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なぜメガベンチャーではなく少数精鋭ベンチャーを選んだのか?新卒入社メンバーが語る成長の理由

就活生にとって、キャリアの第一歩をどの企業で踏み出すかは大きな決断です。

大手企業の安定?メガベンチャーの成長?それとも少数ベンチャー企業での挑戦?

選考が進んでも悩み続けてしまう学生さんも多いですよね。


そこで今回は、新卒入社4年目の藤井さんにインタビュー!

理系院卒でファーストキャリアとして少数精鋭ベンチャー企業を選んだ彼が、なぜその選択をしたのか、そして何を得たのかを探っていきましょう!


「自分主体のキャリアを歩みたい」という想いを胸に、ファーストキャリアは少数精鋭ベンチャーへ

――自己紹介をお願いします!

 入社4年目の藤井亮です。2021年に大阪大学大学院を修了し、入社後は営業コンサルタントとして広告主側・メディアパートナー側両方の新規開拓とマーケティングコンサルティング業務に従事しました。現在は不動産領域の新規事業の責任者をしています。


――改めて、学生時代にどのような就活をしていたのか教えてください!

 学部生時代にメーカー技術職を志望していたため大学院に進んだのですが、いざ大学院で研究をしていると、研究内容が社会に実装されて成果が出るまでに膨大な時間がかかることにもどかしさを感じたので、直接社会と接点を持ちながら成果を出したいと思い、ビジネス職にシフトして就活をスタートしました。ビジネスで社会にインパクトを与えるには、圧倒的な成長が必要で、また上流部分に携わって戦略・企画立案ができるようにならないといけないなと思いました。

 それからはまずコンサルを見始めました。“成長”や“戦略・企画”という要素にマッチしていたのもありますが、「コンサルは周りも受けているし、なんとなく格好良さそう」といったイメージがあったというのも正直なところです。また自分のやりたいことも具体的に決まっていなかったので、色々なクライアントをサポートすることで、汎用的な力がつくと思いました。

しかし、そういったサポート業務は意思決定の権限がクライアントにあり、自分たちは提案をするだけに留まってしまうということがどこか引っかかりました。コンサルタントのプロフェッショナルになるならそれで良いと思うのですが、自分は決してそんなことはないと気づいたんです。「誰かの意思決定の補助をするのではなく自分で意思決定をできるようになりたい」「自身で事業を創れるようになりたい」という本心が自分の中にあったんですよね。まだやりたいことは決まっていないが、いずれできた時に自分の力でやれるようになっておきたいと思いました。

日本を代表する経営者の稲盛和夫さんは、京セラ、KDDIの創業、JAL再生と、一見全く異なる業界で成功を収められましたが、事業作りを極めると、そこに汎用性があるのではないかと。そこから、戦略策定から意思決定、実行までの経験を積むために事業会社へ行こうと考えるようになりました。



――事業会社はどういったところを見ていたのですか?

 新規事業に参画して、いずれは起業したりもしたいと考えていましたので、早く成長できて意思決定の機会の多いベンチャーを見ていました。

メガベンチャーは成長しているし人手があってリソースが多く、何か大きいことができそう、というイメージがあったので受けていましたね。L&E Group(旧リンクエッジ)に関しては多様な業界や企業を一気に担当できる点や、少数精鋭だからこその一人ひとりの裁量の大きさに魅力を感じて受けました。


――最終的にL&E Groupに入社を決めた理由は?

 事業づくりに対して再現性のあるスキルがつく会社だと感じたからです。

自分で意思決定をしたいと言っても、どんな業界・仕事なら自分に適性があるのかは実際に働いて見てみないとわからないと思ったので、L&E Groupのように様々な業界・ビジネスモデルを見て担当できる事業内容で、かつ異動がフレキシブルで短期間に多様な業務に携わることができるところがいいなと感じましたね。

そんな環境の中で若いうちから意思決定の機会を多くもらえることで、事業をつくるための本質的な力が養えるのではないかなと思いました。

藤井 亮:大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻を修了後、2021年L&E Group(旧リンクエッジ)に新卒入社。営業コンサルタントとして約3年間、新規開拓や既存顧客コンサルティング業務、後輩育成に従事。24年6月より不動産領域の新規事業にアサインされ、現在は事業責任者として統括・実務を行っている。※前回のインタビューはこちら


大量採用企業では個人の成長が難しい。エッジの効いた経験を通して市場価値を高められる環境の重要性

――逆に、メガベンチャーで事業づくりに対する再現性のあるスキルをつけるのは難しいのでしょうか?

