Wantedlyをご覧の皆さん、こんにちは!新卒1年目の櫻井と申します。私事で恐縮ですが、本記事はメディクルードのWantedlyライターとして記念すべき第1号記事です!どうぞよろしくお願いいたします!
今回は、"メディクルード社長室の【新卒採用/育成/キャリア】の全てをお伝えします"というテーマでお送りします。
メディクルードの採用イベントに参加したことのある方なら、「医療・介護福祉・教育業界で色々な事業をやっている会社」というイメージをお持ちかもしれません。とはいっても、「入社したら自分がどんな業界や業務に携わっていくのかイメージが湧かない」と感じている方もいるかもしれません。
ということで、今回はメディクルードの会社概要をお伝えした後に、入社したら実際にどのような業務を経験して、どのようなキャリアを歩むのか、その全貌に迫る記事をお送りいたします。内容が盛りだくさんの記事ではありますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
~目次~
- メディクルード社長室について
- 経営幹部候補採用について
- 入社後の育成期間について
- キャリアプランについて
👇こんな皆さんの入社を楽しみにしております!
- 医療・介護福祉・教育領域に興味がある
- 誰かの喜ぶ顔を見るのがやりがいである
- 自ら目標を立て、自らの力で前進できる
- 受け身の姿勢ではなく、自ら学び続けられる
- 若いうちから多様な業務・領域に挑戦したい
- 個ではなく、チームワークとしての価値を追求したい
それではここから【会社・グループ紹介/新卒採用/育成期間/キャリアプラン】の順番で説明していきます!よろしくお願いいたします!
メディクルード社長室について
メディクルードはGenki Groupに所属する株式会社で、そのメディクルードの一部署として存在するのが社長室です。少し複雑なので、まずはそれぞれの関係性も踏まえながらご説明いたします!
Genki Groupとは
メディクルードが所属するGenki Groupは、医療・介護福祉・教育を中心に事業を行なうコングロマリット(法人グループ)です。「共に生きる」を理念に掲げ、それぞれの領域で事業を成長・拡大してきました。それぞれの領域における事業は多岐にわたり、以下のように様々な事業を行なっております。
医療:総合病院・整形外科クリニック・美容クリニック・歯科クリニックなど
介護福祉:特別養護老人ホーム・デイサービス・訪問介護事業所・就労移行支援施設など
教育:全日制高校・通信制高校・専門学校・日本語学校など
そんなGenki Groupは、2024年10月にグループ設立50周年を迎え、現在はそれぞれの領域間での連携を深めていく段階に入っています。例えば埼玉県鴻巣市では医療や介護などの様々な職種が境目なく連携するための取り組みを行なっています。
メディクルードとは
そんなGenki Groupの一員であるメディクルードですが、その働きはグループ全体に広がっています。
メディクルードの主な事業としては美容医療と歯科医療を行なっており、聖心美容クリニックとフォレストデンタルクリニックの事務局として機能しています。事業推進・マーケティング・広報・財務経理などを担い、円滑なクリニック運営のサポートをしています。
そして、Genki Group内の医療・介護福祉・教育の全ての領域に関わって幅広く働く社員もいます。その社員達が所属するのが、メディクルード社長室です。
メディクルード社長室とは
メディクルード社長室は、Genki Groupのそれぞれの領域、そしてグループ内外を繋ぐことでより多くの人を巻き込み、社会を変えるような事業を生み出すための部署です。
上でもお伝えしたように、Genki Groupは医療・介護福祉・教育の領域間での連携を深めていく段階に入っています。当初、領域を越えた取り組みを社長や役員らが担っていましたが、「同じマインドを持ったリーダーたちを増やしたい」という想いから、2020年にメディクルードの一部署として社長室が立ち上がりました。
そして、そのようなリーダーになっていく仲間を採用するために始まったのが、経営幹部候補の新卒採用です。そんな経営幹部候補の皆さんが新卒で入社してまず配属されるのが、メディクルード社長室です。
ということで、次のパートでは経営幹部候補にどのようなことが期待されているのかを見ていきましょう!
