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新卒社員に必要な資質とは?内定者学生が代表にインタビュー!


こんにちは!メリービズ2025年卒内定者の永井・桃田・高地です。
今回は弊社の代表である山室さんに直撃インタビューしました!

テーマは「新卒社員に必要な資質」。一体どんな話が聞けるのでしょうか?

ー山室さん、本日はよろしくお願いします。先日内定式も無事に終わり、我々も少しずつ社会に出る日が近づいてきているわけですが、いまだに社会人になる実感がない、というのが本音です。山室さん自身が新卒だった時は、社会に出ることをどのように考えていたのでしょうか。

それでいうと自分も、社会って何だろう、ってよくわからなかったんです。僕にとって「社会」の原風景は、幼い頃に見た両親の職場だったんですけど、大学生になってバイトやインターンでみた「社会」はまたそれと大きく違って。結構いろいろな場がある中で自分で想像しきるのも限界があるな、と気づきました。なので結局、よくわからないと思いつつも、まあ自分なら何とかなるだろうな、という気持ちで社会に出ましたね。あまり不安はなかったと思います。

ーなるほど、半ば好奇心という感じで社会に飛び込んでいったんですね。新卒一社目には大手のコンサルティングファームに就職されたということですが、その会社を選ばれたのはなぜだったんでしょうか?

ビジネスパーソンとして能力を高めたかったんです。当時から世の中にインパクトというか自分の生きた証を残したい、という気持ちが漠然とあったんですが、それをどういう風に社会に出て進めていくのかが、まだわかっていなかった。なのでとりあえず、目標達成のために自分が強くなっておこうと考えました。自分が知る範囲で、優秀なビジネスパーソンたちが一生懸命働いている会社はどこか?そういう基準で、最初の会社を選びました。

ーそうだったんですね。一方で、他の場でもお話されていたように、結果として数ヶ月で退職されたのですよね。ご自身にとってその頃は大変な時期ではあったかと思いますが、当時特に苦労した部分などはありますか?

会社の価値観についていけず成果が出なかった、これにつきますね。他者と競争したり、前に出て行くことを求められるムードが一定ありますが、そこが当時の自分は苦手で出来なかった。当然、突き抜けた成果も出るはずもなく、入社して数カ月後に会社をやめることを決断しました。仕事は楽しかったし、同期も士気が高くて仲も良かったんですが、誰かに勝つためにではなく、とにかくいち早く、何かを生み出して多くの人に価値を提供できるビジネスパーソンになりたいともがいていました。

ー当時の会社では、新卒社員に対して「競争」が求められていたとのことですが、山室さんが、今まさに代表をされているメリービズとは大きく考え方が違う印象です。当時の会社において、新卒社員とはどのような位置付けにあったのでしょうか。

当時僕がいた会社は、IPO前ということもあり、これから組織を一気に拡大していく過渡期にありました。なので、自分たち新卒社員に対しては、今後の会社の成長をより推進する存在、という期待があったかと。実際、それはすごく感じていました。

ーではそれに対し、メリービズでは新卒社員をどのように位置付けていますか?

長期的に会社が成長していくためのカルチャーや芯を強めていく次世代が新卒社員、という部分は同じですが、自分も第一線で働いている以上、未来を無責任に託すわけではない、という部分は意識しています。会社の成長を社員だけに託す、つまり自分自身はそこにコミットせずに他のメンバーにお願いする時点で身を引いてるじゃないですか。全然自分も行けますよ、という気持ちを持たないと会社として衰退するなと思います。

自分も他の社員も、一緒にメリービズを作るという意味で同じ船に乗る仲間なので、そこに差はないです。新卒のメンバーと一緒に自分も頑張りたいと思います。

ー新卒時代の経験を踏まえて会社経営で山室さん自身が意識していることって何かありますか?

会社として価値観を持って、芯をぶらさないことです。メリービズでいうと、「ビジネスを楽しく」というビジョンをはじめ、ミッション・Value(行動指針)などですかね。会社の価値観って良い悪いはなく、どんなものでもいいと思っています。ただ、中長期的に会社が実現したいミッションを達成するためには、芯がぶれないことが大切です。

ー会社としても価値観をもつこと。そして、それを周囲に示していってそれに共感する社員を呼び込むことも大事ですよね。

そうですね。自分と価値観が合う人と働くのが一番いいと思います。パフォーマンスが出せますし。そのためには、そこを発信したり面談や面接などですり合わせをしてからジョインしてもらうことが大事ですね。

ーそれでは記事の本題に入っていこうと思います。新卒に求められる資質とはどのようなものでしょうか?

