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こんにちは。
UXONE LT会運営チーム
デザイナーの田内です。
8月24日(火)に第5回UX Lightを開催いたしました!
◆UX Lightとは…
普段は現場の違う個性豊かなクリエイターたちが
WebやUXに関係することなど気軽に発信したり、社内交流の場を目的とした
UXONE主催によるオンラインライトニングトーク会 、通称LT会です。
第4回目の様子はこちら
◆ロゴのアップデート
第4回の際に社内でLT会のロゴコンペを開き、見事 犬飼美穂さんのロゴが採用されましたが、
なんと早くもロゴをアップデートしていただきました!
お忙しい中制作いただき本当にありがとうございました!
また、新しくバーチャル背景も制作いただきました!
今後も運営チームの背景画像として使用していきますので、
皆さんも是非次回LT会で注目してみてくださいね ^ ^
◆UX Light#5
今回のUX Lightのテーマは
『新卒や新しく入社された方向け 職種別の紹介』です。
テーマは、
・職種別に実際に常駐先でどんなことをしているのか
・入ったばかりでは分かりづらい評価制度の仕組み
などについて
登壇者は、
UXデザイナーの城戸亜由美さん、
LT会運営チーム一員であり、20卒コーダーの田崎菜々子さん、
常駐先のSNS運用にディレクターとして携わっている山内智世李さん
の3名に登壇いただきました。
◆UXの提案の仕方
まず1人目は、城戸亜由美さん
クリエイターとして、常駐先でユーザ調査を提案する方法を教えてくださいました。
ユーザ調査を実施したいという気持ちはあるけれども、
クライアントにどう提案したら良いか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、研修でユーザ調査を学んだものの実践に活かせていない状態だったので、
城戸さんの話を聞いて勉強になる点はとても多かったです!
そんな城戸さんが教えてくださった提案のポイントはが2つあります。
1つ目は、「クライアントの要望を聞く」ことです。
いきなり提案をするのではなく、クライアントが何を求めているのか、
どのような課題を抱えているのかということを
会話の中からさり気なくキャッチすることから始めるそうです。
提案したいという気持ちが強いほど、思わずグイグイと進めてしまいそうになりますが、
クライアントのことをよく知らないまま提案するだけの一方的なアプローチでは、
逆にマイナスなイメージを与えてしまう可能性もあるのですね...!
改めて、クライアントに寄り添うことや双方向なコミュニケーションの大切さを感じます。
2つ目は、「解決策を提案」です。
会話の中で、クライアントから「問題点があって解決したい」
「どれが問題点なのか知りたい」などと相談いただいた時に、
初めてユーザ調査や改善提案など自分たちができることを提案するとのこと。
提案内容としては、最初は調査方法や改善案を大まかに説明し、
興味を持ってもらうことから始めるそうです。
そして、ある程度興味を持っていただいた段階で
MTGの場などを用いて以下のような内容を詳しく提案をします。
▼提案内容
・調査の内容
・期間
・費用など
ここまでの流れを見ると
あくまでも、クライアントの悩みに寄り添ったうえで提案することを
大切にしていらっしゃることが分かります。
しかし、ただ相手から言われるのを待つという受け身の態勢というわけではなく、
常にクライアントとのコミュニケーションを大切にし、
信頼関係を作っているからこそ悩みを引き出せるのではないかと感じました。
MTG中や日常会話の中からこぼれるクライアントの悩みをしっかりとキャッチし、
自信を持って解決策を提案できるようになりたいですね!
◆20卒による21卒のための評価制度の攻略法
2人目は、田崎菜々子さん。
新卒や新しく入社された方向けに社内の評価制度の仕組みについて
分かりやすく教えていただきました。
私を含め入社したばかりではなかなか理解しづらい部分ではありますし、
人に聞きづらいという方もいらっしゃると思います。
だからこそ、このようなフラットな場で攻略法として気軽に共有していただけるのは
とても有り難かったです!
実際に今回のUX Lightには新卒や4月以降に入社された方にもたくさんお越しいただいたので、
興味深く聞かれた方も多いのではないでしょうか。
今回は社内内部事情のため資料を掲載できませんが、
どうしたら評価に繋がるのかという部分が数値や目標として社員に共有されていると、
自分が何をすれば良いかということが明確になり、
一人一人のモチベーション向上や自立性にも繋がるのではないかと思いました。
来年新卒の子が入って来た時には、私も教えてあげられるような先輩になろうと思います!笑
◆SNS運用とUX
そして、最後の登壇者は山内智世李さんです。
企業におけるSNS運用の仕組みについて教えていただきました。
山内さん自身がSNS運用を楽しみながら取り組んでいらっしゃるというのが
とても伝わる登壇で、私もSNS運用への関心度がより高まりました!
そんな山内さんのお話の中で特に印象に残っているのは
「SNSとは皆さんの生活の一部になっていて、
そこに企業アカウントがお邪魔しているというのが本来の立ち位置」
という言葉です。
山内さんのお話の中にもあったのですが、
企業目線で見たときにSNSは「商品訴求できる広報用のメディア」と
思われる方も少なくないのではないでしょうか。
正直、私もつい最近までそのように思っておりました...!
とても、はっとさせられる内容ですね...!
この後、実際に例題として
・ユーザの生活に合わせ、ユーザ自身に問いかけるような「ユーザ目線の投稿」
・広報、宣伝要素の強い「商品紹介の投稿」
の2つを見比べましたが、客観的に見るとやはり前者の方が親近感が沸き、
自分ごととして捉えやすいのだなと感じました。
実際にエンゲージメントも前者の方が高い傾向にあるとのこと!
そして、SNSの主な役割とは
商品に何の興味もない人に、「この商品良いな」っていう気付きを持ってもらうなど、
潜在ニーズがある人の興味関心を掘り起こすことだという話がありました。
それはつまり、何も興味のない人に言いたいことだけ言っても興味を持ってもらえないから、
必然的にユーザに寄り添ったりユーザ目線になることが大切になる
という話を聞き、納得の一言でした...!
だからこそ、SNS運用にはUXという言葉は使われないことが多いそうです。
そのような言葉がなくとも、常にユーザ目線を大切にしているのが
SNS運用であるという話にはとても頷けました。
また、最後にSNS運用は楽しいかという問いかけに対し、
と仰っていました!
自分達にとって身近な分野であるからこそ、
私自身も山内さんの話を聞いて面白いと感じる部分がたくさんありましたし、
とても勉強になりました!
是非とも実践の場で役立てたいですね!
城戸さん、田崎さん、山内さん、
有意義なご登壇いただき誠にありがとうございました!
ご協力いただいたBOの方々、そして当日お越しいただいた皆さん本当にありがとうございました!
参加いただいた皆さんが少しでも楽しいと感じてくださいましたら幸いです。
また、今回初の司会で至らない点も多かったと思いますが、支えてくださった運営チームのメンバーにも御礼申し上げます!
次回は、初の外部向けLT会を開催予定しておりますので
ぜひ乞うご期待ください(^▽^)