こんにちは、株式会社メディクルードの廣松です。
先週の内定式では、半年後に入社する後輩を喜ばせるべく、ジャングルクルーズの司会のお兄さんを全力でやりきりました。やはり人の喜ぶ姿を見るというのは仕事の大きなやりがいの一つですね。(-_- )シミジミ
👆内定式のレポートはこちら
さて今回は事業部紹介!「理想のチームはオーシャンズ8!経営企画チームって何をするところなの?」ということで、経営企画チームの寺戸さんにご協力いただきました。
チームと言いつつ、現在は寺戸さんお一人の部署。普段は僕のボケに対して軽快に乗っかってくださる寺戸さんですが、今日はどんなお話が聞けるのでしょうか。楽しみです! (゚▽゚)ワクワク
👆写真真ん中:寺戸さん。寺戸さんの左右をそれぞれ新卒1期生の廣松と宮原がwithB風に固めました。
この企画では「入社1年目の社員が知りたいことはきっと皆さんも知りたいはず!」と信じて、
次の5つの項目をもとにインタビューしていきます!
***インタビュー項目***
①〇〇チームのメディクルード/Genki Groupにおける役割は?
②〇〇チームの仕事内容は?
③〇〇チームとしての目標は?
④〇〇チームから見た社長はどんな人?
⑤読者の皆さまへメッセージをどうぞ!
寺戸)一人だと寂しいので聖心美容クリニックのマスコットキャラクター、聖心クリ子にも来てもらいました(笑)
廣松)未だにクリ子への愛着が湧いてないんですよね(笑)
寺戸)そのうちキモかわいいと思えるようになりますよ(笑)
👆写真右端:後ろから見守ってくれている聖心クリ子😉
①経営企画チームのメディクルード/Genki Groupにおける役割は?
廣松)ではさっそく聞いていきたいと思うのですがその前に、、、
そもそも経営企画ってどういうお仕事を指しますか?新卒の身としてはあまり聞き慣れない言葉でして……。予めネットで調べた限りでは「会社の中長期の経営目標を設定し、そのための戦略の立案・策定を行う部署」と書かれていましたが、この理解は正しいですか?
寺戸)間違ってないと思いますよ。ただ、経営企画が何をやるかは会社によって違いますね。メディクルードの経営企画チームでは主に各チームに属さない仕事をやっている事が多いです。だからプロジェクト単位の業務が多くなっていきますね。なんでも屋さんというイメージで良いかと思います。
廣松)以前総務チームのインタビューでも「なんでも屋さん」という話が出てきましたが、違いはありますか?
寺戸)総務チームは聖心美容クリニックの運営を円滑にするためのなんでも屋さんという感じですね。それに対して経営企画チームは今までやられていなかった新規のプロジェクトを担当するような部署です。
廣松)なるほど、理解しました!
👆とにかく色んなことをやっていると言う寺戸さん。今回のインタビューは濃密なものになりそうです!
②経営企画チームの仕事内容は?
廣松)それでは具体的な内容について教えてください!
寺戸)今やっているのは大きく分けて3つかなと思います。1つ目が脱毛クリニックであるS-Laboの運営、2つ目が各種新規プロジェクト、そして3つ目が広報になりますね。
②-1S-Laboの運営について
廣松)それではまず、1つ目のS-Laboの運営から聞かせていただこうと思います!S-Laboって今年の1月に新しくできたクリニックですよね。聖心美容クリニックの姉妹ブランドとしてできたと聞いていますが、そもそもなぜ作られたのか、といった部分からお聞きしてもよろしいでしょうか?
寺戸)S-Laboは「高品質の美容医療を、より多くの人に届ける」をコンセプトに作られたものですね。例えば全身脱毛って高いじゃないですか。それをシステム化することで安く提供できないかなと。ただ品質は保ちたいので聖心美容クリニックで培ってきた技術、データを集積したり、最新の機器を積極的に導入したりしています。現在のメニューは脱毛のみですが、今後は美肌系とか痩身系もやっていく予定です。
廣松)おそらくターゲット層も違いますよね。
寺戸)そうですね。聖心は30代以上の方がメインですが、S-Laboは20代以上をターゲットとしています。
S-Laboで知ってもらった後、いつか聖心美容クリニックにも来ていただければという想いもありますね。
👆S-Laboのホームページより抜粋。
廣松)なるほど。では、経営企画チームとしてはどういう風にその運営に関わっているのでしょうか?
