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【はたらくを聞く vol.9】様々な分野のプロが結集して創る「世界に誇れる幸せな街」

こんにちは!
LINE Fukuoka採用広報の河原です。

LINE Fukuokaは福岡市との包括連携協定に基づき、LINEの技術をつかったスマートシティの実現を目指しています。
"はたらくを聞く vol.9"ではSmart City戦略室のマネジャーである伊久美・北原に、組織や展望について話を聞きました。

伊久美:Smart Governmentチーム マネジャー
    LINEのソリューションを活用したシームレスな行政サービスの提供を実現し、
    便利で豊かなまちづくりの推進を担当

北原:Smart Paymentチーム マネジャー
   LINE Payの推進および民間企業との協業による、新しい決済体験の創造を担当

福岡市×LINEで街のあり方を変えていく

これまでのキャリアと入社のきっかけについて教えてください。

伊久美:
私は大手通信会社のCS部門からキャリアをスタートし、業務フロー改善やシステム導入をおこなっていました。そのあと広告商材の営業企画を経験し、LINE Fukuokaに入社しました。
LINE Fukuokaを知ったきっかけは転職サイトで、前職に不満があったわけではなかったのですが、スマートシティがまだビジョンだけで何も固まっていなかった当時、福岡市×LINEの無限の可能性と、そこを自分で切り拓いていくことができる点に魅力を感じて入社を決めました。

北原:
私は大手嗜好品メーカーの営業からキャリアをスタートし、オンライン・オフライン両方のマーケティングやプロモーション企画を経験しました。前職ではグループ会社への出向も経験したのですが、そこで物流システムのリプレイスを担当した際に、手作業の業務がシステムを駆使して工数圧縮されていくところを目の当たりにし、IT技術の素晴らしさを実感しました。
元々地元が福岡で、Uターンを検討していたときにLINE Fukuokaについて知りました。前職で感じた【IT技術の素晴らしさ】を駆使して、街のあり方を変えていこうとするスマートシティの展望に惹かれて入社を決めました。

プロジェクトはどのように進めていますか?

伊久美:
私たちのチームのメンバーは、皆中途入社で様々なバックグラウンドを持っています。一つの課題について話しても、それぞれの経験から想起される手法が異なり、今回のケースだと何がベストか、組み合わせるとどうなるか等、様々なアイデアから最善の策を考え抜きます。
例えば、福岡市LINE公式アカウントの「道路公園等通報システム」というサービスは、福岡市の若い人からの通報件数を増やしたいという要望から始まりました。ただ私たちからすると、通報件数増加=業務量増加になるため、業務を削減できる機能も追加で導入したいと提案しました。当初、LINEで通報が来たら職員の方がそれを都度対処する、という案で考えていたのですが、そうすると今のフローにプラスして、LINEの画面を見る人の配置が必要になってしまいます。そのため、今のフローに統合できるように提案し、実装しました。また、担当部署への割り振りや、システムへの登録も自動化できる機能を追加し、様々な工数を削減できました。前職で業務フロー改善をおこなっていた経験が、より良いサービスの実現につながったと感じました。

北原:
私は基本、仕事は各メンバーがある程度裁量をもって、自由に業務を推進できるような方針をとっています。ただそれは、何をやっても良いという訳ではなく、「福岡を世界に誇れるスマートシティにする」という目標を自分で行動に落とし込んだ結果、任せるという方針です。オーナーシップを持って、結果の責任まで追っていくためには、自分が本気で成し遂げたいと思える仕事をするのが一番良いと思っています。ただ、キャッシュレスというテーマは対峙する相手がとても広いので、ターゲット等、ヒントになるものはチームで掲げつつ、目標に向かう道筋に関しては各メンバーに任せています。

抽象度の高い課題に挑むプロ集団

仕事を通してのやりがいや楽しさを教えてください。

伊久美:
自分で企画したサービスを市民の方が使っている場面を見られるところです。やはり皆さんが不便に思っていることを解消できるのは嬉しいと感じますし、やりがいがあります。しかしもちろん、そこに至るまでには苦悩や大変なことも沢山あります。プロジェクトは社内だけではなく、行政や民間企業等、多くの人を巻き込んで推進しています。また、ターゲットも幅広く、お題も抽象度の高いものが多いです。そんな中で、各ステークホルダーにメリットがあるか、長く継続できるか、少ない費用でどれだけの効果を見込めるか、同じ悩みを抱えた他の自治体にも展開できるものか、考えながら具体策に落とし込んでいくところには苦労もありますが、実現したサービスが喜んでもらえたとき、感動もひとしおです。

北原:
ユーザーとの接点が多く、反響もすぐ返ってきますし、インパクトを実感できるところが面白いと感じます。また、私が担当しているキャッシュレスの領域は、「正解」の形が決まっていない始まったばかりの世界なので、自分たちが考える「ベスト」をシンプルに追い求め、形を創造していくことができるところも楽しみの一つです。

伊久美:
私が担当するチームは、行政課題というくくりの中でスマートシティを目指しています。一方北原さんのキャッシュレスはどんな業種とも組むことができる分、自由ですが、だからこそ何をやるか決めるのが大変で、そこが大きな違いかもしれません。

北原:
確かにそうですね。一方、組織全体で共通して良いなと思うところは、全員が本気でスマートシティを目指していて、世界で手本にされる街にしようと心から思っているところです。領域や手法は違いますが、向かっている先は皆一緒です。

どんな人と働きたいですか?

伊久美:
自分で考えた企画やサービスにオーナーシップを持ってやり遂げることができる人ですね。基本的には仕事は降ってくるものではなく、自分で案件を創ることができるような勢いが欲しいと思っています。もちろん一人で全部抱え込むというわけではないので、チームのメンバーとフォローしあいながらも、自ら率先して推進できる能力が必要だと思います。

北原:
何かの領域でプロフェッショナルである人と働きたいです。プランナーは企画、ディレクション、完成したらPRまで領域広く関わります。一貫して経験が積めるのはすごく良いことなのですが、随所で組織内の各プロフェッショナルの力を借りて完遂します。だからこそ、自分自身も何かしらの領域でプロフェッショナルであれ、というのは組織内でも共通です。全員にこの人のここには絶対かなわない、というポイントがあるからこそ尊敬しあい、日々良いコラボレーションが生まれています。

<G20 Fukuokaでの共創事例>

市民が幸せな街を共創したい

今後の展望を教えてください。

北原:
「世界中でどこがスマートシティだと思うか?」という質問に対して「福岡」という回答がでる状態を目指しています。参考にするのではなく、参考にされる方になりたいですね。そのためにもまず大事なのは、市民の満足度です。市民の皆さんが「昔と比べてすごく便利になった」とか、「ストレスがなくなった」という声があがるようになると、それが伝聞して、国内にとどまらず海外からも「福岡は住民の満足度が高いらしい」と、多くの方が視察に訪れ・目標にされることで、”福岡の人が”世界に誇れるスマートシティに近づけるのではないかと思います。

伊久美:
私も行きつくところは、【市民が幸せかどうか】だと思います。あとは、【街が元気】という要素も大事にしたいです。市民が幸せに生活できる場所は、必然的に人口も増えていくと思いますし、観光等も含めて【元気な街】をつくっていきたいです。私たちはITを活用して、そんな環境をつくるのがミッションだと思います。
ただそれは私たちだけでできることではなく、市民の皆さんや、行政・民間企業のパートナーと、みんなでつくる社会を実現したいなと思っています。

いかがでしたか?
Smart City戦略室では、福岡市を暮らしやすい便利な街にしていくための仲間を募集しています。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、募集ページより詳細をご確認ください。

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