Lead Systems株式会社
代表取締役谷垣です。
こんにちは!
この記事を見てくださり大変光栄に思います。
今回の投稿では、私がLead Systems株式会社を起業するにあたった
経緯についてAIに頼らず書いていこうと思います(笑)
「この記事のサムネはいったい何!?」
ってまず思うかもしれませんが、これは後ほど明かしますね。
私は結構思い出を大切に生きて、表現したい人間ですので
たぶんこの話はめちゃくちゃ長くなりますので
今回はその1ということで、書いていきます。
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まず初めに。
私谷垣は本当にいたって凡人です。
いい大学出たわけでもない、超有名企業で役員になったわけでもない。
どちらかというと「社会不適合者」と烙印が押されてしまうかもしれません。
そんな私は2016年新卒組です。
ITベンチャー企業に就職し東京へ上京。
ドラマのような会社員生活を当時は夢見ていました。
イメージは↑こんなかんじですw
妄想力だけはピカイチなんですよね。
20代30代はブラック企業で働いて、死ぬほどスキルつけて
30代後半では会社役員レベルになって、東京のタワマンのベランダでワインを飲むのが
当時の夢でした。
影響されたのはこのドラマのせいです…。
なので、新卒で入社した会社は
説明会のときから「うちブラックだよ?」って言ってくれて
私は「ブラック企業でボロボロになるまで働きたいです!」
千と千尋のようなセリフで面接を受けてました。
元々WEBが大好きだったのでIT企業で絶対働きたい!
コンサルタントとして知識を身に付け、最強のIT屋になりたい。
今後生きていく上ではITのスキルが絶対必要。
そして、同世代より圧倒的に格上になってやりたい!
みたいな野心家でもあったと思います。
就職氷河期世代を日々見て就活に怯えて挑んだのですが、
すんなり内定をもらい、無事第一希望に就職を果たしました。
1社目では、WEBコンサルタント名目でしたが、
ほぼただの営業マンです。
毎日新規顧客に150件以上テレアポを行っていました。
ほぼ覚えてませんが、
9時に朝礼
18時に夕礼
21時に終礼
っていう、めちゃくちゃいい環境でしたね(笑)
営業ロープレもテレアポのノルマがあるので
業務時間外に練習で、上司と行う。
全然できないから家帰って同僚と朝方までロープレしあったり
1人暮らしが寂しかったので
1人で営業の練習を話続けていたり
超仕事大好き人間でした。
そしてみんな酒癖が非常に悪く、
今までの価値観が崩壊するくらい楽しい会社だったことを今でも覚えています。
・入社式の日に同僚全員で飲み、知り合って1日目で1人倒れ救急車を呼び、みんなで朝方まで見守る
・入社してから1週間くらいして、家無しの同僚が住み着く(謎の同棲開始)
・平日朝方まで飲み、そのまま出勤…
・土日も上司から呼ばれて飲む
・酔いつぶれている上司を運ぶ(渋谷中にドラゴンボールのようにみんな散っていくので集めてました)
・カラオケ行くと、床がワインまみれで浸水
・上司が会社のトイレでトイレットペーパーで巣を作ってパンツで寝ているところを発見する
・別部署の上司のハイドロポンプを掃除する
今でも笑っちゃうくらいヤバかったですね。(笑)
写真の牛丼は、道で牛丼を持ちながら倒れている先輩がいたので思い出として。
とりあえず、かなり充実してました。
しかし、私はこの会社をすぐ退社することにしました。
理由としては、
【この会社ではクライアントを喜ばせられるサービスが提供できない】
からです。
自分のノルマが会社の利益に繋がると思うと、すごくやりがいがあり
WEBの可能性は皆さんに伝えたい!
自分の言葉でその会社の未来がいい方向に変わってほしい。
そう思って日々頑張っていたのですが、
契約が増え、納品作業が済むクライアントからとある一言を言われたのが大きなきっかけです。
「君を信用したのが失敗だった」
理由としては、制作陣の職務怠慢かスキル不足ってところです。
どちらかというと対応してほしいと何度も言われていた契約に含まれている内容を実行せず、放置していたんです。
このクライアントからは何度も電話をもらっていて
私自身からもCS部に依頼をしていたのですが
その結果先ほどのような言葉が最後もらえた言葉でした。
このときは社会人失格ですが、
死ぬほど泣いて、会社の看板をずっと殴って、
「こんな会社潰れろよ!」
って叫んでました。
この件だけならまだよかったのですが、
契約したクライアントから次々と同じような電話が来るようになり
他のサービスでもクレームばかり。
広告も「こんなすごいところに表示されます~」と営業では言いつつも、
実はめっちゃニッチというかア〇ルトサイトの広告にしかでないとか。
すごく残念なサービス品質でした。
ここで営業として頑張るほど被害が増えるだけなのではないか?
会社って社会貢献であって、
搾取するものではないと思っていたのですが、
自分の考えの甘さを身をもって痛感する時期でした。
ここで、転職を考え
コンサルタントといっても口だけだから
自分で作れる人になろう!
と思い、エンジニア職に転職することとなります。
退社した翌日から2社目に入社した谷垣。
1社目がたまたま自分の見る目がなかったんだと、期待を膨らませ
秋葉原にあるアプリケーションを開発している会社に就職しました。
1社目とは真逆のエンジニアだな~という雰囲気。
皆常識もマナーも普通で驚きました。(当たり前なんですけどね)
エンジニアとしての知識は全くゼロだったので
みっちり研修を受け、いざアプリ開発するぞーーーー!
と、肩ブンブン回してたのですが
某大手企業の業務委託のポジションの担当に…。
情報セキュリティについての情報発信と、その業務の効率化のためのマニュアル作成でした。
その内容が私にとっては1社目よりも苦痛な環境が訪れることになります…。
<辛かったリスト>
・既存サービスなのに正解がない謎仕様
・上司がサービス理解まったくできていない
・上司のミスがいつのまにか全部自分のミスとして報告されている
・朝10時に出社して、実務が12時までに終了してしまう
・午後はひたすらExcelを開いて閉じを繰り返す
みたいな環境でした。
とりあえず、上司が私のことすごく嫌っているのだけは理解できた環境でしたが
「もっとこうしたらよくなる!」
と思っても、大手企業の小さな変更って
ましてや業務委託の新人にはあまりにも大きな壁です。
業務マニュアルを作成しないといけないのに
1年経ってもルールが全然整わない。
それを議論しようとすると濁され
しまいには社内で発言するな。と命令されるようになってました。
暇だな~~やりがいもないな~~
と、墨田川のハトを見ながらぼーっとしてた時期が始まります。
暇が嫌いな私は会社に
・無駄な時間は社内に戻ってプログラムの勉強をしたい
・他の業務があれば渡してほしい
ってお願いしていたのですが、教えるリソースもなく、
他の業務は何かのデータをPDF化するだけの業務委託の依頼だけでした。
ってことで、全額自腹でプログラミングを学び
暇すぎるので会社終わりにバイトを始めるという謎な行動に移していくわけです。
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会社でできないから自分で色々作り始めてみる
↑これがたぶんLead Systemsができるきっかけとなります。
HPを自作で作ってみる
簡単なプログラミングでの業務効率化を試す
動画編集をしてみる
暇な時間でこのようなことをやっていくうちに
「会社のノウハウでコンサルティングをしても本来の適切な戦略なのかわからないんじゃないのか?」
と思うようになり、自分で収益が出たり、アクセスが増える方法を試していく時間が始まりました。
はい…。
だいぶ長くなってしまったので、その1はこの辺にしておきましょう。
ストーリーは頑張ってUPしていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします^^