少数精鋭のオールラウンダー集団、歯科事業推進部をご紹介します! | 株式会社メディクルード
今回の記事は「少数精鋭のオールラウンダー集団、歯科事業推進部をご紹介します!」です!🦷私が10月から部署ローテーションにてお世話になっている歯科事業推進部にインタビューしました!🎤拡大中のフォレ...
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今回の記事は、「【歯科×他領域】領域を越えた歯科医院の活動を徹底解説!【フォレストデンタルクリニック】」です!
歯科事業を行うフォレストデンタルクリニック(以下、フォレスト)の、他領域との連携についてインタビューしました!🦷
医療・介護福祉・教育の3領域を持つGenki Groupだからこそ生まれるシナジーをご紹介いたします!
👆フォレストを支える歯科事業推進部を紹介した記事はこちらです!
~もくじ~
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◆フォレストデンタルクリニックの事業とは?
◆【歯科×介護】
・歯科の訪問診療とは?
◆【歯科×教育】
・浦学健診とは?
・高校野球部でマウスガードを導入!?
・関東福祉専門学校での口腔ケア講義とは?
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👆今回は、歯科事業推進部リーダーの廣松さん(左)と計良さん(右)にお話を伺いました!
小西)まず最初に、フォレストの事業や他領域の関わる年間行事について教えていただけますか?
計良)フォレストの事業としては、外来診療と訪問診療をやっています。外来診療はご自身で通院可能な方が歯科医院に行って受ける診療のことで、訪問診療は通院が困難な方に対して計画的な医学管理として定期的に行う診療のことです。通院が困難な方とは、高齢者や障がいをお持ちの方のことを指しています。Genki Groupの介護施設に対しても訪問診療を行っているんですよ。
小西)フォレストの立ち上げのきっかけが、Genki Group内の介護施設への訪問診療をしっかりやりたいという想いでしたね。介護領域との連携はかなり強そうですね!
廣松)教育との連携でいえば、浦和学院高等学校(以下、浦学)の健診ですね。さらに、浦学では野球部のマウスガード導入支援もしています。また、Genki Group内の関東福祉専門学校での口腔ケア講義も行っています!
国際的な活動でいえば、毎年カンボジアに行き、現地の子供たちの口内環境向上を目指した活動をしています。コロナ禍だったため、昨年は4年ぶりの開催でした!
👆4年前の様子をレポートした記事はこちらです!
👆カンボジアの孤児院にて診療を行う様子(2019年)
真鍋)ではそれぞれの取り組みについてもう少し詳しく教えてください!
計良)先程話したように、歯科スタッフが介護施設に向かって訪問診療を行います。なぜ訪問診療をする必要があるのかというと、体の異変があった時に病院にはすぐ行かなきゃと思う一方、歯の病気は後回しにされやすいからなんです。皆さんも風邪をひいたり熱が出た時には病院に行っても、歯科医院には中々足を運んでいないのではないかと思います。その原因として、人間の体で一番細菌が多いのは口だということがあまり知られていないことがあります。実は、口内環境が悪いと抵抗力が落ちてしまい、誤嚥性肺炎やウイルス性感染症も発症しやすく、全身疾患に繋がってしまうんですよ。そこで、予防のための口腔ケアが必要なんです。口腔ケアをしっかり行うことで食事を美味しく食べられるようになりますし、QOLの向上にも貢献できると考えています。
小西)口腔ケアの重要性がよく分かりました、、、!訪問診療の流れについても教えていただけますか?
計良)訪問診療では、1日に2~4軒の介護施設や住宅を歯科医師、歯科衛生士、訪問コーディネーターの3職種で回ります。3職種にはそれぞれ役割があります。歯科医師は入れ歯の調整やむし歯治療を主とする治療を、歯科衛生士は口腔清掃指導や口腔ケアなどの業務を、訪問コーディネーターは訪問診療に関わるサポートをしています。具体的には、訪問コーディネーターは、スケジューリング、必要な機材や書類・カルテの準備、患者さま誘導などを行います。1人あたり約20分を目安に診療を行っています。
👆各職種の業務内容について、詳しくはこちらのサイトをご覧ください!🌟
小西)外来診療と訪問診療では診療でできることも違うのですか?
廣松)訪問診療ではできることも限られると思われがちですが、フォレストでは訪問診療でも外来診療とほとんど同じ設備を整えています。介護施設や住宅でも部分的なレントゲンを撮れるほど、多くの器材を揃えています。訪問診療でもしっかりとした治療を受けられるのがフォレストの強みです。
👆こちらが実際に使用している訪問診療用の機械です!