この質問は難しくて…。資質で言うとみんな違うし物差しも人それぞれなので、一概にこれとは言いにくいです。ただその上で考えると、自分の中でブレない芯を持っていて、それを大切にしていること。それによってキャラクターが立っている人、特徴や強みがある人は素敵だなと思います。そういうブレない芯のある人は長期的に見て良い方向に進んでいくと思うし、それがメリービズと重なっていたらすごく良いですよね。

ー芯を持ちたくても持てなくて悩んでいる人も多いような気がします。どうしたら自分の芯を持てますか?

「芯があるかないか」というよりも、「自分の芯を理解しているかどうか」という方が表現として適切だったかもしれません。人は必ず、たとえノリだったとしても、何かしらの指針をもとに物事を決めているはずです。なので、芯がないというより整理できてないだけなんじゃないかなと思います。

ただ、芯を他者や外に置いているケースは往々にしてあると思っていて、それはどうだろう。自分で決める、自分の人生を生きることは大切ですし、それに、自分の芯とか性格とか価値観の理解ができていないと、自分で楽しく働ける場所を選択しづらいんじゃないかなと思います。こういう状態のときにパフォーマンスが高い、というのが自分で分かっているとやりやすい。生きやすいですよね。

ーなるほど、自分に合った場所を選ぶという意味でも自分の芯を理解するのは大切ですね。ではメリービズにはどんな人が合うでしょうか?

チームで仕事をするので、それぞれを受け入れる他己自己受容力がある人、自分に対しても相手に対しても自然体でナチュラルな人はすごく合うと思います。そのなかでもやっぱり、志がある人。別にものすごく前に出るわけではないけれど、話を聞いてみると実は熱いというような、青い炎を燃やしている人。なんかメリービズの社員はそういう人多くない?笑

あとは5Value(メリービズの行動指針・価値基準)との親和性。どれが強いのかというバランスは人それぞれですが、どこか重なる部分があると良いと思います。

ー芯を持つことの他にも求める資質が何かあれば教えてください。例えば、能力や技術はどうでしょう?

能力や技術はあとからついてくるものなので、むしろそれをつけるベースがあることが重要だと思います。試行錯誤しながら何かを頑張ってきた人や、一生懸命生きてきた人、頑張れる素養があるというのがとても大事な資質です。

あとは、メリービズならではのもので言うと、自律性が求められます。放牧された羊のように、縛られずとらわれずの自由さがある社風だからこそ、そんななかでも自分が目指すものや会社が目指す場所を見失わない、時に再発見しより強くしていけるような個人の力強さが大切ですね。

ーここまで話していただいた資質を面接でも見ているということですよね。面接という短い時間のなかでその人について深く知るためにどのようなことを意識していますか?

大前提、そこを「話していい場なんだ」とセットすることが大事だと思っています。まず自分から色々と話すことで、「ここまで会話していいんだ」というラインを決めるようにしています。そのうえで聞きたいと思っているのは、結果よりもそこに至るプロセスや意思決定をした背景です。成果や結果も大事ですが、何が原動力となって、どういう指針で意思決定をしてきたのか、ということを知ろうと意識しています。

ーまさに芯の部分を見ている感じですね。では逆に、メリービズが新卒社員に対して提供したいと思うものはありますか?

その人が社会人としての人生の一歩目にメリービズを選んでよかったなと思えるよう、全力でサポートすることです。そのためには、一人一人が自分の人生を生きているなかで、その人らしさを実現できて、楽しく働ける会社になる必要があります。

いつも一緒の仲間として、ビジョンミッションを実現して切磋琢磨できる環境にしていきたいですね。

ー長くなりましたが、最後に、これからメリービズの選考を受ける人に向けてメッセージがあれば教えてください。

自然体で気張らず来て欲しいですね。受かろうと思って来るよりは、「自分合います?」って相談するくらいの感じで来てもらった方が会話しやすいんじゃないかな。あとは事前準備として、自分の人生を振り返ってみて欲しい。自己理解を深める努力は社会人になっても重要です。就活は自分と向き合える良い機会なので、楽しんで選考に臨んでほしいですね。

ーありがとうございました!!


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