今回のインタビューは、プログラミングスクール卒業後にリンクエッジに入社し活躍する、若手エンジニアの飯田さんと熊坂さんに話を聞きました。
文系出身・未経験からエンジニアに挑戦した二人の、入社前の心境からリンクエッジでの成長の様子、率直な思い、今後目指すこととは――。
ーー現在の業務内容を教えてください!
熊坂:現在は、主にサービスの機能改修や新機能の開発に携わっています。
飯田:私はインフラ周りでのサービス移行に向けて、一からシステムを構築していくプロジェクトに主に携わっている他、熊坂さんと同様にメインのシステム開発も一部担当しています。
なぜ、リンクエッジへ?
ーーこれまでのキャリアを教えてください!
飯田:新卒で金融機関に就職して4年間働いた後、エンジニアになることを志してプログラミングスクールに通い、リンクエッジに転職しました。エンジニアチームにジョインして2年目になります。
熊坂:私はリンクエッジへの新卒入社を来年の春に控えた大学4年生で、これまで9ヶ月ほど、インターン生としてエンジニアチームの業務に携わってきました。
ーーお二人とも未経験からプログラミングスクールで学び、エンジニアになられたとのことですが、このエンジニアという仕事を選ばれたのはなぜですか?
熊坂:コロナ禍で大学の授業やサークル活動が全てオンラインに移行し、時間に余裕が生まれたことを機に「将来のために今できることはないか」と探していて。語学や簿記の資格取得など選択肢がさまざまある中で、何かものを作れる技術を身につけておきたいという思いから、プログラミングに挑戦してみることにしました。
初めからエンジニアになろうと考えていた訳ではありませんでしたが、プログラミングスクールで実際に自分が書いたコードでものが動いた瞬間を目にしてから、これを仕事にしたいなと思うようになりました。
熊坂 亮汰:文系大学生でありながら授業と並行してスクールでプログラミングを学習し、エンジニアを志す。2022年2月より学生長期インターン生としてリンクエッジへ入社し、自社サービスの開発に尽力している。エンジニアとして23年新卒入社予定。
飯田:私は、今後のキャリアについて考え自己分析を重ねる中で、「試行錯誤して何かを作るのが好き」「分析して論理的に考えるのが好き」という自身の性格からエンジニアに向いているのではないかと思い至ったのがきっかけです。
実際にエンジニアの仕事を体験できるサービスに触れてみたところ、とても楽しく、前職で携わっていた仕事以上に夢中になれると感じられて。そこで前職を離れ、エンジニアにキャリアチェンジしようと決意しました。
飯田 恭子:大手損害保険会社の東京海上日動火災保険株式会社から異業種ジョブチェンジを試み、プログラミングスクールに通学後、2020年にリンクエッジへ。入社後はアプリケーションの新規開発を担当し、現在はインフラの構築・運用保守にも携わっている。
ーー文系、未経験からの新たな挑戦に対して、入社時に不安はありましたか?
飯田:プログラミングスクールで基本は学んでいたものの、現場で使われているような実務のコードは見たことがないため、ついていけるのだろうかと不安が大きかったことを覚えています。
熊坂:私もとても不安でしたね。チームでの実装を経験したことがないため、手順など何もわからない状態でしたから…。
ただ、自分で書いたコードでものが動くという成功体験や、エラーと向き合う時間が苦にならなかったことが、「自分にもできるんだ」「エンジニアに向いているかもしれない」という自信につながっていたところもあるかなと思います。
飯田:確かにそうですね。私も、エラーコードから一つひとつ紐解いて解決していく作業が楽しいなと思えていたので、きっと大丈夫だろうと。またエンジニアの仕事の中でも「チームで話し合ってものごとを進める」部分には学生時代や前職で培ってきたことが活かせるだろうと、前向きな思いもありましたね。
ーー新たなキャリアをスタートさせる場として、なぜリンクエッジを選んだのですか?
飯田:リンクエッジには、とても高いスキルを持つベテランの先輩がいると同時に、私のように他業種から転職してきて活躍されている先輩もいて。身近に目標となる姿がある環境で、心理的な安全もありながらスピード感を持って成長していける、そんなバランスの良さを感じたことが決め手の一つです。
新卒や学生の頃からコードを書いてきた人と比べて少し遅めのスタートになってしまう中、「なるべく早くスキルを身につけて一人前になりたい」という思いがここでなら叶えられるのではと思えました。
またフロントエンドやバックエンド、インフラなどさまざまな業務を経験して幅広く知見を身につけたいという思いがあったため、完全分業になっていない体制やチームの規模感も魅力を感じましたね。
熊坂:私は、面接時にお話しした上長の人柄に惹かれたこと、少数精鋭のチームだからこそ自分をより成長させながら存在感を出していけるのではないかと感じたことが決め手になったと思います。
また「自分の作ったサービスが実際にどのように使われているか」が見える仕事なら、より達成感が得られるだろうと感じたことから、自社開発である点も魅力に映りました。
飯田:ユーザーからの反応がわかりやすいですし、社内で売上に貢献できていることを肌で感じられるのも自社開発ならではのよさですよね。
リンクエッジで手がける仕事
ーーリンクエッジでの仕事にやりがいを感じるのは、どのような場面ですか?
