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【22新卒紹介】組織のビジョンと自分のビジョンをリンクさせ、共に叶える

⓪プロフィール

・お名前      堤 文音

・出身地      広島県広島市

・卒業大学・学部  東京大学 教養学部教養学科国際関係論コース

・モチアカでの略歴 渋谷校

・趣味       映画鑑賞、旅行、ダンス

①モチアカに入社したきっかけ

私はもともと、外交官を夢見て、大学、そして大学での専攻を決めました。

きっかけは高校2年生の時、1年間デンマークへ留学したことです。

ホストファミリー、学校の友達、近所の人々に囲まれ、デンマークにどっぷりと浸かった生活を送る中で、私はデンマークという国が大好きになりました。

 「こんな国と日本を結ぶ架け橋になりたい」 これが外交官を目指したきっかけです。


しかし、憧れの東京大学に入学後、自分の興味関心が「外交」から「教育」へと変化していきました。

その理由の1つに大学で出会った友人の存在があります。

もちろん中には強い信念を持ち、自らの夢へ向かっている人もいましたが、

特に人生でやりたいことが決まっておらず、周囲の影響で何となく東大を受験したという友人。

就職活動においても、本当は別にやりたいことがあるのに、何となく大手企業を受ける友人。

もちろんどの選択にも意味があり、素晴らしいものだとは思いますが、


自分のやりたい・なりたいに素直になれる人を増やしたい

自分が好き・生きる社会や国が好きで、頑張ればそれらを変えられると信じられる人を増やしたい


デンマークで当たり前のように大切にされていたものを、日本でも実現したいと思うようになりました。

その結果、国際関係というマクロではなく、よりミクロなレベルで、人を創ることから国や社会を創ることに興味を持ち始めました。

そんな時、出会ったのがモチベーションアカデミアでした。

高校生の時に感銘を受けたデンマークと、こんなにも親和性の高い教育観・ビジョンを掲げている会社があるものかと衝撃を受けたのを覚えています。

入社して約半年が経った今でも、ここでなら日本に合った形で、私が理想とするデンマークの教育を実現できると信じています。

②大学生活をどのように過ごしたか

大学時代はこれまでの人生の中で、一番自分の「好き」に没頭した時期です。

教養学部を専攻し、専門分野だけでなく、理系分野や、もともと興味があった「語学」について幅広く学びました。英語、中国語、スペイン語、デンマーク語、韓国語、ヘブライ語(中にはほとんど身になっていない言語もありますが。笑)など、自分の興味・関心があるものを深く学べたのは非常に面白かったです。



また、フラダンスサークルと国際系のNPOの2つのサークルに所属しました。

フラダンスサークルでは、約80人もの大所帯で、いかに共通の目的に向けて納得のいくステージを作り上げるか、チームづくりとステージづくりの面白さと難しさを感じました。国際系サークルでは、外務省主催JENESYSプログラムの一環として開催された「日ASEAN学生会議」に2年連続で携わり、外務省の方との打ち合わせ、うち1回は分科会長として活動しました。

1年目はASEANおよび東ティモールから合計130人もの学生が訪日し、議論や親睦を深めました。

2年目は新型コロナウイルスの影響により、オンラインかつ参加者60名と規模を縮小しての開催となりましたが、経済産業省の浅野さんや京都大学の高山教授をはじめ、NGO/NPO、民間企業、パブリックセクターなど多くの関係者と渉外し、ご登壇いただくことができました。その他、マレーシアチームのリーダーとして、実際に年2回マレーシアを訪れ、現地の学生とのワークショップの運営、電気も水も十分にないボルネオ島での視察、浄水プロジェクトの立ち上げなども経験させていただきました。

また、どうにかしてデンマークと繋がりを持ち続けたいと、デンマーク式幼稚園でのインターンもしていました。

時にデンマーク人と話をしながら、時にデンマークで『人育て』において大事にしている観点を学びながら、実際に子どもたちと触れ合う機会は非常に楽しく、学びある時間でした。今年7月には、フィーノリッケペダゴー資格認定講座にて資格を取得し、社会人になった今でも、ここで学んだことが社内の業務において活かされること / 活かしたいことが多々あります。

他には、国内外含めてたくさん旅行に行ったのも良い思い出です。最高の友人に囲まれ、好きなこと、初めてのことに多くの刺激を受けた大学4年間は、私の人生の財産です。

③どのような業務をされていますか

現在は、大きく2つの業務に携わっています。

まず1つ目は、小中高生のサポートです。

小学生に向けた指導と、中高生の担任をしています。

「担任」とは、学力だけでなく、様々なことに向き合うためのモチベーションや姿勢を、中高生の時から少しずつ身につけていけるよう伴走する役目です。週1回の面談を通じて、生徒本人のなりたい姿、保護者様の描かれる姿を少しずつ紐解き、「どのような声がけをするのがベストか」「どのような機会を提供し、誰と話をしてもらうのが良いか」など、常に考えています。