👇併せてこちらの記事もぜひご覧ください。
社長が経営幹部候補生に求めることとは?~トップセッションの様子をご紹介します!~
想いを繋げる100年企業を目指して~Genki Group50周年・神成社長インタビュー~
経営幹部候補とは
一言でいうと、経営幹部候補で入社する皆さんは「Genki Group内外を繋ぐ未来のリーダー」です。
メディクルードが定めるリーダーは、【Genki Group内の医療・介護福祉・教育等の施設に対する内部コンサルティング】、【グループ内の領域を越えた連携のサポート】および【グループ外部と連携した新規事業の推進】を担う役割を持ちます。
これまでの新卒社員が実際にどんな取り組みをしているのかは記事の最後のパートでご紹介します!気になる方は下までスクロールしてみてください!
ここまで、会社紹介とメディクルード経営幹部候補の概要を説明してきましたが、なんとなくイメージできましたでしょうか。次のパートでは、経営幹部候補として入社した後の【育成】と【キャリア】について具体的にお伝えします!
入社後のキャリアイメージ
経営幹部候補として入社する皆さんは、2年目までと3年目以降とでは働き方も役割も大きく変わります。それぞれについて詳しく見ていきましょう!
①NLP期間:2年目まで
NLP(Next Leader Program)とは、経営の基礎スキルを身に着けるための2年間の育成プログラムです。NLPは大きく3つのタームに分かれていて【オンボーディング・現場体験・部署ローテーション】という構成です。3つに加えて新卒採用業務はタームにかかわらず2年間を通して関わり続けます。
中でも特徴的なのが現場体験です。メディクルードの圧倒的な強みは、グループ内に現場を持っていることです。実際に現場に行き、そこで業務を経験することで現場への理解を深めます。
その次に行なう部署ローテーションでは、課題を解決できるようになるための手段として経営の基礎スキルを学びます。
NLPの2年間の大きな目的は、(1)現場の皆さんと関係を構築すること、(2)現場の課題に触れること、そして(3)経営の基礎スキルを身に着けることです。メディクルードでは、リーダーになるために必要な基礎を築くためのこの2年間を"助走期間"と呼んでいます。
次に各タームでどのような業務を経験するのかも順番に見ていきましょう。
①-1. オンボーディング
研修や社内・グループ内のプロジェクトを経験し、社会人としての基礎の基礎を身に着ける期間です。
<1か月目>
入社直後には初期研修にて、基本的な仕事の考え方や進め方などの研修を受けます。研修を受けた後、初プロジェクトを担い研修で学んだことを実践します。とはいえ、なかなか上手くいかないので、先輩社員から日々多くのフィードバックをもらいながら基礎を固めていきます。
<2~3か月目>
グループ内の各領域に関するプロジェクトを行ないます。医療・介護・教育の各領域で困っていることを支援する"何でも屋さん"のような感じです。私と同期は、5, 6月にそれぞれ別々で各領域のプロジェクトをいくつか行なっていました(詳しくはこちらの記事をご覧ください)。
実際に現場に足を運び、そこの職員さんとコミュニケーションをとる機会もあるので、現場の皆さんと皆さんが困っていることを知ることのできる重要なチャンスです。
また、やりたい業務や関わりたい領域をアピールすると、できる限りその機会を調整してもらえます。私自身、育成担当の先輩社員に相談して歯科領域の業務を任せてもらいました。成長のチャンスを獲りに行けるかどうかは自分の目的意識・問題意識の持ち方次第、と捉えることができるかもしれません!
①-2. 現場体験
現場でどのような業務が行なわれているのか、誰が何に困っているのかを、肌で感じるために行ないます。実際に介護施設や病院に通勤して、現場の皆さんの業務を3, 4日ずつお手伝いさせていただきます。期間としては、例年1か月半くらいで行なっています。
現場の業務への理解が深まるだけでなく、「一番解決すべき課題は何か」ということを感じて自分なりの問題意識を見つけられる大変貴重な機会です。そして、現場の課題を目の当たりにして感じる「今の自分では到底力になれない」という無力さが部署ローテーションでの成長のバネになります。
そして課題を知るのと同じくらい重要なのが、現場の皆さんとの関係を築くことです。現場にどのような方々がいるかを知るのと同時に、「メディクルードの○○さん」として皆さんから覚えてもらうことが、3年目以降リーダーとして働く上での大きな財産になります。
現場は事業経営の中核であり、お客さまへの価値が生み出される場です。現場の皆さんの業務や想いを知らずには経営者になれない、というメディクルードの「現場主義」があるからこそ、この期間が設定されています。
例として、過去の現場体験で行なったのはコチラです!