飯田:自社開発の良さでもありますが、新規の開発だけでなくその後の運用保守まで担当する中で、開発の時に考慮すべきことなど新たな気づきがたくさんあり、エンジニアとしての幅が広がった実感があります。
以前は知らなかったことをたくさん知れて着実にレベルアップしている感覚が、やりがいや楽しさにつながっているなと思います。
熊坂:他部署からの依頼で新機能開発に携わり、実際に開発が終わった後に「すごく役に立っているよ」という声を聞けた時などは、エンジニアとして仕事をしている実感ややりがいを感じます。
また現在は、これまでにやったことのない新たなタスクに挑戦しており、決められた実装手順通りにコードを書くだけでなく「実際にその機能をどう開発していくか」まで自分で考えていくことが求められています。「これが実現したら面白そうだ」とイメージしながら、要望を実現する方法を調べていく過程には、とてもワクワクするものがありますね。
“リンクエッジで働く” とは?
ーー実際に入社されてみて、リンクエッジという環境に対する印象はいかがですか?
飯田:リンクエッジにはモチベーションが高く、目標を持って楽しみながら仕事に取り組んでいる方が多い印象です。他業界の経験をふまえて見ても、とても珍しく、素敵なことだと感じますし、周りの皆さんに刺激されて自分も前向きに働ける良い環境だなと思っています。
熊坂:「何年後にはこの先輩に追いつきたい」「この先輩と同じ年齢になったとき、自分はどこまでいけるのか」と追いかけられる姿が常に身近にあることが、このまま信じて頑張っていけば着実にスキルアップできるはずだという安心感につながっていると感じます。
またさまざまなことにチャレンジできるベンチャー企業らしい環境でありながら、しっかりと地に足がついていて、制度や福利厚生をはじめ働きやすい環境が整えられているところが魅力なのかなと思っています。
ーー未経験から入社された中で、どのような研修やフォローアップを受けられたのでしょうか。
熊坂:研修のカリキュラムなどが設けられている訳ではなく、自分の能力に見合ったタスクにアサインしてもらって、実務の中で段々とレベルを上げていっています。私の場合、初めはテストや見た目の修正など簡単なところからスタートし、慣れた頃に機能の修正などを任せてもらえるようになりました。
飯田:しばらくは座学の研修が続くことをイメージしていましたが、早いうちから機能開発をどんどん任せてもらえて、コードを書く経験をたくさん積むことができました。その過程で必要になるシステムの仕様やサービスにまつわる知識は、資料を参照しつつ、分からないところは先輩から教わる形で進めていましたね。
ーーお二人は、研修・フォローアップをどのような思いで受け止められていましたか?
熊坂:時には、自分のレベルよりも少し難易度の高いものに挑戦してみないかと提案してもらえることもあり、足りない知識を調べて補いながら一つひとつ取り組む中で、その分着実にスキルが身についていった感覚でした。「何をすれば成長できるのか」がわかりやすく提示されている環境だと感じますね。
飯田:程よく筋肉痛になるぐらいの適切なタスクを与えて、道筋を示してくれるイメージですね。
1から10まで全てを手取り足取り教えてもらう訳ではないため「レベルアップしたい」「どんどん挑戦していこう」という気持ちや姿勢が求められますが、道筋はしっかりと示してもらえ、また困っているときに相談しやすい“心理的に安全な環境”があるところが心強いなと思っています。
リンクエッジで描く、これからのこと
ーーお二人の、今後の目標を教えてください!
熊坂:今後は、インフラ面でもタスクを任されたり、より多くの方に使われる機能を開発したりと、少数精鋭のエンジニアチームの中でより目立つ存在になっていきたいと思っています。そのためにも、そういった新たなタスクを任されるだけの技術力をまずは身につけ、一人前のエンジニアになっていきたいと思います。
飯田:まずはインフラの構築プロジェクトを無事に成功させ、安定稼働させることが直近の目標です。またこのプロジェクトを通して得た気づきは、バックエンド側で課題に取り組む際に活かすとともに、インフラ周りを担当していない他のメンバーにも共有していけたらと思っています。
ーー最後に、一緒に働く未来の仲間へのメッセージをお願いします!
熊坂:「自分がエンジニアに向いているか」「プログラミングは自分にもできるか」というのは、始めてみてから自ずと分かってくることです。例え未経験であっても、少しでもエンジニアの仕事に興味があるのなら、まずは少しの勇気を持って挑戦してみてほしいなと思います。
飯田:私は前向きに楽しく仕事がしたいなとキャリアチェンジを決意し、その思いをリンクエッジで確かに実現できたと思っています。
経験が浅くても手を挙げればどんどん任せてもらえる、いち早く成長して一人前になりたい方にとってとても良い環境だと思うので、未経験からでもぜひ飛び込んでみてほしいです。