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未経験スタートの女性プロデューサー。社内外から求められる存在となるために今できること。

こんにちは!株式会社LOCUS ボストン支局の重田です(笑)。


実は私…


ドラマ、映画、YouTubeなどの動画を長時間観るのが大好きなんです!


日本のドラマが10話(1話1時間)だとしたら10時間続けて観ますし、そこから更に新しいドラマをぶっ続けで観ることもできます。


つまり土日があれば、韓国ドラマ全16話×2(異なるドラマ)を観る事だってできます!


更に、画面の前でただじっとしている訳ではなく、料理や掃除をしながら観る事で幸福度が5倍くらい上がります。(決して暇な訳ではないと自分自身に言い聞かせているだけでしょうか、、、?)


出しゃばってしまいすみません。皆さんの中には観たくても時間がないと言う意見が出てくる事は承知の上です。ただ、そのぐらいぶっ通しで動画を観ることが私にとって至福であるという話です。


最近のお気に入りドラマは韓国の【マイネーム】です。全8話と短いドラマになっているので是非お時間がある際にご覧ください。


さて、今回お話を伺ったのはLOCUSプロデューサー陣の中で唯一の女性である「岩木江里子さん」です。私自身、男性プロデューサーが多い中でひたむきに頑張る岩木さんの姿を近くで見てきました。そんな岩木さんが、どのような気持ちで仕事と向き合っているんだろうという興味から、今回インタビューの依頼をさせていただきました。


<PROFILE>

2018年3月に明治大学を卒業。大学では情報コニュニケーション学部でメディアや心理学など幅広い分野の勉学に励み、サークルでは映像やイラスト制作に携わっていた。新卒で証券会社に入社し営業職に就く。2020年3月に以前より興味を持っていた動画の世界でチャレンジしたいと思いLOCUSに入社。東京都中野区出身。


重田:大学のサークルで映像やイラストの制作に携わっていたとのことですが、最初から映像業界に就職しようとは思っていなかったんですか?


岩木:最初は映像業界で働きたいと思ってました。大学では他のサークルの紹介動画を制作したり、イラストを作って提供したりもしており、クリエイティブの領域にはかなり興味を持っていたので。当然、就職活動でも選択肢には入っていました。


重田:そんな中、新卒で証券会社に入社した理由を伺ってもいいですか?


岩木:映像関連の会社では内定が出なかった、というのが正直な理由です(笑)。なので他の業界にも目を向けて就職活動を継続しました。ありがちですが、当時は大手企業ばかりを見ていました。そんな中、幸い複数社から内定を頂きましたが、自分の考えで提案ができ、幅広く多くの方と関わることのできそうな証券会社を選びました。



重田:そうだったんですね!証券会社ではどんな商材を扱っていたんですか?


岩木:お客様宅を訪問し、株をはじめとする金融商品をご提案していました。入社当初は金融商品を提案することで、ご購入くださったお客様やその周りの人の助けになりたいという想いで営業活動に励んでいました。それが、とあるお客様との出会いで迷いが生じたんです。そのお客様はとても穏やかなお婆様で、証券営業である私を信頼してくださり「家族のため、将来のためになるなら」と様々な商品をご購入くださりました。しかしその方が突然お亡くなりになってしまったんです。私自身思い入れのあるお客様だったこともあり、葬儀に出席したいとご遺族に相談したのですが門前払いされました。「なぜ株なんて買わせたんだ!」「そんな無駄なものを売りつけてどういうつもりだ!」とお叱りを受けたのです。

目の前が真っ暗になりました。「本当に自分はお客様のことだけを考え、心から良いと思った提案をしていたのか?」「営業目標を達成するために、という気持ちがどこにもなかったか?」自問自答すればするほど自信がなくなり、“お客様のために”という想いだけではやっていけない環境・仕事であると思うようになり、転職を決意しました。


重田:そんな過去があったんですね…ちなみに、LOCUSとはどのように出会ったんですか?


岩木:最初は業界を絞らずに転職活動を始めました。そんな中でエージェントにLOCUSを紹介してもらいました。大学時代の映像に触れていて楽しかった思いが蘇り、いくつか内定を頂いていましたがLOCUSに入社することを決めました。大学時代のサークルの経験と映像への熱意を買ってもらい内定を頂けたんだと思います。



重田:当初は営業職としてご応募されたと伺いました。


岩木:そうなんです!私も営業職のつもりで応募し選考も受けていましたが、終盤で「まずはプロデューサーアシスタント的な立ち位置で制作の流れや商材の理解を深めた方が営業もやりやすいのでは?」という話になり、結局プロデューサーアシスタントとして入社することになりました。


重田:そこに対しては特に不安などはなかったですか?