また、最近は渋谷校のチームリーダーとして自分の担当生徒だけでなく、共に働くメンバーの担当生徒、ご家庭にも少しずつ向き合わせていただくようになりました。メンバーと生徒の面談記録や、『月次報告書』(月1回ご家庭に面談や授業でのご様子をお伝えし、今後の方針を一緒に考えるための報告書)の確認、メンバーとのコミュニケーションを通じて、間接的にではありますが、より多くの生徒さん、ご家庭と関わりを持たせていただけることを嬉しく思っております。

2つ目は、i-Communityというオンラインコミュニティの運営です。

i-Communityとは、全国の中高生が集まり、意見や考えを自由に発露し、ともに未来を創る仲間に出会える、参加費無料のオンラインコミュニティのことです。2020年6月に発足し、現在約450名の方にご参加いただいています。

毎週末「ディスカッションイベント」を中心に、「SDGsゼミ」や「i-Community DEBATE / CREATE」「英語でしゃべランチ」など、さまざまな角度からの学びの場を考案し、提供しています。社会課題や哲学的な問いなど、一見難しそうなテーマでも、アットホームな雰囲気の中、中高生が自らの意見を自由に発信し、周りの考えを受け入れていく姿には私自身毎回刺激をもらいます。

さらに2021年9月、それまでの「単発のイベント」の開催から継続的なコミュニティ形成のために「i-Community CAMPUS」をリリースし、「i-Communityゼミ」や「部活動」など、オンラインだからこそ出会うことのできた、将来にわたる「仲間」をつくることのできる場として今も進化を続けています。

今後も中高生が秘めている大きなエネルギーを最大限発揮し、自信に繋がる居場所、自分らしくいられる居場所として運営し続けたいと思います。

他にも、新卒1年目から多くの業務に関わらせてもらっていますが、そのどれもが私にとっては、「デンマークで見てきた理想の教育を実現するための絶好の機会」のように感じられてなりません。

もちろん壁にぶつかったり、悩んだりすることもありますが、それ以上に自分の掲げるビジョンを少しずつ実現させているという喜びと興奮を強く感じています。

④これからモチベーションアカデミアでやっていきたいこと

一言で言うと、『北欧』を創りたいです。

日本に合う形で、北欧の考え・要素を取り入れた、括弧つきの『北欧』を実現したいです。

自分が好きで、自分の生きる社会、国が好きで、頑張ればそれらを変えられると信じられる人で溢れている社会を実現するために、

まずは目の前の生徒一人ひとりの「やりたい・なりたい」を引き出し、

安心・安全の場、成長の機会を提供しながら、

自分に自信や肯定感を持ってもらい、社会や国に目を向けられる人を増やしたいです。

デンマークは教育・人創りに非常に力を入れています。


ー デンマークは人口が少ない、面積も小さい、資源もそれほどない。

                    だから人を国の大切な資源として育てるんだよ。 ー

留学中何度も耳にしたこの言葉が忘れられません。

モチベーションアカデミアで、『北欧』を創るためにしたいことが日々溢れて止まりません(笑)

例えばモチベーションアカデミアの面談や授業は、デンマークで大切にしていることと関連性が深くあります。それは、「本人に考えさせる。本人に気づかせ、本人に気づいていることを気づかせる。」ということです。

日本でもそのような教育が少しずつ目指されてきていますが、私自身、デンマークに行って、勉強がもっと楽しくなり、人と対話することがもっと好きになりました。

そのため、「自立型人材」を育成するモチベーションアカデミアでもっと学ぶことの楽しさを知ってもらうことに取り組んでいます。

また、保護者様との関係性も年齢も立場も関係なく、一人ひとりが対等に接することも関連性が深くあります。

パートナー的な関係を大切にしているデンマークの文化への共感者を増やすためにも、

まずは私自身が経験と知識を積むことが第一だと思い、取り組んでいます。

最後に、これは余談ですが、

デザインやインテリアが有名な北欧は「対話が生まれやすく、誰もが居心地の良い空間」が設計されています。そんな空間をまずは校舎から、そして社会全体でも創られたらいいなとも思っています。

とはいえ、現時点で私自身ができることは本当にごく一部で、

またこの壮大なビジョンを実現するには周りの方の支え、そして組織の力が不可欠です。

私自身、大好きなモチベーションアカデミアという組織に対して、どんな貢献ができるか日々考えながら業務に向き合っていきます。

生徒・保護者、一緒に働く仲間をはじめ、本気で人を大切にするこの組織だからこそ、これからもモチベーションアカデミアの描く未来と私の実現したいビジョンを強くリンクさせながら、その実現に向かって進んでいきたいと思います。

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