人事部 家族団欒Unitの園田です!
今回、「超・顧客志向賞」受賞者の塩塚さんにインタビューを行いました!
■超・顧客志向賞とは?
「超・顧客志向賞」は、
お客様に最高の体験を提供し、現場での価値創出や売上拡大、ナレッジ蓄積へとつなげた取り組みを称える賞です。
21期は、顧客との関係性をCS(顧客満足)からCX(顧客体験)へと進化させることを重要なテーマとしています。
その中で、
- 顧客基盤の進化
- 顧客接点の拡大
- 本質的な価値提供
といった観点で大きく貢献した社員を毎月選出し、称賛することで、組織全体に「超・顧客志向」を浸透・促進することを目的としています。
今回受賞した塩塚さんは、インフラ業界および製造業界のお客様先で、ナレッジ継承の推進や大規模システム開発プロジェクトの体制拡大に貢献。
お客様の期待を超える価値提供によって、高い評価を獲得しました。
今回は受賞の背景や仕事への向き合い方について伺いました。
■20年間同じお客様を担当した後、新たな挑戦へ
――まずはこれまでのご経歴と現在のお仕事内容を教えてください。
塩塚さん:
ファーストキャリアは大手SIerでした。
食品メーカーのお客様を20年ほど担当し、基幹システムの開発・運用保守に携わってきました。メンバーからスタートし、リーダー、PMを経て、複数プロジェクトを統括する立場も経験しました。
METATEAMへ入社したのは2025年10月です。
長年同じお客様を担当していたこともあり、別の業界やお客様にも挑戦してみたいと思ったことが転職のきっかけでした。
また、選考の中で触れたTEAMS ※ の考え方や、西日本をこれから盛り上げていこうという雰囲気にも共感しました。
現在はインフラ業界のお客様先で、大規模な料金システム再構築プロジェクトのPLを担当しています。
開発側だけでも150名規模のプロジェクトで、私は10〜20名ほどのメンバーやBP企業の方々を含めたチームを見ています。
※TEAMSとは
METATEAMでは、社内文化や行動指針を「TEAMS」という頭文字で表現しています。これは社員一人ひとりがチームワークを最大限に発揮し、組織全体の生産性向上やイノベーション創出を目指すための価値観です。
・Thanks:思ったら必ず、感謝の気持ちを口に出して伝えよう
・Engine:ひとりひとりがチームや会社の原動力と自覚して行動しよう
・All:自分目線だけでなく、相手がどう思うか、つねに利他の心をもって行動しよう
・Masterpiece:常に全力をだし、最高傑作だと思えるアウトプットをしよう
・Stock:仲間とのつながりを大切にし、経験やナレッジを蓄積しよう
■西日本事業部、受賞への喜び
――受賞が決まった時のお気持ちを教えてください。
塩塚さん:
正直、事前に担当営業から噂は聞いていたので「来たな」という感じでした(笑)。
ただ、東京も含めた全社の中から選んでいただけたのは素直にうれしかったですね。
特に西日本ではまだ受賞者が多くない状況だったので、
「西日本を盛り上げるきっかけの一つになれたかな」
と思えたのはうれしかったです。
■「ドキュメントを作る」がゴールではなかった
――今回の受賞につながった取り組みについて教えてください。
塩塚さん:
最初に担当したのは、製造業界のお客様におけるナレッジ継承プロジェクトでした。
有識者の高齢化や退職が進む中、
「重要な知見をどう残していくか」
が大きな課題になっていたんです。
一般的には「ドキュメントを作ろう」という話になりがちなのですが、私は少し違う視点で考えていました。
「ドキュメントを作ることが目的ではない」
と思っていたんです。
本当に大事なのは、
- 現場は何に困っているのか
- 有識者がいなくなると何が起きるのか
- どんなナレッジが本当に必要なのか
を整理することです。
課題を整理した上で、必要なドキュメントを選定していく方が価値のある取り組みになると考えていました。
■100点を求めすぎない
――仕事を進める上で意識していたことはありますか?
塩塚さん:
私が大切にしているのは、
「100点を求めすぎない」
ことです。
もちろん品質は大切です。
ただ、100点を目指して時間をかけ続けるより、
まず60〜70点のものを作る。
そして有識者の方や現場の方に見てもらいながら改善していく方が、結果的に良いものになることが多いんです。
実際に今回も、有識者の方と頻繁にコミュニケーションを取りながら改善を重ねていきました。
■現場を巻き込み、計画の約3倍を達成
――お客様にはどのような成果を提供できたのでしょうか?
