みなさんこんにちは。メディクルードの角中です。
6月に入り、梅雨入りしましたね。僕は現在、社長室の採用業務と並行しながら、介護の現場にも行っています!現場の業務やオペレーションを学んでいくのは面白いですし、何よりもご利用者さまと近い距離で働けていることが嬉しいです!レクリエーションを楽しむご利用者さまからエネルギーを貰い、日々頑張っております🔥
さて、今回の記事は★Genki Group施設紹介★~しゃくじい台翔裕館~です!
★Genki Group施設紹介★とは?
メディクルードが属するGenki Groupには医療・介護・教育領域の30以上もの法人があります。前回の記事では、愛知県豊橋市に位置するふじさわ翔裕館の取り組みをご紹介しました。
今回はその中から、僕が実際に週2~3の頻度で足を運んでいる株式会社サンガジャパンのしゃくじい台翔裕館を紹介します!✨オープンから2年目の新規施設はどうなっているのか?ICTを用いた見守りシステムについてや、介護施設の目指すべき方向性について書いたアツい記事になっています!
しゃくじい台翔裕館とは?
株式会社サンガジャパンの運営する定員40名の介護付き有料老人ホームです。東京の練馬区にある令和3年3月1日にオープンしたばかりの新しい介護施設です!最新のICTを用いた取り組みを導入しつつ、ご利用者さまには自分の家のように心地よく過ごしていただける落ち着いた雰囲気の施設です。
介護付き有料老人ホーム
民間企業が運営している介護施設です。24時間介護スタッフが常駐し、掃除や洗濯など身の回りの世話や、食事、入浴、排せつなどの介助サービスが受けることができます。
~もくじ~
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・ 施設紹介!しゃくじい台翔裕館をご案内します!
・ しゃくじい台翔裕館の山地施設長にインタビューさせていただきました。
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施設紹介!しゃくじい台翔裕館をご案内します!
こちらがご利用者さまが入居されるお部屋です。しゃくじい台ではモデルルームとして、入居を希望される方が見学に来られた際はこちらの部屋をお見せしています。各部屋に介護用のベット・クーラー・洗面台・トイレが完備されています。ご利用者さまは施設で介護サービスを受けながら、個室で自由に過ごすことができます。基本的には物品の持ち込みは自由なので、皆さんご自宅から好きな家具やテレビを持ち込まれています。
(👆こちらは和風をイメージしたモデルルームです。お部屋の雰囲気が一枚目とは全然違います。)
次にこちらがお風呂です。しゃくじい台翔裕館では普通のお風呂と機械浴の二つを用意しており、機械浴は自分で立つことが困難な方が座ったままの体制で入ることができます。ご利用者さまの状況に合わせて負担の少ない方法で入浴できるようになっています。
(👆奥が一般家庭と同じような浴槽設備となっている、個浴のスペースです。)
続いて、こちらが食堂・共有スペースです。主に食事とレクリエーションをこちらの場所で行なっています。しゃくじい台翔裕館は朝食はセミバイキング形式で、ご飯やパン、サラダなどから好きなものを選んで食べることができ、飲み物も日替わりスムージー・牛乳・紅茶・珈琲・ヤクルトと豊富なラインナップの中から選ぶことができます。
昼食時は12種類・且つ2週間でのメニュー入れ抱えからお好きなメニューを選んで頂き、食に対する意欲の追及を図っています。統一の食事から摂取量を図るのでは無く、その日の気分・体調に合わせ「○○なら食べれる・食べたい」を叶える為、施設内に厨房をつくり、出来立ての美味しい料理を食べられるようになっています!✨
(👆奥はゆっくりと寛げるソファースペースです。普段からご利用者さんが座って楽しそうに話されています。)
また、しゃくじい台翔裕館は日々のレクリエーション以外にも沢山のイベントを行っています。先日は施設でBBQを開催しました。厚切りのお肉にご利用者さんも大満足。いつもより沢山食べられていました!🍖
(👆本格的なポスターも作成。イベントもやるからにはとことん本気で実施します。)
(👆肉汁が滴る超肉厚なお肉です。Wantedlyを書いてる僕もお腹が空いてきました(笑)。)
ICTの取り組み。効率化に繋がる見守りシステムの導入
しゃくじい台翔裕館では、aams(アアムス)というマット型の見守り介護システムを導入しています。このセンサーマットをベッドの下に敷くことで、ご利用者さまの状況(心拍、呼吸、体動、離着床、睡眠の状態)を細かく把握・記録することができます。
ご利用者さまの状況をリアルタイムで計測し、危険な変化があった場合、直ちにアラームが鳴るように設定されています。こういったシステムを導入することで、ご利用者さまが個室に居て様子が直接見えない場合でも、プライバシーを守りながら安全を確保することができます。今は見守りの効率化のみですが、今後の展望として、介護記録ソフトと連携することで、スタッフの介護記録の効率化を目指しています。
(👆実際のモニタリング画像です。一つの画面で全居室のご利用者さまのバイタルを確認することができます。)
しゃくじい台翔裕館の山地施設長にインタビューさせていただきました。
(👆しゃくじい台翔裕館の山地施設長です。先日のBBQイベントでは率先してお肉を焼いてくださいました。)
角中)それでは、インタビューを始めさせていただきます。山地施設長から見てしゃくじい台翔裕館はどんな施設ですか?
