前書き
私事ですが、最近スト6にてCマノンでMasterに到達しました。コマ投げキャラで2択を通すことでしか摂取できない栄養を噛みしめている今日この頃、中島です。
今回Fortinetの資格であるNSE4 FortiOS 7.6 Administrator を受験したため、その体験記を執筆します。日本語ドキュメントの少ない資格のため、これから受験を考えている皆様の一助となれば幸いです。
経緯
今後Networkレイヤーへの進出を見据えて、Fortinet製品について体系的に学ぶことを目的にNES4の取得を決意。同じくベンダー資格であるCiscoのCCNAも取得済みのため、そちらとの比較をしつつ体験記を記せたら良いなと思います。
学習前イメージ
FortinetというとFW製品で有名ですよね。IPとportを指定してトラフィックをブロックする…アレですよね。その程度の認識。
NSE4ってどんな資格?
Fortinetプロフェッショナルレベルの各種認定を受ける際には、NSE4 + NSE5の内1つ の計2つの試験に合格する必要があり、NSE4はそれらのコア試験に当たります。
基本的にはFortinetのFW製品のセッティングや仕組み、運用方法について学びます。余談ですが、2025の10月から資格の名称が変わったようです。範囲はほとんど変わっていない(Security FabricやSSL VPNの話が範囲外になったくらい?)ため、資格概要を調べる際の参考までに。
before:FCP - FortiGate 7.6 Administrator
after:Fortinet NSE 4 - FortiOS 7.6 Administrator
学習方法
1. NSE3を受験する
NSE4の一つ下位試験であるNSE3は、無料で資料アクセス&受験が可能です。Fortinet製品に触れたことのない方は、いったんこちらから受験することで製品の輪郭がつかめて良いと思います。
https://training.fortinet.com/local/staticpage/view.php?page=library_fortigate-operator
2. Fortinetが無料で公開している資料を漁る。
https://training.fortinet.com/local/staticpage/view.php?page=library_fortios-administrator
試験範囲を網羅した教科書が、動画として公開されています。Accessible Text機能を有効にすれば、動画にもブラウザのGoogle翻訳機能が掛かるので、これらを使って頑張りました。
3. Udemyの模試を受験する。
私が利用した講座を張っておきます。本試験に近い形式の問題が多かったように思います。
受験当日
受験はピアソンVUEから申し込み可能です。2025年11月現在も日本語での受験は対応しておりませんでした。fortinetの公式では受験言語の選択が可能と書いてありますし、旧試験は日本語で受験できたので、そのうち対応されるはずです。
私は受験当日までこの事実を知らず、当然日本語で申請したつもりだったため、テストが始まった瞬間絶望しました。
受験結果
無事合格しました!
英文読解に時間を取られ、見直す時間が全くありませんでした。得点も合格点も公開されませんが、仮に合格点が70点前後だとすると、相当ギリギリだったと思います。受験料($200)も結構高いため、合格できて本当に良かったです。
難易度所感
最終的な学習時間は50時間程度だったと思います。
普段触らない概念が多く、Network製品に慣れていない人間にとっては、AWS系やLPIC系の資格より難易度が高いと思いました。
ただ、NSE4はセキュリティ機構の概念よりも、具体的な設定方法に重きを置いているように感じました。必然的に1問1答の暗記要素が増えるため、概念理解が甘くても、合格するだけなら暗記で何とかなる類の資格であるというのが私の総評です。
CCNAとの比較
NSE4の方がCCNAに比べて製品に特化している印象を受けました。
また、CCNAはセキュリティ以外にもL2, L3ネットワークの基本的なプロトコルやルーティングアルゴリズムまで試験範囲に入っているため、難易度の面でもCCNAの方が難しいと感じました。
CCNA → ネットワーク機器全体の規格, プロトコルが主 + Cisco製品の設定方法
NSE4 → Fortinet FW製品の設定方法が主 + 付随するセキュリティの概念
ただし、他ソフトウェアと比べてもFW製品の設定はかなり複雑です。(断じてIPとPortを指定してトラフィックをブロックしているだけではありません!) また設定の誤りが即セキュリティインシデントにつながりかねない、重要な機構です。本資格はそんなFW製品について体系的に学ぶ良い機会になったと思います。
あとがき
先述したとおり本資格は日本語の情報が少なく、資格概要を調べるだけでも苦労しました。これから後に続く方々が少しでも効率よく資格学習に取り組めるようになれば幸いです。以上、ご一読いただきありがとうございました。