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教育に興味を持った大学生の僕が、EdTechベンチャーで社員と机を並べるまで

マナボに入るまで

家庭教師センターやオンラインメディアでのアルバイトを経験したのち、昨年の夏から約5ヶ月間、ウォンテッドリー株式会社でセールス・マーケティングのインターンとして働いていました。しかし、ある頃から教育への関心を強く持つようになり、スタディサプリやKhan Academyの登場などで盛り上がっていたEdTech業界の動向をフォローし始めました(EdTech = Education + Technology)。

教育に興味を持ったきっかけには、個人的な理由と社会的な理由があります。

個人的な理由は、何か新しいことを学ぶ面白さを他の人に伝えたいと思ったから。高校の社会科の教師である父の下に育った私は、昔から授業を聞いたり本を読んだりすることを通じて、いろいろな物事の法則や仕組みを知ることが好きでした。そうした法則や仕組みを理解することは、社会人として生きていくときにも役に立ちます。学ぶこと、勉強することの面白さを伝えることは、生徒の人生に好影響を与え、生徒の幸せにもつながっていくのではないかと考えていました。

社会的な理由は、今の日本の教育には様々な課題があるからです。親世代の経済的な格差が子どもの教育格差につながり、不平等が再生産されてしまう問題や、学校で習うことは社会に出たとき役に立たない場合も多いことに問題意識がありました。多くのEdTechベンチャーが取り組む都会と地方の教育格差という課題にも、疑問を抱いている人が多いことを感じていました。

以上のような理由から、ITを中心とする新しい技術を使って教育に新しい風を吹きこもうとするEdTechという分野に興味を持ったわけですが、数あるEdTechベンチャー企業の中でも、スマホ家庭教師の事業を展開するマナボには、個人的に注目していました。

というのも、同じ大学の先輩である代表・三橋(写真)のプレゼンを数年前に聞いたことがあったのです。ITの力を使って、場所や時間の制約を受けずに誰でも学べる仕組みを創ろうというビジョンにも、強い魅力を感じました。

本格的に教育への興味が強くなった頃、マナボを含むEdTechベンチャーの代表が集まるイベントを見つけ、そこで自分から三橋代表に声をかけました。その結果、運よく面談を設定していただき、更にはインターンとして採用されることになりました。自分から動くことでチャンスをいただいたという点で、積極性は本当に重要だと感じる次第です。

今やっていること

採用時に「業務はエンジニアリング以外すべて」と言われていたとおり、雑務から採用媒体用のメンバー写真撮影、学生チューター向け研修プログラムの改善など、手持ちの能力に合わせて様々な業務を担当しています。上司の方から依頼された仕事を処理していく場合もありますが、自分から提案して進める案件も少なくありません。

現在は、チューターによる指導の質を向上させるための研修開発に、自ら手を挙げて取り組んでいます(チューターとは、塾の講師のようにマナボのサービスを使って生徒に勉強を教える人のことです)。

SQLという言語を使ってデータベースからサービス利用の現状を分析したり、チューターの一員として生徒に勉強を教えたりといった仕事もあり、インターンの業務は多岐に渡ると言えます。どの仕事からもそれぞれにやりがいと学びを得られるため、退屈することはありません。

マナボについて

会社や学生団体の一員として働く経験はこれまでに何度もありましたが、事業を動かす人間として成長するという意味では、マナボはこれまでで最もよい環境だと感じています。その理由は、マナボが少数精鋭の組織であり、意思決定の現場に立ち会えることにあります。

事業の方向性を決める全体ミーティングに、インターン生を含めた全メンバーが参加することになっているので、会社がどういった方向に向かっているのか、そして自分の仕事がどのような経緯で必要になったものなのかといった点の全体像を知ることができます。インターン生も社員と同等の発言権・責任を持つ一方で、自分の仕事がどのように他のメンバーや顧客につながっているかよく理解できるのです。そのため、ベンチャーならではの面白さを感じながら働くことができています。

また社員の方々も、東大在学中に起業した社長をはじめ、ライブドア事件をくぐり抜けた事業統括部長起業やクックパッドでの事業立ち上げ経験を持つCTOなど個性的な方が多く、ランチタイムを含めて日々新たな学びを得ることができる環境です。口コミや業界誌を通じて同業他社の情報が流れてくることも多いので、業界についても自然と詳しくなります。また、Trelloなどの情報共有ツールやSQLを使ったデータ分析に強くなれるのも、自分にとって嬉しい特典でした。

今後やりたいこと

先のことは考え過ぎず、目の前の仕事を丁寧にこなすことで、マナボのサービス向上や自身のスキル獲得につなげていきたいです。まだインターンを始めて2ヶ月足らずであり、会社に大きな貢献をもたらすところまで到達していないので、きちんと成果を出したいと考えています。

マナボでのインターンをおすすめする学生像

マナボは、インターンの意思を尊重する会社です。やってみたい施策や学びたいスキルがあれば自ら提案をすることができ、それが会社にとっても有益だと認められれば、必要な情報を提供してもらうことができます。もちろん最初から有効なアイデアを次々に出すというのは難しいかもしれませんが、主体的に事業を動かせるようになりたいと考えている学生に向いた環境だと思います。

そうした主体性への意思を持った学生さん、特に教育やITの業界に興味がある方は、きっとマナボで大きく成長できます。ぜひ一緒に働きましょう!

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