に現地へ伺うこともあります。
自治体営業の特徴としては、どの自治体もほぼ同じ年間スケジュールで動いているので、今何が求められているのか、法人と比べるとわかりやすいですね。その一方で、ご提案やお見積り作成のタイミングが重なるので、そういった時期は少し忙しくなります。
あとは、サービス導入を検討されている職員さんの多くは、地域や住民の方々に対する業務の合間に私たちとやり取りをしているので、職員さんの時間を割かないように、求められていることを適切に汲み取って提案することを意識しています。
■ ミラボに入って、一番印象に残っているプロジェクトは?
新たなサービスとして、発達障害スクリーニングテストのデジタル化をはじめとする発達障害支援サービスです。国立成育医療研究センターの先生と一緒に進めているのですが、こういったプロフェッショナルな方々と一緒に一から作り上げるサービスは、既存サービスとはまた違った面白さややりがいがあります。
具体的には、1.6ヶ月児健診・3歳児健診で行われる、発達障害に関するスクリーニングのデジタル化サービスで、ゆくゆくはその先の療育支援や父親・母親のメンタルヘルスケアといった機能拡充も考えています。
スクリーニングをデジタル化することによって、保護者の利便性も向上しますし、何より支援の必要がある乳幼児とその保護者に対して、なるべく早い段階で手を差し伸べることができます。
このサービスを通じて、国立成育医療研究センターが進める研究事業に参加することになったのですが、「発達障害支援」も「研究事業への参加」も会社にとって初めての取り組みだったので、過去の事例や上司・先輩から学ぶことができず、自分で調べて前に進むしかない状況でした。
発達障害に関することから、研究事業に参加するための申請書や結果報告書などの手続きまで、初めて見聞きすることばかりで 戸惑うことも多く、とても大変でした。
そんな時救いになったのは、実は一緒にこのプロジェクトを担当していたエンジニアだったんです。より良いサービスにするために、エンジニア視点で どんな情報が必要か、何をどこまで確認すべきか、積極的に意見を出してくれました。とても心強く感じましたし、先生との調整もスムーズに進めることができました。ミラボのエンジニアは、社会貢献に対する想いのある人が多く、技術面だけではなく ユーザ視点で一緒に考えてくれるので、本当に頼りになります。
研究事業には ミラボ以外にも複数の事業者が立候補していたので、トライアル実施後も継続できるか 危うい状況でしたが、国立成育医療研究センターの先生やトライアルに参加してくださった自治体の方々など、たくさんの方にご協力いただき、無事に今年度も継続実施しています。
大変なこともありましたが、とても大きな達成感を得ることができたプロジェクトです。
■ 飯尾さんが考える ミラボの特徴について、教えてください。
現場発信で柔軟にルールや仕組みを変えていけることでしょうか。
例えば、今では、営業・開発間のコミュニケーションが活発ですが、私が入社した当初は合同ミーティングもなく、営業と開発は話す機会があまりなかったんですよね。
ただ、営業としては、自治体からのご要望を聞くばかりではなく、きちんと社内の開発現場の状況を把握する必要があります。そこで、営業から開発側に「定期的に、営業・開発の合同ミーティングをしましょう!」と持ちかけたところ、開発側も同じように考えてくれていたようで、現場発信で合同ミーティングが始まりました。
最初はとあるサービスの担当者間だけで行われていたのですが、他のサービスにも派生して、今ではほとんどのサービスで合同ミーティングが行われています。
■ 飯尾さんが思う ミラボのおすすめポイントを教えてください。
そうですね、カジュアルで話しやすい社風が魅力だと思います。年齢や立場が違っても、それぞれの目線に合わせて話してくれるので、困ったときにヘルプが出しやすいです。
あとは、100%中途採用なので、それぞれの経験・知見を持ち寄ると、アイデアや解決方法がたくさん出ること。自分では思いつかなかったような突破口が見つかることもあるので、同じチームの中ではお互いによく相談しています。
営業としては、地方出張のたびに各地で美味しいものを食べることが楽しみになっています。
最近だと、鳥取県の岩美町という海がすぐそばにある町に行ってきました!
現地で教えていただいたんですけど、モサエビって知っていますか?東京ではなかなかお目にかかれない少し珍しいエビだそうで、そのモサエビが入った海鮮丼を食べてきました!他にも、町役場へ向かう途中で、初めて鳥取砂丘を見かけたりと、とても楽しかったです。
私のように 旅行が好きな方にも、ミラボの営業職は おすすめですね。
■ 今後、ミラボでどんな人と働きたいですか?
ミラボはまだまだこれから大きくなる途中なので、ブラッシュアップのしがいがあります。
受け身でいるよりは、積極的に気づいたことや改善できそうなところを教えてくれる人、一緒に会社やサービスを作り上げられる人と働けると嬉しいなと思います。
子育てサービスの営業視点だと、自治体職員の方に寄り添ったヒアリングができる人。
相手の立場に立ってよく話を聞き、ちょっとした会話の糸口からコミュニケーションを取ることが好きな人が合っているのではと思います。
個性を認め合える環境なので、似た人が集まるよりは、まだ社内にはいないような新たな経歴や長所・個性を持った方にきていただけると嬉しいです!