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★Genki Group施設紹介★ふじさわ翔裕館~稼働率向上に導いたチームの今後の展望~

こんにちは。
株式会社メディクルードの星加です。

先日、愛知県豊橋市にあるふじさわ翔裕館にお伺いしてきました!
ふじさわ翔裕館は、2021年度にデイサービスの稼働率が急激に伸びた施設です。稼働率向上までの変遷、そして今後多くのご利用者さんに楽しんでいただくための意気込みをレポートします。心温まるお話だったので、ぜひ最後まで読んでください💗

ふじさわ翔裕館とは?

この施設は、愛知県豊橋市に位置する5階建ての建物です。1階がデイサービス、2~5階がサービス付き高齢者住宅となっています。規模としては、デイサービスは定員15名、サービス高齢者付き住宅は定員16名です。周辺地域には高齢者の方が多くお住まいで、ふじさわ翔裕館は明るくアットホームな雰囲気が特徴です。

デイサービスとは、可能な限り自宅で生活を行えるようにするため、在宅にお住まいの方が日中通うサービスです。施設ごとに特色が異なり、中には料理に特化した施設や認知症に対応した施設など、様々な施設が存在しています。
サービス付き高齢者住宅とは、安否確認サービスと生活相談サービスの付いている住宅です。ご利用される方は要介護度の低い方や要支援の方が中心で、要介護度の高い高齢者が多い介護付き有料老人ホームに比べると生活の自由度が高いという特徴があります。

👆今回お話してくださったのは、管理者の丸山さんです。(以下、敬称略)

稼働率向上までの変遷

稼働率の低かった当初は…?

星加)ふじさわ翔裕館は元々別の会社が運営していたところ、5年ほど前に株式会社サンガジャパンの施設となったんですよね。グループに入った当初は稼働率が低かったということですが、当時はどんな様子だったのですか?

丸山)ふじさわ翔裕館のスタッフは、元々個性豊かで明るく和気藹々としたチームでした。当初は稼働率が60%くらいだったので、10名定員のうち6名のご利用者さんに来ていただいているような状況でした。ただ、その数字がどういう状況を意味しているのか分かっておらず、危機感を感じていませんでした。

星加)サンガジャパンのデイサービスでは稼働率85%が最低基準とされていますが、当時は稼働率60%という数字が低いのかも分からないという状況からのスタートだったのですね。

丸山)その後、私が管理者になって一難去ってまた一難、一時期はしんどくなって体調を崩した時もありました。正社員が1人で、あと9人はパートか派遣だったので、自分でどうにかしようという気持ちが強かったです。そうすると、仕事も楽しくなくなってしまい、少しの間休養を取ることになりました。

星加)その後戻ってからはどうでしたか?

丸山)職員が自主的に動いてくれて、とても協力的だったので助かりました。こんなに頼っていいんだと思えるようになりましたね。自分に少し余裕ができたことで、会議でも社長や支社長の話がすっと耳に入ってくるようになりました。前は余裕がなくて精一杯でしたが、社長や支社長の話を聞くことで、自分もスタッフに伝えたら、スタッフが協力してくれるんだと気づくことができました。「人間は一人で生きていけない」とよく言うけれど、本当にその通りだなと思いました。

星加)先程スタッフの方にお話したときに、「丸山さんが家族のようにサポートしてくれるからとても心強い」とお伺いしました。丸山さんの気さくで温かいお人柄が伝わっているのだなと感じました。

稼働率に対する意識が変わったきっかけ

星加)稼働率を上げようと意識が変わったきっかけはあったのですか?

丸山)休養から戻ってしばらく経ち、会議に出たときがきっかけになりました。そこで自分も発表をするようになったことで、数字に対する意識が高まりました。そして、稼働率を上げる目的は売上や利益を上げることではなく、自分たちが持っている社会資源をフル活用することだと分かりました。今までは通院で当日お休みになってしまったら仕方ないなと思っていたのですが、稼働率に意識が向いてからは振替利用をご案内するようになりました。

星加)意識が変わるだけで行動も変わり、結果も変わってきたのですね。ちなみに社長や支社長の言葉で意識が変わったとのことですが、印象に残っている言葉はありますか?

丸山)「やらないと結果に出ないでしょ」という言葉です。他の施設で、名古屋らしさを活かしたモーニングをやったらヒットした事例もあったのですが、思いついたらすぐ行動することの大切さに気づきました。もちろん失敗はあるけれど、次に繋がることも多いと考えています。

👆お誕生日のお祝いをしている様子です🎉

ふじさわ翔裕館の取り組み

星加)ふじさわ翔裕館のデイサービスで取り組んだことについても教えていただけますか?

丸山)今までのイベントに加え、最近は五感をくすぐるようなことを企画しようとしています。例えば、コーヒーを挽いて提供したり、加湿器でアロマをたいたりしています。6月の父の日にはビールに見立てたろうそく作りを企画しています。
今はスタッフが大体動いてくれて、私はOKを出すだけになってきています。1ヶ月間、毎日イベントで埋まるのではないかというくらい、たくさん企画案を出してくれていますし、完成品ができるまで一緒に作り上げていく姿勢があります。ふじさわ翔裕館は、みんなでやってみんなで楽しめるような空気があるなと思います。今後は、同じグループの行徳翔裕園の取り組みのように、大人向けの企画やイベントもさらに増やしていきたいと思います。

👆ご利用者さんにもコーヒーを挽いていただいています。

👆ご自身で挽いたコーヒーを楽しんでいただきました☕

ふじさわ翔裕館の今後の展望

ふじさわ翔裕館の課題とは

星加)稼働率が上がってきたふじさわ翔裕館ですが、今の課題に感じていることはありますか?

丸山)ちょうど今年定員が10名から15名に上がったので、稼働率を85%以上に上げていくことを目標にしています。15名定員のうち、13名以上の方にご利用いただけるよう、営業を強化していきます。Instagramも始めたのですが、皆さん毎日見てくれているので、更新も続けていきたいです。
ふじさわ翔裕館のInstagramアカウントのフォローもよろしくお願いいたします!!

また、自分は管理者として数字を意識しますが、スタッフにはご利用者さんに楽しんでもらうための企画を考えてもらえるようなチームにしたいです。そのためにスタッフにも楽しんでもらう環境をつくっていきたいです。

星加)スタッフの方は、「丸山さんが常にご利用者さんのことを気にかけているから、力になりたいという気持ちで働いている」とおっしゃっていました。皆さんが丸山さんに絶大な信頼を置いていて、とても素敵なチームだなと感じました。

ふじさわ翔裕館の今後の展望

星加)それでは、最後に今後の展望についても教えていただけますか?

丸山)大人の喫茶店のような施設を作りたいですね。コーヒーを飲みに行くような感覚で、通いに来れるデイサービスを実現したいです。ふじさわ翔裕館のアットホームな雰囲気も良さとして活かしていけたらいいと思います。実現のためには施設のハード面でも課題が出てくると思うので、これから具体的に考えていきたいです!

👆PCの画面に映っているのはふじさわ翔裕館のInstagramです!

丸山さん、ご協力ありがとうございました✨

次回もお楽しみに!

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