岩木:未経験の私がプロデューサー?本当に?という思いでしたが、心の中では願ったり叶ったりという気持ちでした。営業も好きでしたが、むしろ制作のほうが興味は強かったので。ただやはり、プレッシャーは大きかったです。私以外は大手制作会社でプロダクションマネージャーをしていた方や映画をつくっていた方、フリーランスの映像プロデューサーをしていた方など経験豊富な方ばかりだったので。


重田:どのようにしてプロデューサーとしての知識を付けていったんですか?


岩木:最初も今もとにかく「インプットあるのみ!」です(笑)。どんな種類の動画があるのか、どんな機材があるのか、どんな撮影手法があるのかといった基本的なことから、こういうクライアントのこういう課題には、こういう表現方法・アプローチが有効であるといった深い内容に至るまで勉強勉強の毎日です。頻繁に先輩プロデューサーの現場に同行させていただき、考え方や仕事の進め方など全てを吸収していきました。今では単独で案件を任せていただけるようになりましたが、分からないことや判断に迷うことがあればすぐに調べたり同僚や先輩、上司に相談したりするなど引き続きインプットに励んでいます。



重田:入社して1年半経ちましたが、現在大変だなと思うことはありますか?


岩木:LOCUSプロデューサーはクライアントとクリエイターの間に立つ、いわば「調整役」のような存在です。クライアントに動画制作のご相談をいただいた段階では、具体的な動画のイメージがない状態であることも多々あります。その際は密にコミュニケーションを取りながらクライアントの頭の中の不明瞭なイメージを言葉や参考事例映像を用いて徐々に具体化させ、解像度を上げていきます。そしてイメージが一致した段階でクリエイターに共有します。逆に、クリエイターの意図や意見を分かりやすい言葉に変換してクライアントに説明することもあります。この双方の間に立ちベストな調整・進行を行なうことがとても難しいと感じています。


重田:そんなプロデューサーのお仕事にやりがいは感じていますか?


岩木:とても感じています。苦しくて大変なこともあるけど、一つのお仕事をやり遂げた後の達成感はとても大きくてその度にやりがいを感じます。嫌になった事は一度も無いですね。人事の池端さんからは「営業にチャレンジしたくなったらいつでも言ってね」と言われていましたが、今はプロデューサーとしてもっともっと経験を積んで“LOCUSプロデューサーの岩木”として社外からも認知されるような存在になりたいと思っています。


重田:素敵ですね!そんな岩木さんを私は尊敬してます!今後はどんなことに挑戦していきたいですか?


岩木:今は会社紹介や商品紹介などをアニメーションで表現する動画を多く担当していますが、今後はプロモーション案件にも挑戦していきたいです。また、女性がターゲットの商材を担当して、女性プロデューサーならではの目線で制作に携わりたいと思っています。女性目線は今のLOCUSプロデューサーの中においても私だけの強みだと思っていますので!



重田:女性というワードが出てきたので質問ですが、周りが男性プロデューサーばかりの中で大変なことはあったりしますか?(結構気になっていました。)


岩木:女性だから、という理由で大変な事は一切無いです!むしろ皆さんとても優しく、セクハラとかパワハラとかそういうのも全くないので、とても気楽に働かせていただいています。


重田:今後の将来プランや目標はありますか?


岩木:まずは目の前の仕事に一生懸命取り組み、社内での存在感・存在価値を上げてより必要とされるプロデューサーになること。その上で他社から引き抜きの声がかかるくらいになりたいですね。より良い条件で他社に行きたいとかではなく、私のことを求める会社の話を聞いて気持ち良くなった上で断る、というプレイがしたいだけです(笑)。


重田:岩木さんらしいですね!(笑)。最後に、10年後の自分に一言お願いします。


岩木:「あなたの代表作はなんですか?」



本当に素敵です!!岩木さんありがとうございました!

未経験で動画プロデューサーというお仕事をされている岩木さんについて、今回詳しくお話を伺うことができ私自身とても良い機会になりました!「きつい」「ハード」と思われがちなクリエイティブの現場でイキイキと働く岩木さんの今後のご活躍、楽しみにしています!


それでは、また次回!!

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