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「デザイン未経験OK」の求人に飛び込んだら出会い系サイトの制作会社だった!そこを経て、いまメイクショップで働いている理由
【メイクショップスタッフインタビューVol.2】
今回はデザインチームの2人をお呼びして、デザイナーとしてのキャリアは茨の道(?!)だった二人に、根掘り葉掘り聞いちゃいました。
志田弥生(しだやよい)
MakeShopの管理画面やプロダクトのデザインを担当。
Perfu◯eと関◯ャニの安田くんが好き。
田中将文(たなかまさふみ)
サービスのプロモーションのデザインを担当。
乃木坂46の松村沙友理ちゃんが好き。
二人はチーム内でオタク部とのこと。
田中:いつか松村沙友理ちゃんを呼んでくれたら、この会社に骨を埋めます。
――え…!じゃあがんばり…ます!
それはさておき(笑)インタビューに入りたいと思います!
志田さんが2007年入社で約10年メイクショップにいるということで
ほぼ、MakeShopのデザインをすべて手がけてきたと言っても過言ではないですね。
志田:良いものも、悪いものも、ですね(笑)
――田中さんは2015年。
田中:はい、3年目になりました!
――まだ3年目なんですね、早く出世しましたね。
田中:ちらほらそう言っていただけます…(笑)
あるある!?時にはグレーな仕事も経験するWEBデザイナー
――志田さんはなぜWEBデザイナーになったのですか?
志田:私のキャリアのスタートは、工場で発送する商品のピックアップをする仕事でした。
――全然違いますね(笑)
志田:本当につまらなくて。
専門学校で、IllustratorやPhotoshopを勉強していたので活用できる仕事を探して「WEBデザイン未経験歓迎!」という求人に応募したら、出会い系のサイト制作をしている会社でした(笑)
田中:当時全盛期でしたもんね。
ちゃんとした会社でも、サブでそういう仕事を請け負ったり。
志田:その他、飲食店のサイト制作など3~4年やってて、もっとデザインをやりたくなり、創業して間もないメイクショップに入社することに決めました。サービス初期からのデザインに関われることは当時とてもわくわくしました。
田中:WEBデザイナーなら、誰もが一度は通りますよね、グレーなやつ。
――田中さんも、ありました?
田中:ありますね。
出会い系のモバイルサイトのバナーを300個作るとか(笑)
志田:「ここは濃い目の紫かな?」とか言いながらね。
田中:紫はめっちゃ使いますね。
制作会社からインハウスデザイナーへ
――あるあるなんですね。
田中さんがWEBデザイナーになったきっかけは?
田中:中学生くらいから、父親のパソコンでPhotoshopとかをいじるくらいデザインに興味がありました。当時ホームページを自分で作るのが流行ってて、実際にコーディングして作ってみたりもしていると、必然的にWEBの道に進もうと専門学校に行きました。
――前職はどういった会社にいたのですか?
田中:制作会社にいました。
――制作会社とインハウスデザイナーってだいぶ違うと思うのですが、なぜチャレンジしようと思ったのですか?
田中:制作会社で、とにかく納期に追われていてがむしゃらに働く毎日で。もちろんスキルはつくのですが、自分が作ったものも完成したらそれで終わりなんです。
すると段々、自分が作ったキャンペーンサイトから商品が売れたのか「その後」がきになるようになって。次はインハウスデザイナーになろうと決めました。
――いまのほうが合ってますか?
田中:はい、充実感があります。今はサービスのプロモーションを担当しているので、どういうデザインにしたらコンバージョンがあがるかというところまで考えてデザインをするようになりました。マーケティング担当者から、直接反響を聞くことができるで次の改善にも繋げることができるようになりました!
志田:若いときに制作会社で経験できたのは羨ましいです。がむしゃらに働くのは若いときにしか出来ないことですから。
開発側もビジネス側もお互いを理解して仕事をするために
――お二人が今、社内向けにやっているHTMLとWordPress勉強会、普通にスクールに通うとウン十万するレベルのものなんですよ。
それをやろうと思ったきっかけは?
志田:社内で「WEBデザイン勉強したい」っていう声を聞いたのがきっかけですね。
お金出して習うスクールも大事かもしれないけど、実践の場でこういう時、どうしたら良いか教えてくれるところってあまり無くて。
コードの書き方は教えてくれるけど、自分の仕事に当てはめて教えてもらえると良いじゃないですか。
田中:MakeShopを使っているユーザーさんも、ECサイトのデザインでHTMLを触ります。そのため、ユーザーさんの対応をするCSも必然的に知識が必要になる事を聞いていた現状があって。
会社でスクールの費用を負担してくれる制度はあるんですが、なかなかフットワーク軽く動けないと思ったので「それなら私達が社内でやったら良くない?」となったんです。
――社内でいま求められているのを感じ取ったんですね。
志田:私達としても、みんなにHTMLやWordPressを理解してもらって、社内全体のスキルアップに貢献したいと思ってます。
――WEBデザインに触れたことのない人に、0から教えるってかなりパワーがいると思うのですが…
田中:はい。大変です(笑)
気をつけることとしては、専門的な言葉を使わず説明すること。
志田:みんなが理解できなくて「ポカーン」となっていても焦って早口にならないこと(笑)
――HTML,WordPress勉強会でお二人が目指しているところは?
志田:WordPressに関してはみんながデザイナーの手を使わずにサイトを作れるようになることです。
そうすると必然的にWordPressでできる範囲も知ってもらえると思うので、お互いスムーズに仕事ができる関係になると思います。
HTMLに関しては、コードをある程度理解してもらえれば良いと思います。
なんとなく分かる人も、まったく分からない人も、モヤモヤしていたものがはっきりすると良いですね。
学校で教えてもらうものより、より実践的なことを教えていきたいです。