寺戸)商品企画、業績分析、それからSEMやPRなどですかね。
廣松)聞き慣れない言葉が(汗)一つずつ説明していただけますか?
寺戸)商品企画は施術メニューを組んだりすること。競合調査等をしながらどういうコースが良いかなと決めています。業績分析では、例えばベッドの稼働率を見るといったことをしています。平日の稼働率が悪かったら、それを受けて平日の割引プランを出すみたいなことをしますね。そうすると平日の稼働率は上がってくる。けど同時に休日の稼働率が下がるといったことも起こってくる。それに対して同じような割引プランを出すと元に戻っちゃうだけなのでまた別種のプランを出す、といったことを繰り返していくわけです。
廣松)なるほど~。いわゆるプランってそういう風に決められているんですね。それでは続いてSEMとPRについて教えてください!
寺戸)SEM(Search Engine Marketing)はネットでの集客のことですね。広告出したり、SEOと呼ばれる検索結果の最適化を行なったりしています。PRはみなさんが想像しているような広報です。
廣松)SEMとPRはどのように違うのですか?
寺戸)誤解を恐れずに言えば、有料なのがSEMで無料なのがPRですね。
それぞれ特徴があって、例えばSEMは自分たちの言いたいことを言いたいタイミングで言えるんです。それに対して、PRって主導権が新聞やTV側にあるんですよ。内容としては世の中の取り上げたい情報とか、関心に沿ったものになりますし、タイミングとしても私達が日頃から発信した情報を取り上げてくれるのを待つ形になるんです。なので大きなニュースがあるとそっちに持っていかれちゃったりします。
廣松)半沢直樹の最終回の日に出しても、話題にならないみたいな感じですね(笑)
寺戸)そんな感じです(笑)もちろん時代の流れを読みつつ、取り上げてもらいやすくはしますけどね。例えば聖心美容クリニックのPRなんかだと、コロナ禍でマスクの方が増えたのに合わせて、皮膚科の先生にマスクかぶれの話をしてもらったりしますね。
廣松)PRのメリットとしてはどんなものがありますか?
寺戸)例えばSEMでは医療法に引っかかるので言えない情報をPRでは発信できたりするんですよ。いわゆる報道の自由ですね。
廣松)なるほど、自分で広告するのは駄目だけど、メディアが第三者的な立場から言うのはOKということですね。
寺戸)例えば脱毛だと「痛くない」という文言をSEMで出すことは医療法に引っかかるけど、テレビでタレントさんが「痛くなかったです」って言っても問題ないんです。ただPRは無料掲載と言いつつ、プレスリリースなどPRしてもらうための活動にはお金かかっちゃいます(笑)それでもTVCMを出すよりは断然お金がかからないので使っていますけどね。先生がいい印象で話してくれますし(笑)ちなみにTVCMを出そうとすると一本[ピー]円くらいかかりますよ。
廣松)そんなに……!タレントさんがCMは儲かるって言っていた理由がわかりました……!
👆S-Laboのホームページを見せながら説明してくださる寺戸さん。
②ー2新規プロジェクトについて
廣松)続いてお仕事2つ目の新規プロジェクトについて教えてください!
寺戸)新規プロジェクトについて今やっているのは、上海メディクルードと組んで行う中国の方向けのコスメ販売とOEM商品開発の2つかなあ。
廣松)う、また聞き慣れない言葉が(汗)まずはコスメ販売の方から聞いていこうと思います。こちらはなぜやろうという話になったのでしょうか?
寺戸)日本のコスメって中国でとても需要が高いんです。だからめちゃくちゃ売れているんですけど、まだまだ市場に入り込める余地はあるんです。需要が満たされていない。だから日本に来てコスメを爆買いしていくんですよ。
日本のコスメ会社さんの方はというと、いい商品を作るのにチャネルを持っていない会社さんがたくさんあるんですよね。なのでそれをうちが窓口になって販売しているような形ですね。
廣松)なるほど、上海メディクルードで既に蓄積しているノウハウを活かしているんですね。上海メディクルードと言うとたしか、中国にある聖心美容クリニック、みたいなところですよね。
寺戸)ざっくり、その理解で大丈夫です!私達は中国語が分からないので、書類の作成や現地の方とのやり取りを補助をしてもらっていますね。ただ日本の商品なので成分表出したり、書類出したり、委任状出したりとかは私達側でやっています。
廣松)そんなことをやっていたんだ……!という驚きの気持ちでいます(笑)もう一つのOEM商品開発とは何でしょうか?