 もちろんメガベンチャーでも事業づくりのスキルを身につけることは可能だとは思います。ただし、そのようなレアな経験を積むためには、“自分がバッターボックスに立てる確率”を考えなければなりません。

当たり前ですが、メガベンチャーには優秀な人材が大勢集まっています。新卒同期は数十~数百人はいますし、先輩にも優秀なメンバーが大勢いることでしょう。その中で圧倒的な結果を出し、かつ運も味方につけて、やっと事業立ち上げの機会を得られる。逆説的ではありますが、優秀な人が多ければ多いほど自身の抜擢確率は下がってしまうわけですね。

「事業をたくさん抱えているから事業づくりができそう」という考え方だと実は浅くて、"社員数に対する事業数の比"で見て、抜擢されるリアルな確率を見ることが大切ということです。普通に考えて、ライバルは少ない方が絶対にいいですよね。

あとは事業づくりの経験といっても、「自分がコアメンバーかどうか」も非常に重要です。新規事業立ち上げの際に、いちメンバーとして参画するだけだと、意思決定権を持たずに手を動かすだけになってしまい、経験の希少さが薄れてしまいます。ですので、いかに自分が新規事業の中心人物として動けるかにこだわる必要があると考えています。

 また、メガベンチャーで新規事業を立ち上げる場合は既存事業に近い領域、例えばHR領域の会社だと、人材関連の中で少しドメインをずらした事業を立ち上げる、といったことが多いのかなと感じました。新規事業と言いつつも、やることはほぼ既存事業のコピー&ペーストになってしまったりするんですよね。

私は将来起業したいという目標から逆算して、“本当の0→1”がやりたいと考えています。ただ、ヒト・モノ・カネといった資産が潤沢にある状況下で既存事業と似たような事業の立ち上げを経験したとしても、自分でゼロから事業を創る(起業する)際には、実は全く再現性がないのではと思うんです。

何もないところから知恵を絞ったり、人手が足りない状況で泥臭く自分の足で売上を作る。これこそが“本当の0→1”だと、実際にやってみて強く感じています。



――“本当の0→1”の実現や個人の市場価値の向上を目指すにはL&E Groupが理想的な環境だと感じたんですね。ファーストキャリアで少数精鋭ベンチャーに入ることに不安はなかったんですか?

 確かに不安はあって、実は入社するとすぐに決められたわけではありませんでした。やはりファーストキャリアで少数精鋭ベンチャーに飛び込むのは勇気が要ります。他に内定をいただいた会社もあり、しばらく悩んでいました。そんな時に川合社長と面談をしました。

社長から「ビジネスは意思決定のスピードが非常に重要。悩んで決断を先延ばししている今の時間は、何も生み出さない完全に止まっている状態。入社するしないを問わず、とにかく早く決めて次の行動を起こさないといけない。」と言われ、ハッとしました。自分が優柔不断な性格だという認識はありましたので、本当にその通りだと思いました。自分が今大きい会社へ行こうか迷っているのって、重要な決断から逃げているだけでしかないなと痛感したんです。

また、大きい会社と迷っていた自分がそれを聞いて内定を辞退する可能性も十分あったので、このフィードバックは結構リスクがあると思うんです。本当に思ったことを率直に伝えて下さる方なんだろうと思いました。

L&E Groupに入れば、こういったビジネスの考え方やフィードバックを日々経営陣から直々にもらうことができるんだということも身に沁みました。少数精鋭ベンチャーに対する不安はあるものの、そんなところにこそ圧倒的に成長するチャンスがあると思い、入社を決断しました。


多様な経験とトップ層によるマイクロマネジメントで大きく成長

――実際にL&E Groupに入ってみていかがですか?

 入社前に想定していた「業務の幅・多様さ」や「経営陣からの細かいフィードバック」を、期待以上に得られると感じています。

入社後は営業部に配属されたのですが、新入社員であっても新規開拓から戦略立案、実行まで一気通貫で担当するので、業務を早期に自走できるようになれました。社長直下で毎日社長からフィードバックをもらっていたのですが、ただ指示をされるのではなく、「こういう理由があって相手はこう思っているだろうから、こういう判断をしよう」と根拠を都度示しながら指導してくれるので、ビジネス思考が培われたなと感じますね。新入社員ではなくなり部署が変わった今も、社長からのフィードバックを頻繁にもらえているので、常に成長できている感覚があります。

