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【社員インタビュー・テクニカルサポート】設営から不具合対応に至るまで。あらゆる課題を迅速に解決する機材のスペシャリスト!

こんにちは!株式会社リトプラPR担当の松倉です。

突然ですが、みなさん。

テーマパークに遊びに行ったときにアトラクションが故障して、遊べなかった...。

というご経験はありませんか?せっかく楽しみにしていたアトラクションが不具合で動かない!となると、がっかりしてしまいますよね。リトルプラネットにも日々多くのゲスト(お客さまのこと)が来場されますが、パークに訪れたゲストが100%ご満足いただけるよう、万全な状態でアトラクションをお届けする必要があります。

“アトラクションが問題なく稼働している” 状態を保つために、技術的トラブルへの対応やアトラクションの設営準備などを担うのが、リトプラのテクニカルサポートチーム(以下、テクサポ)です。

現在、リトプラではテクニカルサポートチームのメンバーを広く募集しています。今回はそんなテクサポで活躍している金井(かない)に業務の内容や、仕事のやりがいを語ってもらいました。

1日の具体的な仕事の流れや、テクサポに求められるスキルなどを詳しく説明しておりますので、ご興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。それではどうぞ!



リトプラへの入社まで

ーー 本日はよろしくお願いします!まずはこれまでのキャリアを教えていただけますでしょうか


金井 私は、小さなころから映画やテーマパークなど、作り込まれた世界観に惹かれていて、初めてのアルバイトはテーマパークスタッフでした。巨大パークを動かす裏側のシステムに驚き、人とのコミュニケーションの楽しさ、特にこども達の純粋な姿を見るのが嬉しくなりました。就職先としては、こどもとエンターテインメントに関わりたいという漠然とした想いだけでしばらく迷走していたのですが、そんななかキッザニアが日本にオープンすると知り、直感的に「これだ!」と入社を決めました。

一方、小さな頃から機械はとりあえず分解してみたり、LEGOで動く機械を作ってみたり、モノの仕組みや工作が大好きだった自分。大学で映像を学んでいたこともあり、キッザニアには “特殊機材を扱える人” として採用してもらいました。こども達と触れ合う現場の最前線からのスタートでしたが、テレビ局やラジオ局、劇場といった機材周りにも関わり、機材管理/オペレーションを行う「テクニカルチーム」の立ち上げを担当しました。そこから、「劇場の演目を変えたいんだけど、作れる?」と言われて、演出プランの作成、音源・映像編集をし、ショーやイベントの制作に一通り関わりました。他にもいろいろな仕事を担当させてもらいましたが、機材管理やイベント演出などが、自分のキャリアの半分を占めていました。

11年ほどキッザニアで仕事をし、好きなことを語り出すと営業マンみたいになると言われたこともあり、営業の仕事にチャレンジしたいと転職を決意。大手商業施設にこども向けワークショップの企画・提案・運営を行う会社に就職し、企画書を作って営業に行き、仕事をもらって関係性を築いていくという新しい仕事を行いつつ、様々なパートナー企業との折衝経験を積みました。


ーー 技術的な側面を理解しているからこそ、営業というポジションでも自社の強みをしっかりとアピールできそうですね。そんな金井さんがリトプラへジョインしたきっかけは何だったのでしょうか?


金井 私はテクノロジーが大好きなのですが、人と人のコミュニケーションなど、アナログの感覚を大切にしています。そのバランスを取ったコンテンツってあまり多くなくて、アナログメインの運営に多く関わってきたなかで、デジタルでも遊びたいな、と漠然と思っていました。

そんななか、元キッザニアで10年以上の付き合いがあった方から「リトプラ興味ない?」と声をかけていただき、見学の際に体験した『SAND PARTY!/AR砂遊び』の魅力にはまり、“昔ながらの遊びをデジタルで生まれ変わらせる” というコンセプトに心惹かれ、「こんなことがやってみたかった!」と入社を決意しました。

最初はリトルプラネット ダイバーシティ東京プラザの店長として運営に関わり、バックヤードの機材レイアウトなどを勝手に変えたり(笑)、機材のトラブル対応をやっていたところ、テクサポチームへのお誘いをいただき、今のポジションに至ります。




テクサポチームの業務内容について

ーー アトラクションが正常に稼働するかのチェック、不具合対応や設営など、対応領域はかなり広いと思うのですが、具体的な業務内容を教えてください


金井 まず、機材が正常に動く状態の維持/改善がテクサポのミッションであり、業務内容は多岐にわたります。主な業務と具体的な内容は以下です。

  • 各パークや取引先企業からの不具合報告への対応
    • トラブル要因の調査/対応
    • トラブル要因への改善
    • マニュアル作成/更新
  • 機材のメンテナンス
    • アトラクションのクオリティ担保
    • 安定動作する環境作り
  • 機材のセットアップ/管理
    • 開発ラボの機材管理
    • PC選定
  • 設営
    • レイアウト設計
    • 機材選定
    • 機材準備/PCキッティング
    • アトラクションセットアップ
    • パーク運営チーム/取引先企業へ引き継ぎ
    • マニュアル作成/更新