山地)ご利用者さまが自身の家として、ずっと安心して暮らせる施設ですかね。しゃくじい台翔裕館は全ての部屋が個室になっています。ご利用者さまのプライバシーが守れる環境になっているのと同時に、広々とした共有スペースやレクリエーション活動を通して他のご利用者さまと交流できる環境があります。一人でゆっくりと過ごしたい方も、他の人と関わって過ごしたい方も、好きな時に自由な選択ができます。
角中)公私のメリハリを付けられる施設なんですね。
山地)そうですね。ご利用者さまは色々な経緯で入居されますし、どんな風に過ごしたいかも人それぞれです。こちらが画一的な過ごし方を提示するのではなく、一人ひとりのご利用者さまがやりたいことをクリアにして、生き甲斐を実現していきたいと思っています。
角中)今日は部屋でゆっくりしたいとか、他のご利用者さまと話したいとか、その人に合わせて自由な過ごし方ができるんですね。施設の職員さんはどんな人が多いですか?
山地)明るい職員が多いと思います。ご利用者さまと関わることが好きな人ばかりですし、まだ若い施設なので、職員主導で新しいレクや取り組みをどんどん進めています。近頃だと職員さんが近所の方から薔薇の花をもらったので、「これを使って何かご利用者さまが喜ぶことができないか」と考え、薔薇のお風呂を実施しました。
(👆花びらと入浴剤で薔薇のお風呂を実施しました。しゃくじい台翔裕館Instagramより)
角中)薔薇の花弁を使ったお風呂や厚切りのお肉を使ったBBQなど、職員さんのアイデアが盛り込まれた魅力的なイベントが沢山行われていますね!現場の職員さんが常にご利用者さまに何かできないか、考えているのが伝わってきます。
山地)ご利用者さまの要望を一番知っているのは、現場の職員なので。ご利用者さまのためになることなら、基本的にダメと言ったことはないです。現場のやりたいことを承認・推奨して想いを実現していくことも施設長の仕事の一つだと思っています。
角中)職員さんのやりたいことを聞き入れて、現場のアイデアを形にしているんですね!施設長の仕事ってどんなことがあるんでしょうか?
山地)一言で言うと「施設の何でも屋」ですね。施設周りの草むしりからヒト・モノ・カネの管理まであらゆることをします。施設のサービスを向上させるためにはご利用者さまの視点に立つ必要があるので、デスク周りの仕事だけでなく、現場に入ることを心掛けています。自分の目で現場を見て、その中でご利用者さまがいかに快適に過ごせるか、職員が働きやすいかを追及し、その方向性を示すことが大切だと思っています。
角中)どんな施設にしていきたいか、山地さんの想いが伝わってきました。ありがとうございます!
今後の展望について
角中)最後に、今後の展望についておしえてください。
山地)介護施設は地域のセーフティーネットなので、練馬区の皆さんに必要とされる施設にしていきたいと思います。出来る限り住み慣れた地域で最後まで過ごしたいという想いに応えていきたいですね。「しゃくじい台翔裕館があるから安心だよね、これからも地元で過ごせるね」と思ってもらえることが一つの目標です。コロナがもう少し落ち着いてきたら地域との交流を深められるイベントを企画し、地元の方々ともっと繋がりを作っていく予定です。
しゃくじい台の記事は以上です!いかがだったでしょうか?
施設の雰囲気やICTの導入など、伝わっていれば幸いです。今後もGenki Groupの施設紹介記事は続けていく予定なので、よろしくお願いいたします!
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