小西)介護施設を利用している方も、そのご家族も安心して任せることができますね!!素敵です✨
小西)次に浦学健診について教えていただけますか?
計良)説明する前にここで問題です!健診と検診の違いは何でしょう?
小西)健康診断と検査…ですか?
計良)正解は、健診は健康かどうかを診るだけのもので、検診は特定の病気を見つけて早急に治療するものです。検診では診察をしてむし歯や歯周病などを見つけて治療も行います。浦学の場合は健診で、1人あたり1分程度で終わるものです。
小西)1人あたりの時間は短いですが、浦学はマンモス校と呼ばれるほど生徒数が多いので大変ではないですか?
計良)そうですね。1学年200~300名規模の高校が多いと思いますが、浦学は1学年1,000名もいます。浦学健診では3学年の合計約3,000名を対象としています。ただ、もちろん1日で全校生徒を診ることはできないので、2日間の健診日と予備日を1日設けています。当日は歯科医師だけでなく、受付や訪問コーディネーターも同行しています。健診を受ける人数が多いので、事前準備を入念に行ったり、当日スムーズに行えるような工夫をしたりしています。
小西)ちなみに、どんな工夫をされているのですか?
計良)健診を受ける生徒のリストを事前に作り、急遽欠席になった場合にもPCですぐ反映できるようにしています。当日の状況を正確に把握できるのは、本当に便利です。
また、学校側や保護者に対して提出する資料の作成に必要なデータを、全てPCで管理できるように環境を整えています。健診の場では、医師が診断した結果を受付がPCに入力します。そして、入力内容が合っているかを医師がモニターで確認します。医師が確認しやすいように、モニターの位置までこだわっているんです。
小西)そこまで気配りされているとは驚きです。
👆PC入力しているのは計良さんです!
計良)健診後はデータを紙で学校に提供するのですが、発送準備も1人で3時間あれば出来るようになりました。これも健診時にPCを活用しているからこそ出来ることです。実は、歯科健診の効率化に注力している歯科は珍しいそうです。今は、他の健診科目を担当しているこうのす共生病院と連携して、健診結果をスマホのアプリで見ることができるシステムを開発中です。
小西)グループ内の他の法人と協力しやすいのはGenki Groupの強みですね!🎶
廣松)浦学では、健診だけではなくて野球部のマウスガードの導入もしているんですよ!
小西)高校の野球部でマウスガードをするなんて珍しいですね!
廣松)入部した高校1年生に対して歯の型採りをしてマウスガードを作成しています。守備の時や攻撃の時どちらもつけてもらっているんです。攻撃の時は食いしばりから歯を守るため、守備の時は飛んでくるボールから歯を守るためです。マウスガードをつけるのとつけないのでは、スポーツ外傷の発生率が約7倍も違うらしいですよ!
小西)プロ野球選手が着用しているのは見たことがありますが、プロかどうかに関わらず、自分の体を守るために重要なことなんですね!
小西)介護人材を輩出する関東福祉専門学校で講義をしているということですが、どういった想いから講義をすることになったのですか?
計良)フォレストとしては、介護スタッフの方に口腔ケアの重要性を知ってもらいたいという想いがあります。専門学校時代からそれを伝えることで、施設での口腔ケアの質が上がり、ご利用者さまもおいしくご飯を食べ続けられると考えて始めました!もう10年以上も続いているイベントなんですよ!
小西)かなり前からしている活動なんですね!具体的に、どのような講義をしているのですか?
廣松)講義パートと実習パートに分けて、知識のインプットと、それを活かしたアウトプットができるようにしています。講義パートでは、「訪問歯科診療とは何か?」という説明から始まり、「介護職の方とどのように連携を取っているか」などといった、介護職を目指す生徒さんに役立つ情報をお伝えしました。
実習パートでは、感染症対策として、直接口腔内に触れないようにするためのグローブの付け外しから始まりました。また、自身の口腔内で器具を動かしてもらい、どのような触れ方だとどう感じるのかを体感してもらいました。
小西)盛りだくさんの内容ですね!講義するのはどなたですか?
廣松)年ごとに担当の院を決めて、その院の歯科医師と歯科衛生士が講義をします。歯科事業推進部からも数名が同行し、講義の準備などのサポートを行っています!
小西)口腔ケアのプロからの講義というのは、生徒さんにとっても、先生にとっても嬉しい機会ですね!
👆実際に歯ブラシを持って鏡を見ながら動かしてもらいました🎵
発足してまだ14年のフォレストデンタルクリニックですが、Genki Group内での連携が非常に多く素敵ですね!
これからも、グループ内の法人同士を繋いでいくことを期待しています!🔥
【👇併せて読んでいただきたいストーリー】
【👇コーポレートサイト】