寺戸)アウトソーシングといえば分かりやすいのかな?自社で医療系のコスメを作るんですけど、そのときうちがやるのは商品企画だけなんです。実際に作るのは別の製造会社さんですし、聖心美容クリニック以外のクリニックで販売するとなったときの営業も販売業者さんにやってもらっていますね。
廣松)こちらはなぜやろうという話になったのでしょうか?
寺戸)医療系のコスメってあればいいのになって商品がなかったりするんですよ。であれば自社で作っちゃったほうが良いかなと(笑)もともと医療品なので広告はかけられないんですが、その広告費分安くなっていますね。宣伝としては写真や紹介文は全部こちらで用意して、どのクリニックさんも使っていいですよという形にしています。
廣松)たしかに化粧品って広告費がめちゃくちゃ乗っかっているイメージがあります。
寺戸)利益計算とかもやるんですよ。例えば聖心美容クリニックのデータを見ながら推計販売数を出し、そこから売上の予測が出るので、販促のタイミングや費用を出し、販促キャンペーンするとさらに売れると思われるので、その弾力性がどれくらいあるかを計算して……、みたいなことをやっていって最終的に「この商品を作ればこれくらい儲かります!」というのを稟議で提出しています。
廣松)そんなことまで……!経営企画チームっていろんな部署を詰め合わせたようなところですね。商品企画であり、マーケティングであり、一般的な意味での経営企画でもあり……
寺戸)そうですね~。なのでそれぞれの会社で経営企画の定義が違うのかもしれませんね。
廣松)いやあ、寺戸さんはお一人で本当にいろんなことをやられてますね。
寺戸)多分飽きっぽいからなんだと思います(笑)
👆飽きっぽいからですよ~と笑う寺戸さん。
②ー3広報について
廣松)最後に3つ目のお仕事、広報について教えてください!
寺戸)メディクルードや聖心美容クリニックの広報のほか、Genki Groupの中にある、関東サンガ(介護)やNPO法人共生フォーラムの広報もサポートしています。
廣松)こちらも幅広いですね……。
寺戸)聖心美容クリニックの広報については、さっきちらっとS-LaboのPRのところで話したように、プレスリリースを出して、取材してもらって、みたいなことをやっています。その他のメディクルード、関東サンガ、共生フォーラムに関してはWEBサイトを作ったりといったことが主な部分ですかね。それぞれ予算が違うのでやることも異なるといった感じです。例えば、共生フォーラムではカンボジアの支援を行なっているんですけど、「WEBサイトにお金かけるよりは、カンボジアへの寄付に使いたい!」ということでGenki Group内で人を集めてWEBサイトを内製したりしたんですよ。
廣松)あれも寺戸さんが作っていたとは……!
廣松)ここで一つ疑問なんですけど、新規の企画って、誰が発案するんでしょうか?寺戸さんが企画を発案するのか、それとも社長から企画が降りてくるのか。
寺戸)ケースバイケースですね。社長発信のものと私発信のものと両方ありますよ。企画のストックはたくさんあるので、世の中の状況を見て出すか出さないかを判断しています。
廣松)そういうゼロイチを発案するのってすごく難しそうだなと思ってしまうんですけど、何かコツとかマインドみたいなものってありますか?
寺戸)そうですね~、新聞や本を読むように言われると思うんですけど、そのときに自分の会社ではどういう風に応用できるかを考えながら読むと浮かんでくるんじゃないかなと思っています。
廣松)なるほど!たしかに普通に読むのと「自分の部署では考えた企画を形にできる環境がある」と思いながら読むのとでは読み方と変わりそうですね。いわゆる自分事化して読めるかどうかですね。
寺戸)そうですね。脳の体操にもなりますしね。
廣松)そのマインド、見習わせていただきます……!
廣松)もう一つ加えて質問です。経営企画チーム自体は現在寺戸さんお一人ですが、どこの方と一緒にお仕事することが多いんですか?
寺戸)今はS-Laboに力を入れているので、S-Laboのスタッフが多いですかね。一人チームと言いながらそれぞれの場所、場面でチームを作っていく形ですね。S-laboの現場もチームですし、広告をお願いしている会社さんや化粧品の製造会社さんともチームでやっていています。
廣松)いくつかのプロジェクトチームの輪が重なった部分に経営企画チームがあるというイメージですかね?