・こうのす共生病院(地域中核病院)
・聖心美容クリニック(美容クリニック)
・フォレストデンタルクリニック(歯科クリニック)
・大田翔裕園(一般/認知症デイサービス)
①-3. 部署ローテーション
メディクルードの各部署(※)において、事業推進・マーケティング・財務経理の実務を経験します。現場で見つけた課題を解決できるようになるための手段として実務スキルを習得することが目的です。
(※)メディクルード以外の別法人で部署ローテーションを行なう場合もあります。
それぞれの職種で業務のやり方も内容も、必要な知識も考え方も異なります。なので、部署ローテーションで実務を経験することで、自分の得意と不得意が見えてきます。自分の得意を理解することで、それを伸ばして強みにすることができます。同時に、自分の不得意を理解することで、自分がどういう人の力を借りる必要があるのかを理解できます。
さらには、力を借りる際にどのようにしたらその人の協力を得やすいか、が分かるようになります。こちらの都合だけで協力を依頼するのではなく、先回りして相手にとって必要な情報を準備しておいたり、依頼するタイミングを考えたりできるようになります。部署ローテーションを通して、依頼する相手の視点や業務工程を理解することで、他者とのスムーズな連携が可能になります。
期間としては一部署あたり半年間ずつでローテーションを行ないます。他社の場合だと一部署あたり数年間でのローテーションを行なうケースもありますが、メディクルードでは短めの半年間で設定されています。短期間でここまで多くの職種を経験できる会社は中々珍しいと思います!
①-4. 新卒採用業務
NLP期間を通してタームにかかわらず行なうのが新卒採用です。選考説明会やインターンシップなどの採用イベントでは、入社2か月目から裏方業務だけではなく司会も任されます。学生の皆さんの前で社員として話すのはもちろん緊張しますが、採用担当という「会社の顔」として、自分の考えを自分の言葉で伝える力が養われます。
例えば、採用担当の重要な役割として会社の魅力を伝えていくことがあります。先輩社員が書いた原稿を読んでいるだけでは、伝えたい魅力は学生の皆さんに伝わり切りません。自分の経験を踏まえて自分の言葉で伝えることの大事さを痛感します。
もちろん採用の実務スキルを学ぶことも大事ですが、同時に、リーダーになった時のために伝える力を養うことも採用業務の大きな目的の一つです。
👆2Daysインターンシップの司会を行なっている様子
②NLP卒業後:いよいよ各領域へ
2年間の育成が終了して3年目が始まるこのタイミングで、いよいよ本配属です。医療・介護福祉・教育のいずれかの領域に軸足を置き、Genki Group内外を繋ぐリーダーとして働きます。
自分で課題を見出し、解決策を設計・実行する立場になるので、NLPの2年間が助走期間であるのに対して、3年目以降は"自走する"ことが求められます。
本配属は、メディクルードだけでなくGenki Group内の別法人を希望することも可能なので、3年目以降のキャリアプランは大きく幅が広がります。詳しくは入社後に、社長・上長・先輩社員と相談しながら、本人の希望・適性やグループ内の状況も踏まえて個別で決めていきます(キャリアの具体例はこの後のパートでご紹介いたします)。
どの領域に配属されたとしても、これまで通りグループ内の他領域、そしてグループ外部の皆さんと関わっていきます。それは、自分ひとりの力ではなく多くの皆さんの力を借りることで初めて、重要な社会課題を解決することができるからです。
だからこそ、現場の皆さんを知る機会として、NLPの2年間に現場体験や多くの業務があります。
メディクルードが求めているのは、より多くの人を巻き込み社会を変えるような事業を生み出すことのできる未来のリーダーです。そしてそのために、入社後の2年間は助走期間としてのNLPを経験していただきます。
メディクルードでは、自分から求めればいくらでも挑戦の場は与えられます。目的や目標に向かって自ら進みたい皆さんの入社を心から楽しみにしております!
入社後のキャリアは個人に合わせて決めていきますが、参考としてこれまでの社員の3年目以降のキャリアを、最後にご紹介いたします!
NLP卒業後のキャリア例
NLP卒業後は、大きく2つのキャリアパターンに分かれます。どんなキャリアがあるのか実際の例を見てみましょう!
メディクルードから他領域に出向するパターン
①歯科領域 フォレストデンタルクリニック
②医療・介護領域 鴻愛会(こうのす共生病院)
メディクルードと他領域を兼任するパターン
③メディクルード + 介護領域 元気村グループ
④メディクルード + 教育領域 浦和学院高等学校
それぞれの社員をインタビューしたWantedly記事のリンクも貼ってあるので、詳しくはそちらをご覧ください!