1日の業務として、出社してまず最初に行うのは、パークがオープンする前の不具合報告や機材に関する問い合わせ対応ですね。パークがオープンしてから不具合対応を開始すると、ゲストにも影響が出てしまいます。そのため、パークのオープン作業時にアトラクションや機材が正常に稼働するかを必ずチェックしてもらっています。

テクサポは機材と向き合うことが多いイメージがあるかもしれませんが、一番大事なことは運営スタッフとのコミュニケーションです。基本的にチャットベースでのやり取りになるので、起きた問題を論理的に切り分け、相手が何を伝えたいのか汲み取る力、情報を正しく伝える力がとても大事です。

また、新しいパークの設営もテクサポの重要な業務のひとつで、より安定して動作する機材の選定やレイアウトの改善など、設計段階から意見を出し合ってパークづくりに深く関わっています。



ーー まさにリトプラのモットーである「ONE TEAM」ですね!設営などのアクティブな業務から、デスクワークまで手広く対応されていますが、そんななかで “やりがい” を感じる瞬間はどこですか?


金井 とっても地味ではありますが、毎日全てのパークでアトラクションが正常に動いていて、ゲストが楽しまれている姿を見るのが、ヨシ!とやりがいを感じるところです。

機材はどうしても不具合が発生してしまいますが、パークからヘルプが来たときのドキドキと、しっかり状況を把握、的確に対応方法を伝えて「復旧しました!(笑顔の絵文字)」とパークから連絡が来た時の安堵感もいいものです。新しいパークやアトラクションの設営/メンテナンスでは、稀に海外に行くこともあり、新しいパークが動き出す瞬間に立ち会うのもワクワクします!

国内新パークの設営や、過去には中国イベントのリモート設営、サウジアラビアのアトラクション設置、台湾の常設パーク設営などもありました。設営は楽しそうなイメージがありますが、実際楽しいです(笑)。

(行き方を調べてホテルを取って、美味しい食事の店を調べて・・・!)


▲「Little Planet LaLaport Taichung リトルプラネット ららぽーと台中」出張時(金井は右側)


ただし、リアルな場を作っているので、計画通りに進まないこともしばしば。時間が限られるなかで、どのようにリカバリーして形にするか、経験と腕の見せ所ですね。

実は、このインタビューの後にも関西国際空港に向かうのですが、いろいろな業務が重なると

  • 【先週】福島アトラクション設営、関東3パークメンテナンス
  • 【今週】大阪のイベント会場アトラクション設営、大阪パークメンテナンス
  • 【来週】大阪新規アトラクション準備、名古屋/沼津パークメンテナンス

このように出張が重なったりします。テクサポの業務上、遠隔地への出張/土日シフト勤務/深夜作業が必要になることもありますが、もちろん代休も取れますのでご安心ください!



テクサポチームのビジョンについて

ーー 今後テクサポをどのような組織にしていきたいですか?また、どのような方がテクサポチームに向いているかも合わせて教えてください


金井 リトプラは自社で企画/開発/パーク運営を行う珍しい会社なので、そのメリットを活かし、開発/システム側とパーク運営側とをバランスよくサポート、より良い体験づくりを進める存在でありたいと思っています。何か分からないことはテクサポに聞いてみよう!と思ってもらえる、気軽に話ができて、的確な答えが出せるチームを目指しています。そのうえで、あると良いな...と思うのは、

  • PCやITの知識
    • PCのセットアップ、キッティング
    • ITインフラの構築経験
  • 設計
    • 配線やレイアウトの設計
    • 電気工事の知識
  • 問い合わせへの応対
    • お客さま応対経験

こういったスキルがあると良いかと思います。

また、テクサポに向いている方は、人と話すことが好き、こどもが好きなのはもちろんですが、何かひとつの特技を持っているよりも、いろいろなことに興味がある人が合っているのではないかと思います。細かな作業や確実な対応が必要になることから、ちょっと硬くなりますが、分からないことは自分である程度調べる、細かい作業や繰り返す作業が苦にならない、同じ間違いを【3回】しないということも大切ですね。

なぜ3回かというと、機材系のトラブルは、原因が同じでも見え方がいろいろと異なることがあります。
そのため、“間違い” は2回までは仕方ない!3回目は頭のなかの引き出しから、いろいろなパターンを考えて答えを見つけよう!という考えです。
テクサポの難しいところは、全てをマニュアル化できないところで、知見が溜まっていくなかで多角的に判断する力がとても大事になります。

ここまでお話したように、テクサポの管掌領域は多岐におよびますが、自分の仕事はこれ!という線引きはせず、各部門のメンバーと “こうしたらより良くなるんじゃない?” と話し合うことで「次世代型テーマパーク」は進化し続けると信じています!



いかがでしたでしょうか?

全国に10店舗以上あるパークや取引先企業に展開しているアトラクションが正常に稼働する状態を維持しているのは、テクサポチームの迅速な対応があってこそです。ゲストが安心して体験を楽しめる環境を作るという点に少しでもご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にエントリーください!

テクサポへのエントリーはこちらから👇

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