【コンサルインタビュー #01】この人に任せれば間違いないと言われるために。新卒7年目コンサルタントの挑戦 | リーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社
こんにちは、LMC管理事業部の高橋です!今回はLMCに新卒・第2新卒で入社してコンサルタントとして活躍している社員たちへインタビューを実施いたしました。これからLMCの新卒採用に応募する方、説明...
https://www.wantedly.com/companies/lmc-c/post_articles/1023093
こんにちは。LMC管理事業部の高橋です。
今回はコンサルタントインタビュー飯田さん編の続きになります!
前編をまだ読んでいない方は是非読んでください!
今回は「チームで働くこと」に着目したインタビュー記事になります。
LMCのコンサルタントの仕事はチーム制で進めています。1人のコンサルタント対して3~4人のアシスタントがつき案件を進行していきます。コンサルタントとして、チームで働くことについてのやりがいやエピソードをたくさん聞いてみました!
チーム内での連絡手段やミーティングの頻度を教えてください!
チーム内の連絡手段は口頭、社内チャットツール(slack)、メール、オンラインミーティングを駆使しています。
ミーティングは朝礼、夕礼を含め、毎日2~3回チーム内での共有タイミングがあります。その日やること、その日出来なさそうなこと、わからないこと、助けて欲しいことは共有できる環境にあります!
1人ではなくチームで進めるからこそ、良かったと思う瞬間はどんな時ですか?
チームで進めていて良かったと感じる瞬間は、自分では気づけなかった視点やアイデアが加わり、アウトプットの質が一気に高まるときです。
例えば、3,000名規模の入居者アンケートを扱うプロジェクトでは、膨大なデータと複雑な分析項目があり、1人では到底処理しきれませんでした。そこでアシスタントや先輩、上司と役割を分担し、分析手順や資料の見せ方、設問の精査まで、得意分野を持ち寄って進めました。
特に印象的だったのは、分析を終えて「これで大丈夫だろう」と思っていた時、チームのメンバーが「この結果とこの結果を掛け合わせて表示すると、クライアントの意思決定がもっとしやすくなると思います」と別角度の提案をしてくれたことです。その一言で資料の説得力が大きく変わり、結果としてクライアントからも高く評価されました。自分の力だけでは届かなかったレベルに、チームの知見が加わることでたどり着くことができました。
LMCには、専門性やバックグラウンドの違うメンバーが多いので、お互いの強みを掛け合わせることで、より良いアウトプットを生み出せる環境があります。その化学反応を感じられる時こそ、チームで働く醍醐味だと感じています。
チームで働くことで得られる成長についてお聞きします。チームメンバーから学んだことはありますか?
自分1人では届かない挑戦に手を伸ばせるようになったことです。新しい領域に踏み込むときに経験のある先輩が伴走してくれ、得意分野が違うメンバーが知見を補ってくれるため、安心して一歩踏み出すことができます。その積み重ねで自分のできる範囲がどんどん広がっていきました。「自分はここまで」と思い込みがちなラインを超えられたのは、周りの存在があったからこそだと思います。チームとして働く中で、背伸びする機会をもらい、そこを乗り越える力を身につけられたと感じています。
他のチームメンバーの強みを見て刺激を受けたエピソードはありますか?
特に印象に残っているのは、難易度の高い案件でも常に前向きに取り組む先輩の姿勢を間近で見たときのことです。32市区町村の大規模なデータ分析を担当した際、期限内に終わるのか不安なほどのボリュームでしたが、先輩は、大変さを口にするよりも先に、「こうすれば効率が上がりそうだね」「まずはこの部分から仮説を立てよう」と次々に改善案や打ち手を提案してくれました。不安を抱えた状況でも、「どうすれば前に進めるか」を考え続けるその姿勢に強い刺激を受け、私自身もタスクを細分化や効率化の提案など、主体的にプロジェクトを動かす意識が生まれました。
結果、チーム全員のアイデアが重なり合い、期限内に高いクオリティで納品できた時は、前向きな姿勢がチーム全体に波及すると、成果が大きく変わることを実感しました。努力するだけでなく、前を見て動き続けることの大切さを教えてくれ、今でも仕事を進めるうえでこの考え方を大切にしています。
「自分ひとりではできなかったけど、チームだから達成できたこと」はありますか?
