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【MeRISEメンバー紹介】渡邉 和喜(取締役COO)

こんにちは、ミライズ人事部です!皆さんに弊社をもっと知ってもらう為のこちらのインタビュー!

第3回目は、弊社主力事業である英会話スクール事業・留学事業のトップであるCOO渡邉です。弊社の根幹となる教育事業に、最も情熱と愛情を注いできた渡邉からは、どのような話が聞けるのか?それでは、行ってみましょう!!

学生時代からの夢は「経営者」になること

インタビュー担当 松山(以下、松):それではインタビュー開始させていただきます!よろしくお願い致します!

渡邉(以下、渡):はい、よろしくお願いします!

松:早速ですが、カズさんは3名の経営陣の中でも唯一ミライズ以前に会社を設立した経験があると聞きましたが、こちらの話からお聞きしてもよろしいでしょうか?

渡:経営者になりたいと考え始めたのは高校生ぐらいかな。そのぐらいの歳になるとスポーツとか勉強とかですごいやつも出てくるけど、周りを見てもその段階から経営の勉強は全然いなくて、その分野なら一番になれるんじゃないかって思い始めて。その時から周りが参考書を読んでいる中、経営者になる為のビジネス書なんかをずっと読み漁っていました。

松:確かに高校生から経営者目指してる人ってほとんど聞かないですね。それ以外にもきっかけはあったんですか?

渡:もともと祖父が経営者だったので、経営者という存在の距離をそれほど遠く感じなかったのもあるかもしれません。祖父は中卒でドライバーとして入社した会社で50年かけて社長に上り詰めたという完全な叩き上げ。物心ついたのは祖父が専務ぐらいの時からだったんですが、お盆や正月に祖父の家に行くと一部屋に埋まり切らないぐらいのお中元やお歳暮が届いていて。子供心に「社長ってなんていい仕事なんだろう」と思っていました(笑)
渡:大学もそういった観点から選んで、福岡大学に進学を決めました。「ベンチャー起業論」という起業家輩出の為の講義があったのがここだけで、これにすごく興味があって。高校の時からこの講義を担当している教授に会いに行ったりと、積極的に動いてましたね。本当は大学3年から取れる講義だったんだけど、1年の時から潜り込んだりして。

松:すごい!そこまで熱心に通い詰めてくれたら教授も嬉しいですよね。

渡:後々の話になるけど、もしかしたらこういう姿勢を評価してもらえてたのかもね。大学を卒業した後もこちらの教授にはお世話になりました。
渡:そうして経営者になる為の勉強を続けていたんだけど、大学3年の時にインターンシップに行かせてもらったホテルで、運良く起業するチャンスをもらえて。そのインターン先では結婚式場の配属になったんだけど、そこの会場って土日しか使われていなくて平日はそんなスペースがあるのに全く利用していなくて。そのホテルの社長から「学生からなにか提案してみてよ」と話をする機会があったので、利用していないスペースを使ってカップル向けのイベントをやることを提案しました。その時の印象が強く残れば、そのカップルが実際に結婚をする際にそのホテルを利用するだろうと。社長もそのアイデアを気に入ってくれたらしく、「ぜひやってほしい!」ということで、法人化して立ち上げたのが最初の起業でした。


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学生時代に早くも叶った経営者になるという夢。しかし現実はそう甘くなかった。

松:学生起業だったんですね!そのイベントはうまくいったんですか?

渡:最初はカップル向けのイベントということで複数回開催したんだけど、最終的には結婚式自体をプロデュースする会社にシフトしてました。イベントを何回かやっている内に、結婚式の方がやりがいがありそうだなと思って。
渡:結婚式の流れって多少違いはあっても基本的には一緒でしょ?それをオリジナリティのあるウェディングに出来たら一生の記念に残るんじゃないかと思って。ウェディングプランナー主導のオリジナルウェディングをコンペしてもらって、その案を実現できる会場でやりましょう、という事業になりました。

松:オリジナルの結婚式って楽しそうですね!サービスを使ってくれた方も喜んでくれたんじゃないでしょうか?

渡:そうだね。結局2年間で数十件以上のオリジナルウェディングを手がけました。ただ、その時気付いたんだけど、ウエディングってオリジナルにすればするほど儲からんだよね。追及すればするほど手作りのものが増える傾向にあって、結婚式って主催者側が色んなものを手配するから、自分で作っていくとその手数料としての売り上げがなくなってしまっていって。気付くと半年かけて作った総額400万円のウェディングの利益が10万円でした。このままじゃ続けられないし、利益を得るためにはありきたりなウエディングしか作れない、、、でもそれだったらやる意味ないなぁと。残念ながら初めて起業した会社は潰すことに。
渡:そもそも経営の根本のところが分かっていなかったなと。そこで、その後は一度自分を鍛え直すつもりで会社に就職することを決めました。

もう一度起業する為に。恩師に導かれた偶然の出会い

松:それは残念でしたね。就職活動もしていたんですか?

