1
/
5

入社直後の5日間でエンジニアはどう過ごすのか【オンボーディング解説】

こんにちは!エンジニアマネージャーの兵頭です。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!!

なんと、メディアエンジン社は去年12月末にまた新たなエンジニアメンバーを迎え入れることができました! \おめでとうございます/ \ありがとうございます/

とても強力なメンバーを迎え入れることが出来て非常に心強いです。本当に心強いメンバーです...!!!!

今回はそのスーパー心強い新メンバーを紹介したいところではありますが、新メンバーの紹介はまた別の機会にさせていただくとして、そういった新メンバーを迎え入れるときの体制についてお話しさせていただきます!

ベンチャー企業なのでカオスです?

採用候補者には日々散々と「ベンチャー企業なのでカオスです」「裁量を持って体制整備から関わりたいメンバーを募集しております」と謳っている毎日ではありますが、さすがに入社直後で右も左もわからないまま荒波に放り出されるようなことはありません。

むしろ入社直後は「意外と手厚くサポートしていますよ!」ということを知ってもらえると嬉しいです!

入社直後のメンバーが仕事に馴染んでもらいやすくするために、メディアエンジン社全体およびエンジニアチームにおいて「オンボーディング」という概念を取り入れています。

オンボーディングとは

組織やサービスに新たに加入した人に手ほどきや支援を行い、定着を促したり慣れてもらう活動のこと。

IT用語辞典 e-Words より引用)

とのことです。

オンボーディングのスケジュールを公開します!

エンジニアチームでは、最初の5日間をオンボーディング期間として設定しています。
(場合によっては7日間くらいスケジューリングすることもあります)

ここからは実際にどのような5日間を過ごしていただくかのスケジュール内容を解説していきます。

スケジュール内容に関しては2020年12月時点で行ったオンボーディングをベースに解説しているので、 今後の会社の状況や入社メンバーの専門領域・スキルセットによって多少の変更が生じることがありますが、ざっくりとした全体感やコンセプトだけでも把握して頂けると嬉しいです。

それでは初日から順番に説明していきます!


1日目 - 配属前ガイダンスが中心

なんと初日はすぐにはエンジニアチームには配属されません!

全体の朝会で軽い紹介と挨拶をしていただいたあとは、コーポレートチーム預かりのもと全職種共通の配属前ガイダンスを受けていただきます。

配属前ガイダンスの内容は

  1. 会社のルールについての説明を受ける
    1. 雇用条件、勤怠、フレックス制度などの就業に関する説明
    2. フルリモートワーク前提の働き方について説明
    3. コロナ対策について
    4. コンプライアンスについて
  2. 会社の成り立ちと組織についての説明を受ける(社長が解説!)
    1. メディアエンジン社の設立背景について
    2. メディアエンジン社のカルチャーについて
  3. 事業の全体像についての説明を受ける

などなどです。
また、勤怠システムやオフィスソフトなど社内メンバー全員が扱うシステムの導入案内などもあります。
その他にも転職して叶えたかったことや、弊社でどのように活躍し将来どうなりたいかなどの「転職活動の振り返り」を行ったり、困ったときの相談先の提示なども行っています。

エンジニアチームへ配属されるのは18時以降です。
初日はほぼガイダンスだけで終わってしまうので18時以降にエンジニアチームに迎え入れられたあとはメンバー間で自己紹介を行います。

自己紹介では

  • どういった仕事をしているか
  • これまでの経歴
  • 趣味や得意な言語などのスキルセット
  • 興味のある領域や分野

などを話し合い、お互いを理解しあう場となります。基本的には既存メンバーの紹介が中心となります。

また、お昼には全社員との交流する機会となるウェルカムランチを開催しています。


2日目 - セットアップ + α

2日目はセットアップが中心になります。

会社から支給される社用のPCに業務全体で扱う効率化ツールなどを導入したり、エンジニア業務で扱うエディタやターミナルの設定などをひたすら進めます。
自身が作業しやすい環境を徹底的に準備することによって、今後実務に入っていく際に最大限のパフォーマンスが発揮できるように備えます。
(チームメンバーからもおすすめのツールを紹介してもらえたりもします!)

