1
/
5

【NOBLOG】応募者必見!自身にとって、より良い会社・仕事を選ぶ為に:Vol.2【話題の人事ブログ】

そもそも「自分に合った仕事」とは何なのか?

さて、前回の続きです。今回は少しだけ「キャリアを築く」ということへの理解を深めていきましょう。

「自分に合った仕事」を探しているという方へ

結論を先に申し上げますと、自分に合った仕事なんてものは存在しません。もちろん、適性は存在しますし、僕自身も応募者の適正から業務を想定しながら面接を進めます。皆様にとっても、自分に適性のある仕事を想定するのは重要なことです。基本的に「人よりも少しだけ上手くできること」は「適性がある業務」である可能性が高いでしょう。しかし、「天職」という意味で仕事を悩んでいるのであれば、それは多くの場合、見つけることができません。

続けた仕事が「自分に合った仕事」になる

「自分に合った仕事」は後から認識するものです。話を分かりやすくするために、例を出しましょう。

あなたは新しい仕事に就き、張り切って仕事に臨みます。自分には目標を達成するだけの実力があると信じ、日々一生懸命に働きます。しかし、頑張ってはいるものの、一向に結果が付いてきません。上司からは報告のたびにお叱りを受け、あなたの中にストレスが溜まっていきます。それに伴って、ミスも増えていきます。そのうち、あなたは「この仕事は自分に向いてないな」と考えるようになり、気持ちも萎えてしまいました。

さて、本当にそうでしょうか? 上司のマネジメントへのダメ出しはさておき、フラットに俯瞰したときに、最後の「向いていない」という判断が十分に正しいと考える人はいないはずです。あなたが「向いていない」と判断したから、「仕事」は「向いていない仕事」と変化しました。マネジメント能力の高い上司であったなら「自分に合った仕事」へと変化していたはずです。

重要なのは「強化」

自分に合った仕事は「強化」によってつくられます。「強化」に関してはwikiから引用しましょう。

正の強化(Positive reinforcement)は、好ましい事象・刺激が行動の結果として提示され、それによって、その行動が増加する場合に起こる。正の強化子は、動物がそれを獲得するために働く刺激事象である。 言葉および物理的報酬は、非常に効果のある正の強化子である。
例:企業はインセンティブ・プログラムを実施し、従業員は販売された品目の数に応じて賞を獲得するとする。従業員が受け取った賞は、これにより売上が増加した場合は正の強化子とみなされる。

我々は体験によって「強化」され、成果を出せるようになり、心理的安全性も担保されていきます。会社における強化子は「成功体験」「インセンティブ」「賞賛」でしょう。基本的に上司は心理的な強化子を与えてくれます。「強化」が上手く回っていれば、あなたは更なる成長を求め、個人のPDCAも回っていきます。結果として業績が伸び、あなたは「自分に合った仕事だった」と考えるようになり、その仕事があなたの「天職」となるのです。

なお、蛇足ではありますが、「負の強化」についても調べてみましょう。この辺りを知っておけば、会社で叱られて辛いときにも、自分の状況を俯瞰することができるようになるかもしれません。

Why you will fail to have a great career?
あなたに夢の仕事ができない理由

さて、やっと最初に戻ってきました。自分の未来に対して慎重なアナタは、職種や会社の情報を詳細に調べたことでしょう。「自分に合った仕事が見つからない」という悩みも解消されました。あとは、飛び込むだけなのですが、ここで幾つもの「もし…でなければ…」がアナタの頭に浮かんできます。

「もし、給料がもう少し高ければ……」「もし、人間関係がうまくいかなかったら……」「もし、仕事が合わなかったら……」「もし、もう少し早く知っていれば……」

これらの理由にとらわれて行動できないのであれば、「最初から本気ではない」というのが真実です。もちろん、そのリスクヘッジは生物として至極ただしい反応です。本能に引っ張られているという言い方もできるでしょう。どれも尤もらしく感じられますが、その良し悪しは別として、本質的にはやらない理由を並べているだけです。

私は皆様に、他の要素に引っ張られることなく、適切な情報から選択してほしいと考えています。そこでフラットに立ち返り、次の質問を自分に問いかけましょう。

①私は自分のなにを守りたいの(何が不安なの)だろうか?
②それは、夢の実現よりも大切なことだろうか。?
③夢への一歩を踏み出すことは、今の状況を継続すること(決断しないことによる損失)に比べて、本当に致命的なリスクを内包しているだろうか?

皆様の本音はいかがでしたでしょうか。この問いかけの結果とこれから先の行動に対し、責任を持てるのはアナタだけです。「それでも自分はやりたいんだ!」という方は、ぜひぜひ面接に来てください。しっかりとキャリアについて話し合い、選択肢を一緒に考えましょう。

PS:時間がある方はTEDの動画も見てみましょう。きっと、あなたの人生にプラスとなるはずです。

If this story triggered your interest, why don't you come and visit us?
ゼロからのキャリアチェンジ。最短3か月でWEBデザイナーデビュー!
LLL inc.'s job postings
29 Likes
29 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Nobuyuki Iwahashi's Story
Let Nobuyuki Iwahashi's company know you're interested in their content