渡:いや、してなかったね(笑)同級生が就職活動をしていた時にはずっとウェディングの仕事してて、卒業した年の10月まで続けていたので。みんながやっていたような企業研究とかもやっていなかったし、一からの就活スタートとなりました。
渡:さて、どうしよう。という感じだったけど、一つだけ考えていたことは、「30歳までに経営者に戻る」ということ。22歳で会社を潰したけど、それで終わったら「経営の才能がなかった若者のただの妄想だった」というオチで終わりだけど、その後のもう1回立ち上がったストーリーがあれば、この失敗も成功のためのステップに置き換えることができる。何よりもこのまま終わりたくないなと。

松:起業を目指しての就職だったんですね。結果的にどんな会社に入社したんですか?

渡:同じことにならないよう、しっかりと自分に足りないものを学ぶことができるところというのは考えていたかな。それ以外は特に決めていなかったんだけど、これも偶然の出会いがあって。大学時代のベンチャー起業論の教授にはずっとお世話になっていたから、会社が潰れたことを伝えに行ったら、「ベンチャー起業論では成功した社長の話は何度もやっているけど、失敗した社長の話は聞かない。渡邉くんの話は面白いから1時間にまとめて失敗した理由を話してくれない?」ってオファーが来て(笑)

松:それ会社潰した直後の話ですよね?結構精神的にきついオファーですね。。。笑

渡:正直「なんてこと言ってくるんだこの人」と思いました。本当に落ち込んでいるっていう話をした相手に対してすぐにそんな話普通しないでしょ(笑)でも、これも一つのチャレンジかなと思って、その1週間後に300名の学生の前で1時間、自分の失敗エピソードを語りました。
渡:偶然の出会いっていうのが、その時たまたま前職の社長がいて!ベンチャー起業論は2コマ続きの講義なんだけど、自分が1コマ目で、社長が2コマ目の講義担当者だったんだよね。しかも、本当は登壇する予定ではなかったのに、本来予定していた方が来られなくなったとかで、急遽代理になったとか、、、本当に奇跡だよね。自分が終わった後は社長の講義を聞いていて、投資ファンドの経営者で、どんな事業をやっているのかとかそんな話だったんだけど、聞けば聞くほど自分に必要な能力が得られる仕事だ!と思って、その講義が終わった後にすぐその社長のところに行って、「ぜひもっとお話聞かせて下さい!」と伝えると快く会社に招待してくれて。
渡:次の日早速会社に伺ったらいきなりランチに誘われて、他の社員も含めっていうかベンチャーだったからほぼ社員全員という感じか。自分も含め5人ぐらいで2時間ほど話をさせてもらって。そろそろ帰ろうかという雰囲気になってきたところで、社長から「で、いつから来れるの?」と。えっ、と思ったけど、「明日からお願いします!」とその場で回答して投資ファンドへの就職が決まりました。
渡:投資ファンドって基本は新卒で入れる会社ではなくて、銀行やコンサルの経験を積んだ人がキャリアアップで来るような世界。周りは金融のスペシャリストばかりの中に、新卒上がりのような自分が入社できたのは本当にラッキーだった。そういった意味では、あの時逃げずにチャレンジしてプレゼンテーションをやったから、出会いの神様がつないでくれたんじゃないかなと思っています。投資ファンドでの仕事は今の仕事でも本当に活きていて、社会人としてはもちろん、目標としていた経営者としてのレベルアップをさせてくれた恩は一生忘れません。



世の中のイメージを変えたい。ミライズ英会話にかける思い。

松:色々と面白い話が聞けました、有難うございます!最後になりますが、当社定めた目標通り改めて経営者になったカズさんの今の夢はなんですか?

渡:事業として目標に上げているのは、2030年までに22,000人のフィリピン人講師を日本に連れてくること。もちろんその為にはその人数を受け入れる為の受け皿も、その人員を捻出する供給先も必要なので、それに合わせてしっかりと日本側・フィリピン側の事業をしっかりと成長させて行くことが自分のCOOとしての使命だと思っています。
渡:また、これは個人的な目標でもあるんだけど、フィリピン人のイメージを変えたいと思っています。これだけフィリピンにも繋がりを持ってやっている会社なので、将来的にはしっかりと恩返しをしていけるようにしていきたい。何人連れてくるというのも一つの貢献なんだけど、それよりも会社がなくなっても自分が死んでも残るような価値観を残せるようにしたい。フィリピンのイメージってまだ決して良いものではないと思うけど、自分たちがこの事業をしっかりやっていくことで「フィリピン人=英語の先生」というイメージになっていったら、フィリピン自体のイメージももっと良くなっていくはず。そういう形で貢献できていけたらと思っています。
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