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【学生編②】運営会社のインターン生が捧ぐ、OB・OG訪問サービスのメリット


こんにちは。Matcherでインターンをしている、八重樫です。

Matcher株式会社は「出会い方に革命を起こし、かけがえのない出会いを生み出し続ける」ことを目指し、大学関係なくOB・OG訪問ができるマッチングサービス「Matcher(OB・OG訪問機能)」を運営している会社です。

今回は「OB・OG訪問サービスのメリット【学生編②】」。前回の続きになります。

前回:「OB・OG訪問サービスのメリット【学生編①】

要約すると、「今現在やりたいこと」を追求するのではなく「将来なりたい自分」を想定してキャリアを選択する、逆算するキャリア観に対する疑問を解消するべく、新卒入社時に逆算していなさそうな社会人に会いに行ったという話でした。

就活に対するスタンスを明確にできる

で、実際話を聞きました。その方は大手石油会社からベンチャー、そして現在はリクルートグループに勤められています。就活という観点では院進の予定が急遽、予定を変更して就職をせざるを得なくなったということでした。

僕はその方に対し、オブラートに包みつつ、以下のような趣旨の質問をしました。

「行き当たりばったりのキャリアはどうだったか?将来について考える必要はそもそもあるのか?」

それでは"いま現在"興味のあること、実現したいことを追求する「やりたいこと軸」か、大きな目標を実現するために必要なスキルを逆算して、それらを身に付けていくキャリアを歩む「なりたい自分軸」か、という疑問を解消する質問になっていないと思う方もいるでしょう。

しかし僕がOB訪問をした方は、短期・長期の視点を問わず、何をやりたい、どうなりたいということをあまり考えていなかったそうです。そういう経緯で以上のような質問に変質しました。

で、以上の質問に対して帰ってきた答えは

「自分のキャリア選択で後悔している部分はある。就活の段階で将来をきちんと考える必要がある。」

一方で以下のようなお話も頂きました。

「将来については不確定要素が多いのも事実。それを踏まえつつ、"納得感"を持って就活を終えることが重要。きちんと考えなかったという後悔がその後のキャリアに響く。」

この"納得感"の部分に僕が経験してきた感覚をあえて当てはめるとすれば、「部活」がかなり近いのではないかと考えています。その感覚が僕の就活に対するスタンスを決定づけることになりました。


見出した「部活」に近い感覚

部活動で競技をする以上、勝利は至上命題です。しかし、一生懸命努力してもうまくいかないことは山ほどあります。初戦の相手がべらぼうに強ければ、どんなに練習を積み重ねて対策をしても勝てない。一回戦敗退。現実的に起こりうる話です。すべての試合に勝利し、全国制覇できるのは一校だけですからね。

だからこそ、自分たちの"やり切った感"が重要だと考えています。漫画『スラムダンク』で主人公を擁する湘北高校は、優勝候補筆頭の山王工業を死闘の末に倒した後の試合で「嘘のようなぼろ負け」を喫します。ただ、そこに悲壮感はありませんよね。

可能な限りのあらゆる努力をして結果ダメだった時と、努力不足やチーム内分裂が原因で不完全燃焼のままトーナメントから去るのとでは、後悔の度合いが大きく変わります。

就活も部活と同じではないか、というのが僕の至った結論でした。

今現在やりたいことを追求するのか、あるいは将来的な目標から逆算をして、必要なスキルを勘案しながらキャリアを組み立てていくのか、という文脈からは外れてしまうかもしれません。

しかし僕自身が知りたかったのは、そのどちらを選べばいいのかということではなく、どのようにすれば後悔せずに済むかということだったと思います。

ですから、理屈を用いてしっかりと詰めることが出来る部分は徹底的に詰める。雰囲気といった定性的な要素も可能な限り言語化して分析する。一方で、排除できない運の要素も認識する。以上のことを就活で意識するようにしました。

そうすれば入社後に後悔する確率がかなり低くなるのではないかと思います。少なくとも、もっと調べておけばよかったとは思わないでしょう。

結局、僕は今の時点で興味があることを出来そうな企業に行くことにしました。調べうることは調べ切ったうえで選択することが出来たと思います。

選考では志望度の高い企業ほど真に迫った面接になりました。内定先は第一志望でしたし、志望度の高いところほど受かりやすかったように思います。志望度がさほど高くない企業でも実質最終まで進んだところもいくつかありましたが、志望度を問われて結構な割合で落ちました(笑)。

経験を積んできた社会人には学生の意欲を見抜くなど、容易なことなのかもしれません。結果的に落ちた方が双方にとって幸せなことだと思いますし、悲観することはありませんでした。

成果はまだ分からない

ここまで話をしてきましたが、まだ僕は社会に出て働いたわけではありません。ですから、僕が行った就活の顛末を皆さんが評価することは現時点で出来ないわけです。これから年月を経て、傍から見れば失敗だと言われるような結果になる可能性も否定できません。

ただ繰り返しにはなりますが、僕自身はどのようなキャリアを辿るにしても後悔することはないと思っています。それは、自分が考えうることを最大限考えることが出来たから。ある種の諦念ともいえるかもしれませんが、それだけ納得のいく就活ができました。

Matcherを効果的に使えば、選考対策だけでなくキャリア観や就活観をはぐくむことになると思います。もしこれを学生の方が読まれているのであれば、後悔しない就活をしていただければと思います。

社会人の方でMatcherというサービスに関心を持っていただけたのであれば、ぜひ登録をするかオフィスに遊びに来ていただければと思います。

で、これで終わりと思いきや【学生編➂】に続きます。Matcherの新たな境地をお見せできればと思います。

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