LMCでは、1人では完遂できない業務が多くあります。特に複数のプロジェクトが同時進行する環境では「自分だけで抱え込まず、チーム全体で最適解をつくる姿勢」が欠かせません。時間的制約があるからこそ、進捗や課題を早い段階で共有し、最も効率的な動ける人にタスクを託す柔軟な連携が必要になります。
この働き方の中で気づいたのは、チームで動くと仕事の質だけでなく仕事の構造そのものが変わるということです。1人では直線的に進めるしかない作業も、複数の視点と手が入ることで、より短時間でより深く正確に仕上がります。結果として、チームで働くことでスピードだけでなく、判断力や戦略性といった仕事の進め方が大きく成長したことを感じています!
忙しい時や困ったときにチームメンバーに助けてもらったことはありますか?
複数の案件が重なり、どうしても時間が足りず困っていた時のことです。その状況を察した先輩が声をかけてくれ、「まず優先順位を一緒に整理しよう。この部分は私が先に進めておくから、飯田くんは分析に集中して。」と私が最も力を発揮できる領域に時間を使うよう調整してくれたのです。
さらに、アシスタントも「見た目の整理はこちらでできますよ」と声をかけてくれ、資料の骨格づくりに集中できる環境が整っていきました。結果、厳しいと思っていた納期に間に合い、クライアントからも高い評価をいただくことができました。
この経験を通してLMCには困ったときに自然と手が差し伸べられる文化があると強く感じました。忙しい状況でも「チームでどう乗り越えるか」を最優先に考えてくれる仲間がいる。その安心感があるからこそ、難しい案件にも前向きに挑戦できています。
逆に、飯田さん自身が仲間を支えた場面はありますか?
複数の案件が同時進行する中、資料作成に悩んでいた後輩をサポートした場面です。後輩は分析すべきデータと資料の構成が頭の中で整理しきれず、どこから手をつければ良いのか迷っていました。そこで私は一緒に作業工程を分解し、優先すべきポイントを言語化するところからサポートしました。「この案件のゴールは何か」「クライアントが判断するために必要な情報はどれか」「すぐ取りかかるべきタスク、後でいいタスク」この3つを整理し、迷わず進められる道筋を作ることからフォローしました。
さらに、複雑なデータ整理の部分は私の方でテンプレート化し、負担が大きい箇所は代わりに進めるなど、チーム全体で納期に間に合う動き方に切り替えました。
その結果、後輩は集中して作業でき、無事期限内に質の高い資料を提出できました。納品後、後輩が「あの時、方向性を整理してもらえたおかげで一気に進みました」と言ってくれたのは、今でも印象に残っています。支えることの本質は、相手の力を引き出す環境をつくることだと感じました。ただ手伝うのではなく、成長につながるかかわり方こそがチームの成果にも、自分自身の成長にもつながると感じています。
仲間に支えてもらった、支えたというこの2つの経験が、今の飯田さんにどう活きていると思いますか?
この2つの経験は、仕事の進め方やチームとの関わり方に大きく影響したと思います。
後輩をサポートした経験からは、相手が力を発揮しやすい環境をつくることが、チーム全体の成果につながると実感しました。作業の分解や優先順位の整理など自分が得意分野を使って相手を支えることで、アウトプットが大きく向上し、それ以来、周りの力を引き出すこともコンサルタントである自分の大事な仕事であると感じています。
一方で先輩に助けてもらった経験からは、困った時には声を上げることの大切さを学びました。自分が価値を出せる部分に集中できるよう調整してもらえたことで、助けてもらうことは弱さではなく、チームで成果をつくるための戦略だと気づくことができました。
この2つの経験によって、
・誰かが困っていれば早めに気づき、声をかける
・自分が苦しいときはためらわず相談する
・チーム全体で最も良い形になるよう、役割を柔軟に調整する
という、協働ベースの働き方が身に付きました。結果として、1人で頑張るのではなく、「チームで成果を最大化する」視点を持つことでプロジェクト推進力やマネジメント力が大きく成長したと感じています!
飯田さん、お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました!
次回は#02として新卒入社でコンサルタントとして活躍している飯島さんへのインタビューを掲載予定です。お楽しみに!