塩塚さん:
当初、お客様はプロジェクト期間内に全体の20〜30%程度まで進められれば良いという計画でした。
私は、ナレッジは本来、
現場の人たちが学びながら蓄積していく方が価値があると思っていたので、
「現場の人たちも巻き込んだ方が良い」
と考えました。
そこでお客様と相談しながら運用保守メンバーや関係者にもご協力いただき、少しずつ取り組みに参加していただきました。
その結果、
当初20〜30%だった計画に対して、70〜80%まで進めることができました。
品質面だけでなく、量の面でも期待を超えられたのではないかと思います。
■「仕事の仕方を学ばせてもらった」
――印象に残っている出来事はありますか?
塩塚さん:
プロジェクト終了時に、お客様からたくさん感謝の言葉をいただきました。
その中で特に印象的だったのが、
「仕事の仕方を学ばせてもらいました」
と言われたことです。
正直、その場では詳しく聞けなかったので、何を評価してくださったのかは今でも気になっています(笑)。
ただ、自分が大切にしてきた考え方や進め方が、何らかの形で伝わっていたのかなと思うとうれしかったですね。
■「前からいましたよね?」と言われる関係づくり
――信頼関係を築くために意識していることはありますか?
塩塚さん:
基本的には、
自分からコミュニケーションを取りに行くこと
です。
実はナレッジ継承プロジェクトでは、最初の2週間ほど関係者の方が忙しくてなかなか動けない状況でした。
そこで、
「なぜできないのか」 「どうすれば時間を作れるのか」
を一緒に考えながら調整していったんです。
また、基本的にはリモートも可能でしたが、私はできるだけ現場へ足を運び、フェイス・トゥ・フェイスでやり取りすることを心掛けていました。
その結果なのか、
「前からいましたよね?」
と言われたこともありました(笑)。
■曖昧に終わらせない
――現在のプロジェクトでも大切にしていることはありますか?
塩塚さん:
相談を受けた時に、
「どうしましょうかね……」
で終わらせないことです。
もちろん最終的に判断するのはお客様です。
ただ、相談された以上は、
「私ならこう考えます」 「私ならこう進めます」
という自分なりの考えを必ずお伝えするようにしています。
また、今担当しているプロジェクトでは、他社BPメンバーも含めてチーム全体を見ています。
そのため、会社の枠にとらわれるのではなく、
「プロジェクト全体として何がベストか」
を優先して考えるようにしています。
例えば、本来であれば他社メンバーが担当する作業であっても、
「あの準備が必要になりそうだな」
と思えば先回りして対応することもあります。
そうした一つひとつの積み重ねが、結果として信頼関係につながっているのかもしれません。
■次はメンバーに受賞してほしい
――今後の挑戦について教えてください。
塩塚さん:
個人的には、もっとインパクトのある仕事に挑戦していきたいです。
ただ、それ以上に思うのは、
「次はメンバーに受賞してほしい」
ということですね。
今担当している現場も、いずれは次のメンバーへ引き継いでいきたいと思っています。
私が種をまき、次の人が成長し、また賞を取る。
そして私は別の現場で新しい価値を作る。
そんな良い循環を作っていけたら理想ですね。
■西日本から、もっと受賞者を
――最後にメッセージをお願いします。
塩塚さん:
東京とは距離がありますが、西日本ももっと盛り上げていきたいと思っています。
そして、
西日本からもどんどん受賞者が出るような組織にしていきたい。
そのためにも、これからも種をまき続けていきたいですね。
■まとめ
塩塚さんのお話を通して印象的だったのは、
「成果物を作ることではなく、課題を解決することが目的」
という考え方でした。
100点を目指す前にまず動くこと。
現場に入り込み、本当に困っていることを見つけること。
そして、自社・他社を問わず周囲を巻き込みながら成果につなげていくこと。
そうした一つひとつの積み重ねが、今回の超・顧客志向賞受賞につながったのではないでしょうか。
改めまして、塩塚さん、超・顧客志向賞受賞おめでとうございます!🎉