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【現役就活生が聞く】「理系出身xテックメディア出身の編集者が経済誌を目指したワケ」

2024年2月19日・20日に2Daysインターンで現役就活生による現役社員へのインタビューを行った。私がお話を伺ったのは、Forbes JAPAN編集部 副部長の松村敦さん。

今やForbes JAPANに欠かせない存在ですが、なんと松村さん、理系出身なんです!しかも、メディアで勤めてきた期間が長いとはいえ、担ってきたお仕事はなんとテックメディア!Forbesとはまるで対照的な人材ですが、なんでここで活躍しようと思ったのか、直球な質問をたくさんしてきました!!


<Interviewee Profile>

松村敦(まつむらあつし)/Forbes JAPAN編集部 副部長

株式会社KADOKAWAでPC雑誌に配属、その後『週刊アスキー』で15年以上にわたり、週刊PC/IT専門誌やムック、PR冊子の編集および編集部デスクや進行管理などで最大10人程度のマネージメントに携わる。2015年 より、Boundless株式会社で編集部ビジネスプランニングマネージャー、参加から1年でPVやMAUを2倍以上に伸ばし、副編集長に就任。その後、同社の『Autoblog日本版』や『TechCrunch日本版』の編集主幹を兼任。

2022年より『Forbes JAPAN』に参画。2024年現在、副部長を務める。


ー現在の業務内容を教えてください。

 Forbes JAPAN編集部の副部長として、Webに関わるコンテンツと業務管理をメインに行っています。読者に届けるコンテンツの制作には、記事の本数をコンスタントに出しつつ、コストを抑えることにも頭を捻り、、と様々な調整が必要です。

さらに、チームメンバーが働きやすい環境を整えるための調整、人・業務全体の管理も大事な仕事ですね。Forbes JAPAN.comにはオリジナル記事以外にも翻訳記事やニュース記事があって、PRをベースにライターさんに書いてもらった記事のチェックや、アフィリエイト記事をどうしたら多くの人に読んでもらえるかなどの施策とチェックも担っています。


ーメンバーと向き合う中で、また、過去の会社と比較して、リンクタイズグループの働き方で感じることはありますか?

 そうですね。リンクタイズでは、自分からチームメンバーへ、そしてメンバー同士で「休んでください」と言える環境まで整えられたと思います。

前職では、終電で帰る日が続くことや、会社に泊まることも多くありました。そのような経験も面白かったですが、子供が生まれてからは、子供との時間も大切にしたくて、、(今の希望とマッチしていると思います。)




ーご経歴についてもっとお聞きしたいです。ファーストキャリアは営業職だったのですね。編集職に転職した理由は?

 営業から編集へキャリアチェンジしましたが、転身というよりも元に戻ってきた感覚ですね。情報系の大学院を修了後、当時はメーカーに就職する同期が多い中、半導体営業は様々な会社のプロダクトを見られると聞いて興味を持ち、新卒で入社しました。ところが、半導体は価格競争が苛烈で数字が軸の世界。価格も下がり続けた中で、面白さを感じていた反面、将来に不安を感じ、転職を決意しました。大学時代に編集プロダクションでアルバイトをしていたので、いろんな新製品の話を見たり聞いたりできる編集が面白かったなぁと。ご縁あって入社しました。


ー雑誌の編集からWebの編集に転身した理由は?

 時代の流れに沿って、ですね。ガジェットやテクノロジーを扱う雑誌の編集をしていた頃は、一号あたり1000万以上広告が入る時代でした。しかし、1990年の終わり頃から、タイアップ(広告)は増えてはいましたが、部数・売上は激減。それでもPCを使う読者が多いので、広告が入りやすいのは雑誌よりデジタルでした。時代の潮流に乗ってWebへの転身を決意したという経緯です。

もちろん、紙媒体の良さもあります。情報過多の世の中で、目的に合った情報が厳選されていて、ページを捲れば読み込む時間もなくすぐに見れる、所有したい方にとって特別な媒体だと思います。ですが、時代の流れとデジタルの知見もあったのでそれを活かせる職場に行きたかった。


ー苦労した経験はありますか?

 たくさんありましたね。(笑)日中に入稿しなければならない記事ができていない、そもそもカメラマンに頼んでいなかったとか、撮影したフィルムを無くしてしまったとか。紙の編集部ならではの苦労でしたね。



ーテックメディア出身の松村さんですが、なぜリンクタイズグループへ?

「Web領域を立て直したい」という話を聞いて、これまでの経験を活かせると感じ入社しました。記事の閲覧数をより多く獲得するための記事考案から、アフィリエイト記事、デジタル領域の記事など、、デジタル専門媒体に携わっていた経験をフルに使えると思いました。

Forbes JAPANは経済誌ですが、扱うテーマは幅広いです。携わることでもっと編集としての幅を広げられると思いました。


ー今後のビジョンを教えてください!

 経験を積んだ中で自分ができることは、若いメンバーへ知見を伝えることや積極的に知識を共有し合うことですね。もちろん、いかに読者に読んでもらえる記事を作るかも目下の目標としてありますが。

また、Forbes JAPANはブランドとしての認知度はありますが、メディアでないところでの収益化をさらに強めていきたいと思っています。



ー最後に就活生の皆さんへメッセージをお願いします!

 出版業界の将来は厳しいと言われている中で、人に伝えたり要約したりする作業はAIでは取って代わることのできない、「人ならではの仕事」だと思います。

過去、転職活動をしていた時に、「事業内容は違えど、言いたいことが表現できる・まとめられる人が欲しい」と言われた経験もありましたね。

モノを作り、多くの人と出会える。やってみて為になることも本当に多くて、キャリアとしても幅が広がります。リンクタイズは若い会社だけど、多様性をお互いに認め合っている組織だと感じます。年齢も様々で、入社時は自分より若い人が多くて大丈夫かな?と思いましたが、今では心地よいジェネレーションギャップを感じますね。いろんな人がいて各々がのびのび業務に取り組めている、お互いのことを気遣いながら意見を出し合っている、困っていたらフォローしている。面白い環境ですよ!



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