①廣松の例
歯科領域 フォレストデンタルクリニック
廣松はフォレストデンタルクリニックの統括院長室で事務長代理を務めています。
医療領域の社会課題や医療の経営への関心を強く持っており、ちょうど事業拡大のタイミングにあった歯科領域に配属となりました。3年目以降の業務としては、クリニック経営に関わることを幅広く行なってきました。フォレストデンタルクリニックの組織自体が拡大途上なので担当部署が無かったり、担当者がいない業務もあります。そういった業務を幅広く引き受けて形にしていく役割を担っています。
フォレストデンタルクリニックは、関東圏で6院の歯科クリニックを展開している歯科チェーンです(2024年冬に1院を新たにオープン予定)。
👇詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【5年目の業務について聞いてみました。~廣松編~】
【歯科×他領域】領域を越えた歯科医院の活動を徹底解説!【フォレストデンタルクリニック】
②小西の例
医療・介護領域 鴻愛会
小西は鴻愛会の理事長室でウェルビーイングプランナーとして活動しています。
入社前からメンタルヘルスの課題に関心があり、「職員のウェルビーイング(身体的・社会的・精神的な健康)を大切にすることで、顧客や地域に『幸せ』を提供する」という鴻愛会の考え方に共感し、鴻愛会へ配属となりました。
鴻愛会は、埼玉県鴻巣市で医療・介護の事業を行なっており地域中核病院(こうのす共生病院)・介護施設・整形外科クリニックを経営しています。スマートメディカルケアシティ構想の実現に向けた先進的な取り組みを多数行なっています。
👇詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【就活生必見】22卒はなぜメディクルードに?~小西~
『医療と介護の壁を壊し、「人」と「ヒト」をつなぎ、共に生きる地域を創る。』~鴻愛会~
③星加の例
星加は介護の業界イメージを変えたいという想いを持ってメディクルードに入社しました。3年目以降は、メディクルードの新卒採用担当に加えて、介護領域・元気村グループでの業務を担っています。
(1) メディクルード
メディクルードでは、経営幹部候補の新卒採用責任者を務めています。新卒採用における選考フローの設計、媒体への情報掲載、イベントの企画・登壇、面接担当など、採用に関する全ての業務を担っています。選考説明会やインターンシップに参加したことがあれば、顔を見たことのある方も多いかなと思います!
(2) 介護領域(元気村グループ)
介護領域では、サービス品質の向上、介護の新規サービスの開発、職員向け営業研修の実施、メーカーとの製品の共同開発など幅広く業務を行なってきました。
👇詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【5年目の業務について聞いてみました。~星加編~
「現場を経営視点で支える」Genki Group介護領域 元気村グループ運営支援本部とは?
④宮原の例
宮原は教育領域、特に「仕組みで教育効果を高める」ことに関心を持って入社しました。3年目以降は、メディクルードの新卒育成(NLP)担当に加えて、教育領域・浦和学院高等学校での業務を担っています。
(1)メディクルード
メディクルードでは、経営幹部候補の新卒育成(NLP)責任者を務めています。本記事でお伝えしてきた2年間の育成プログラム(NLP)の設計と実行を担当しています。
新卒の皆さんが最短でスキルを身に着けられるように、業務・プロジェクトを割り振ったり、日々のフィードバックを行なっています。育成プログラムは、個人の興味や適性に合わせてある程度カスタマイズしながら進めています。
(2)教育領域(浦和学院高等学校)
教育領域では、浦和学院高等学校にて新任教職員の定着支援も行なってきました。また、浦和学院で新しく中学校を建てる計画があり、そこではアドバイザーとしても関わっています。
👇詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【5年目の業務について聞いてみました。~宮原編~】
新旧育成責任者対談🔥「経営幹部候補生の育成にかける想い」
おわりに
長い記事になりましたが最後までお読みいただきありがとうございました!
Genki Groupやメディクルード社長室に関する全体像を理解していただくための助けになれば幸いです!とはいえ、Genki Groupには非常に多くの事業と現場があり、それに関連してメディクルード社長室でも非常に幅広い業務を行なっています。
この記事では説明しきれていない詳しい内容も実はたくさんあります。それらについては、これまでのWantedly記事やこれから出る記事を読んで理解を深めていただけると幸いです!
今後ともどうぞよろしくお願いします!