 こういった業務の幅や経営陣からの細やかなフィードバックって、メガベンチャーで経験するのは難しいんですよね。分業して業務を定型化し、研修制度を設けて誰でもできるようにする方が会社の成長としては効率的で理に適うわけですが、個人の成長にフォーカスをするとあまり良くはないかなと。定型業務は早期にできるようになると思いますが、その背景などがわかってないと本当に成長したとは言えないので。またAIの進化が著しい現代においては、定型業務しかできない人材は、業務を一発でAIに置き換えられてしまうリスクなども出てきてますしね。

L&E Groupくらいの規模感であれば、一人ひとりに業務幅と裁量を与えながら経営陣が直接フィードバックをする方が、分業し大規模な研修を構築するより会社としての合理性があり、結果として個人の成長にも繋がります。その効果が遺憾なく発揮されているなと感じますね。


――現在は新規事業の責任者ということですが、取り組んでみてどのように感じていますか?

 複数の新規事業が立ち上がっている中で私が担当しているのは不動産領域の事業で、それこそ既存事業とは全く異なるドメインなのでまだまだ手探りで進めているところなのですが、難しいながらもやりがいと面白さを感じていますね。

不動産業界の課題を、既存事業で身につけたデジタルマーケティングの力を使いながら解決していくことを目指していて、私が自ら戦略立て・営業・最終的な処理まで行っています。その他、サービスページ作成、マーケティング、不動産の内見、など数えたらキリがないほど事業に関する全てを実行しているのと、集客も上手くいき始めたのでそろそろ人手が足りなくなってきました(笑)

多くの企業は、新規事業を立ち上げる場合、営業の人材は新規事業における営業組織を、マーケティングの人材はマーケティング組織をというように、機能別にそのスペシャリストをアサインして統合する形になります。一方で私の場合は一人でビジネスパネルの設計から実行部分までやっていますので、「“いちメンバー”ではなく自分が中心になって事業を作り上げたい」という想いを叶える第一歩を踏み出せている状態ですね。


圧倒的な成長環境で“本当の実力”をつけ、「楽しい人生」を送りたい

――L&E Groupの魅力は?

 これは入社時から変わらず言い続けているのですが、メンバーが優秀で人柄も良いところです。

直接指導をしてくれる経営陣たちはもちろんのこと、入社5年以内で事業作りをしているメンバーも多数存在するので、そういった仲間たちとの会話は日々勉強になりますし、適度なライバル心も抱きながら切磋琢磨することができているなと思います。L&E Groupは年々採用基準を上げているので、後輩たちも優秀で素直に尊敬できる子が多いです。

 私自身、就活をしていた時も「自分の”周りの人たち”が優秀で熱意があるか」は気にしていました。メガベンチャーでも選考時には優秀な方々とたくさんお会いしたのですが、いざ入社したとしても、その方々と一緒に働けるようになるには数年かかるどころか、一緒に働く日が来ない可能性も大いにあると思っていました。その点、少数精鋭の会社なら選考時にお会いしたメンバーたちとすぐに一緒に働くことができます

L&E Groupの選考を受けていて、経営陣・メンバーたちに魅力を感じていたので、実際に入社してから共に真剣に仕事に臨めていることが純粋に嬉しいですし楽しいですね。


ーー最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします!

 私の場合は「自分で意思決定をしたい・事業を創りたい」という想いを軸として企業選びをしたわけですが、そもそものベースとして「楽しい人生を送りたい」と思っていました。ただ正直、大学までの人生は、できるだけ偏差値の高い高校/大学に行く、というような意思決定しかしてこなかったので、そのレールを外れたところで何をやれば良いか分かりませんでしたし、外れること自体が怖かったです。

しかし、長い人生では自分の指標で生きていけるようになりたいと思い、「人気がある」「就職難易度ランキング上位」などの世間で言われる良い悪い(≒偏差値)にこだわることを辞めました。むしろ積極的に避けたと言っても良いかもしれません。

偏差値主義の階段を降りたことで、今はいわば枷が外れた状態で、自由に将来を想像できています。ようやく本当の人生を歩めている気がします。

 ベンチャーに就職するという選択は、大きな決断が必要です。怖いです。しかし、その中でもベンチャーが気になるのは、その怖さを凌駕しうる魅力を心の底で感じているからだと思います。

そしてベンチャーを選んだ人間の記事をここまで読んでいただいたのは、あなたの本心がベンチャーに惹かれているからではないでしょうか。L&E Groupで本当のあなたのキャリアを歩みましょう!

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