またツールのセットアップとは別に、3日目から実際に改修作業のチュートリアルとして触っていただくメインシステムをローカルPC環境でも動かせるようにするための立ち上げ準備も進めます。


【コンプライアンス研修に関して】

会社全体の取り組みとして

  • 法令の遵守、社会的要請への対応ができている
  • 社員1人1人が安心して働ける会社になる
  • ステークホルダー(社員、取引先、株主、社会...etc)と健全な関係を築く

ことなどを目的としたコンプライアンス研修の受講を必須としています。
過去に開催された「講師からの研修」を視聴し、内容を理解できているかの「テスト」を受けていただきます。

研修は過去に開催されたものを全て受講する必要があり、テストは合格点以上の正答を得られるまで何度も受験していただくことになります!

このコンプライアンス研修がなかなかボリュームがあるものになるため、2〜5日目の午前中はチーム内でのオンボーディングとは別枠で時間を確保しています。それ以外の空き時間が発生した際も先んじて進めていただくことも可能です。

3日目 - メインシステムを知り、触れる

いよいよエンジニアらしい業務が始まります。
弊社で開発しているメインシステムの座学的なレクチャーとペアプロを行います。

レクチャーでは

  • 何のシステムであるかの概要
  • システムが出来上がった背景、歴史など
  • 利用者(ステークホルダー)の相関
  • 技術スタック、テーブル構成、設計などの概要
  • 現時点で抱えているシステムや仕様面での課題

などの解説を受け、
ペアプロはシステムの実装に詳しい先輩エンジニアとのタッグで行い、1〜3日程度で終わる比較的小さな案件の改修業務に入っていただきます。

オンボーディングで触ることになる改修案件の傾向としては
「●●の機能を▲▲でも使えるように移植する」「●●のページのXXの振る舞いを□□と同じUIに改修する」
など、すでに存在している他の実装を参照しやすいような案件を対応してもらうことが多いです。

このタイミングからすぐに戦力になっていただくという意図よりも、
内部の実装(や場合によっては課題)と、それをどのように改修するかの流れを掴んでもらいたいという意図が強いです。

また、フロントエンドとバックエンドの実装が分かれているシステムになるので、オンボーディング中に両方を触れていただくことになるような案件配分にもなっています。(※フルスタックエンジニアの場合)


4日目 - プロダクトを広く深く学ぶ

改修作業は基本的には3日目の続きになります。
最初に着手した案件が早く終わっている場合は、ペアプロではなく1人で改修作業に着手してもらったりもします。

また、座学では改修に着手してもらっているメインシステム以外の説明を受けます。
周辺システムを把握することで会社や事業全体の業務理解を深めてもらうことが目的です。
直近では改修に着手しない可能性が高いシステムの説明なので、軽めのレクチャーになります。

またまた、メインシステムにおいても3日目には概要しか説明しきれなかった部分の詳細をより詳しく解説したりもします。
この辺りは改修案件の進み具合によって解説する範囲や量を柔軟に調節しています。

5日目 - コードレビューからリリース周知までの業務フローを制覇

改修した案件は

  • 改修分のテストコードも書いた上で自動テストにパス(合格)する
  • エンジニアチーム内でのコードレビューを通す
  • 意図通りに改修できているかの動作確認(検収)を通す

というチェックフローを経たうえでようやくリリースされます。

リリース時の手順や、万が一ここで問題があった時の原因調査の手順やロールバック手順なども解説を受けます。

また、リリースをしたら終了ではなく、どのような改修や機能追加が行われたかをステークホルダーに周知するための手順も解説され、実際に周知を行っていただきます。

進み具合によってはスケジュールが前後することもありますが、ここまでの一連の業務を終えることにより、エンジニアチーム内でのオンボーディング業務はめでたく完了です。

オンボーディング終了後にはチーム内での歓迎会なども控えています!

その後

オンボーディングを終えたエンジニアメンバーは本流の開発フローに合流します。
プランニングや振り返りなどのルーティンワークに参加したり、時にはヒアリングや要件定義から参加するなどの柔軟な動きや、自ら課題提起や改修すべき箇所の提案などを行ったりします。

裁量抜群の成長環境の中でエンジニアとして、はたまたエンジニアの垣根を越えた存在として手腕をふるっていただくことになります。

まとめ

弊社はベンチャー企業らしいある程度のカオス感があり、自走力を求められる会社ですが、入社直後のサポートはご覧いただいたようにかなり手厚くサポートをさせていただいております。
それでもまだまだ完璧ではないので、オンボーディング後にフィードバックも出してもらえるような向上心溢れるエンジニアのみなさまからの募集をお待ちしております!

少しでも興味があれば気軽にお声がけください!!

Invitation from ソウルドアウト株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
ソウルドアウト株式会社's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Ryoma Hyodo's Story
Let Ryoma Hyodo's company know you're interested in their content