寺戸)まさにそんな感じですね。
👆僕の数々の質問に対して真剣に答えてくださる寺戸さん。
③経営企画チームとしての目標は?
廣松)3つ目の質問に行きたいと思います。経営企画チームとしての目標を教えてください!
寺戸)活動スローガンとしては「とことん真面目に工夫と挑戦」を掲げています。
S-Laboに関して言えば、現場主義の徹底ですね。立ち上げたばかりで一から作り上げていくものも多いです。それはやはり現場を知らないとできないので、現場とのやり取りは特に密にとる必要があります。
データを全て現場に見せたうえで、「じゃあこんなサービスどうですか」って提案するんです。そうすると現場の方から「実際のオペレーションはこうです。こんなニーズを持った患者さんがいらっしゃいます」みたいな返答が返ってくる。そうしていく中でだんだん固まっていくものなんですよね。
廣松)現場からも情報を密にもらうし、こちらでまとめた情報も密に渡すしって感じですね。
寺戸)コロナ禍の状況を見つつではありますが、もうそろそろ月に2回は現場に行こうと思っています。結構仕事以外の話もするんですよ。そのなかでポロッと良い意見が出てきたりするんですよね。
廣松)リアルって結局雑談ができるのが良さだったりしますよね。報告するまででもないことが話せるのが良いところというか。
寺戸)うちの良いところだなって思うのがスタッフが「患者さまにより良いサービスを」というのは共通認識を持っているところなんです。ちょっと迷っているときとか、業務が煮詰まってきたときとかに「患者様にとっていいのはどっちだろうね」と立ち返られるのが良いですね。
「同じビジョンを持って個々に自分の分野で力を発揮できるプロ集団」になることこそが「チームワークを最大化する」ということのなのかなと思いますし、それが目標かなと思います。
廣松)このチームというのは先程言ったように、プロジェクト単位のチームってことですよね。
寺戸)そうですね。チームと言うと「一つの同じことをやっている集団」というイメージを持たれるかもしれません。だけどそうではなくて、「やっていることは別々だが、達成したい目標が同じ集団」がチームワークとして理想だなと思っていて。イメージとしてはオーシャンズ8がわかりやすいですかね(笑)
廣松)なるほど、伝わりました(笑)
👆「特攻野郎Aチーム」だと伝わらないんだ……!と驚く寺戸さん。
④経営企画チームから見た社長はどんな人?
廣松)経営企画チームから見た社長はどんな人ですか?社長とのやり取りも多いかと思いますが。
寺戸)雷のような人です(笑)
廣松)というと……?
寺戸)スピードがめっちゃ速いんですよ。相談したときの判断も速いし何かを変える時のスピードも速い。もちろんこちらにも要求されるんですけどね(笑)しかも強烈じゃないですか(笑)
廣松)速い、強烈、で雷みたいなイメージですかね(笑)
寺戸)そうですね。物の本によると、神成って名字がそもそも雷からきているらしいんですよ。秋田の雷が多い地域が発祥で、それがなまって神成になったそうですよ。
廣松)知らなかった……。名が体を表していますね……。
寺戸)後はいつ寝てるんだろうって思います。仕事の話もするし、お勉強もされるじゃないですか。結構感動したのが、12年くらい前に入職したときで。社長がこれからSEMを勉強するっておっしゃっていて、社長自身がそういう勉強をするんだ!って驚きました。SEMについても自分で勉強して議論できるようになってくるし、ドラマの話を振っても全部見ているんじゃないかってくらい話に乗ってくれるし、付き合いもあるだろうし、いつ寝てるんだろう。。。って思いますね。
⑤読者の皆さまへメッセージをどうぞ!
廣松)最後に読者の皆様にメッセージをどうぞ。
寺戸)オフィスも移って、コミュニケーションが取りやすく、ますます雰囲気のいい、働きやすい職場になりました。仕事ももちろんですが、遊びに対してもとことん真面目にやる会社なので、楽しい社会人生活を送れると思います!
👆終始笑いを織り交ぜながら話してくださる寺戸さん。非常に勉強になると同時に非常に楽しく取材させていただきました(*´ω`*)
以上、経営企画チームへのインタビューでした。
次回はICT推進チームにインタビューしたいと思います!お楽しみに!
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