こんにちは、LegalOn Technologies人事採用担当の松本です!
弊社で連載しているオープン社内報「LegalOn Now」にて、エンジニアのインタビュー記事を公開しましたので、ぜひご覧ください!(今後、過去の掲載記事なども少しずつ掲載していければと考えております。)
今回クローズアップするのはAI契約管理システム「LegalForceキャビネ」のバックエンドエンジニア・宮腰。エンジニアとして20年以上のキャリアを持つ宮腰がLegalOn Technologies(以下LegalOn)を選んだ理由や、開発の魅力、組織文化などについて話してもらいました!
宮腰 茂明(みやこし・しげあき) 開発本部 LegalForceキャビネ開発部 バックエンドエンジニア
大学卒業後、ソフトウェア開発会社に入社し、企業内システムの要件定義・設計・実装・テストといったシステム開発全般とマネジメントを経験。その後フリーランスのエンジニアとして活動し、2020年8月より業務委託としてLegalOnに参画。2021年7月、正社員として入社し、バックエンドエンジニアとして活躍中。
業務委託/正社員の垣根なく 互いを尊重するエンジニアの組織文化
― 宮腰さんは、どんな経緯でLegalOnに入社したんですか?
大学卒業後、ソフトウェアハウスで自動車製造業向けのシステム開発をしていました。10年くらい働いた後、自由な時間がほしくなり、退職してフリーランスに。結婚を機に故郷の岐阜県に移り住み、そこからはフルリモートで仕事をするようになりました。
2020年に当時LegalOnの社員だった知人から、エンジニアを募集していると聞きました。元々法務やリーガルテックのドメイン知識はなかったのですが、弁護士などの法務の専門家が使う機能を考えて開発していくというのは、難易度が高く面白そうだと感じて、挑戦してみようと思いました。
当時は業務委託での採用を会社が行っていたこともあり、まずは業務委託として参画し、2021年に正社員として入社をしました。ずっとフルリモートで働いています。
― LegalOnに入社して、どんなことを感じましたか?
業務委託として別の会社でも働いたことがあるのですが、そこと大きく違ったのは、正社員と業務委託の壁を感じなかったこと。LegalOnは業務委託と正社員の垣根がなく、チームの一員として迎え入れてくれているという感触がありました。これまで参画した会社では、依頼されたものを作る、言われた通りに直すなど、いわゆる業務としてのやり取りしかなかったんです。LegalOnでは、仕様や顧客要望などについて議論をする際、むしろどんどん意見を出してほしいという文化で、対等なチームメンバーとして仕事ができていると感じました。もちろん、それは正社員になってからも変わっていません。
― 入社して感じたポジティブなギャップはありましたか?
技術レベルが高く優秀なメンバーが多いと感じました。そして「いいものを作ろう」という、品質への高い意識を持っている人が多い。エンジニアがテストコードを書くのは当たり前、コードレビューについても意見を出し合ったり、セキュリティに関してもとことん気にかけたりと、総合的に見てメンバーの技術力が非常に高いです。そこは、ほかの企業と比べてもピカイチですね。
それに加えてとにかくディスカッションする文化なので、自分の知らないことを教えてもらったりと学びも多いですし、刺激を貰える環境です。
これらは、業務委託で参画した当初からLegalOnで長く働きたいな、と思った理由のひとつですね。
エンジニアとPdMが一丸となって課題をクリア 上流工程から携われる面白さ
― いま担当している業務について教えてください。
バックエンドエンジニアとして「LegalForceキャビネ」の品質改善、設計改善を担当しています。「LegalForceキャビネ」のコード品質はまだまだ発展途上なので、さらに向上させていくための施策に取り組んでいます。
良いソフトウェアの条件は、シンプルで柔軟なデータ設計で、読みやすさとメンテナンスのしやすさを備え、不具合が少なく堅牢であることだと考えています。そうしたソフトウェアを目指して、技術的な部分にフォーカスを当てながら、土台となる部分の設計が本当にそれで良いのか、もっとこうした方が良いのではないかと見直し、提案しています。
― どんな点にやりがいを感じていますか?
「どういうプロダクトをつくっていくか」と仕様を検討する上流の段階から、積極的に携われることですね。LegalOnには、エンジニアもPdMも一体となって課題をクリアしていく文化がある。ただ言われたものをつくるのではなくて、一人一人がもっている専門性を活かし、それぞれの立場から意見を出し合い合意を得ながら進めています。
自分たちが提供しているプロダクトなので、ユーザーが欲しがるものは?必要なものは?を常に考えながらブラッシュアップしています。
― 本当にディスカッションが多い環境なんですね!
そうですね。LegalOnのエンジニア組織はチームで働こうという意識、お互いをリスペクトする意識が根付いています。プログラムを組むのはあくまで仕事の一部であって、背景となる知識や情報を得るためのコミュニケーションはとても大切。
ディスカッションを通じて、会社としてどんなプロダクトをつくっていくべきかをチーム全体で考えています。
第2のプロダクトの可能性 さらなる価値提供に向けた挑戦は続く
― 直近ではどのような課題がありますか?
先にも触れましたが、「LegalForceキャビネ」のコード品質はまだまだ発展途上です。
リリース当時はいち早くユーザーに使っていただけることを優先して開発していたので、長期的な視点でみたときには、技術的な負債があります。それらの負債ををいち早く解消し、今後さらに開発スピードを上げてスケールに耐えうるシステムにするための改善に取り組んでいます。
同時に、新規機能の開発も進めています。契約書というのは、締結が完了してからもリスクが隠れているんです。契約書が抱えている潜在的なリスクを検知する機能や、その他にも提供したい価値はたくさんあります。まだまだやりたいことは盛りだくさんな状態で、エンジニア経験が長くても新たな挑戦ができる環境があるのは有難いですね。
― まさに今が面白いフェーズなんですね!
そうですね。技術負債の解消に関しては、とにかく踏ん張り時ではあるんですが(笑)
とはいえ、今ある設計を見直したり、もっとこういう風にしたらいいのではという提案を受け入れてくれる文化、メンバーが意見を出し合ってドキュメントに残していく文化はとても良いところだと思っています。だからこそメンバーが自分たちの専門性を活かしながら自由に提案できるので、日々気付きを得られる環境ですね。
― 今後はどんなことにチャレンジしていきたいですか?
一般的には、フルスタックエンジニアを目指したい人が多いと思いますが、僕個人としては、システムアーキテクトとして特定分野のスペシャリティを追求していきたいですね。既存のシステムの中心部、土台となる部分の設計が本当に問題ないかを見直し、さらに良い設計を提案していく。それを常に意識して仕事に取り組んでいます。「LegalForceキャビネ」の管理効率をさらに上げて、リスクを低減させる仕様をこれからも検討、提案していきます。
プロダクト志向があって、チームでもっと良くしていこうという意欲のある方と一緒に働きたいなと思ってます!
LegalOn Technologiesではバックエンドエンジニアを募集しています!
Software Engineer, Back-end, LegalForce
Software Engineer, Back-end, LegalForce Cabinet