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「ラストマイルワークスのアイデンティティとは」

こんにちは!ラストマイルワークス採用担当神田です。

ラストマイルワークスでは日本人正社員が約20名ほどとなり、日々組織づくりやブランディングに取り組んでいます。

そこで今後『弊社のブランディングがどのように取り組まれているのか』『どうして現在のラストマイルワークスがあるのか』等、弊社の内側にフォーカスした記事をシリーズ化して定期投稿します!

今回はその第一弾、私たちのアイデンティティである「経営理念」や「ビジョン」をはじめ、「経営戦略」や「コアバリュー」そして、スタッフが日々大切にしていくべき「行動指針」まで触れていきたいと思います!

創業者小林の経験から紡ぎ出された哲学。
新しい経済圏を仮想世界に創出する。

私たちラストマイルワークスは、Founderである小林によって創業されたスタートアップ企業です。カンボジアを拠点として始まった私たちですが、創業者である小林の世界に対する哲学が、私たちの理念のベースとなっています。
この広い世界で生まれた私達の人生は、生まれた国や環境によって大きく変わるものです。先進国に生まれる人もいれば、発展途上国に生まれる人もいます。国も性別も自分で選ぶことはできませんが、私たちラストマイルワークスは、そういった世界を「多様性に満ち溢れた、可能性ある世界である」と捉えています。

私たちが拠点とするカンボジアは、日本の高度経済成長期に非常に似ている状況であるとしばしば例えられることがあります。2020年現在、これから新しい未来に向けて、私たちラストマイルワークスは、人種を超えてお互いを尊重し、新しい価値を共創していくこと。 そして、仮想空間上に新しい経済圏や仕組み、雇用を創出していくことによって、今までよりももっと豊かな社会にしていくことを使命として、日々活動をしています。

空間コンピューティング技術で世界をつなぐ。
未来を私たちの創造力と技術で発展させていく。

私たちのビジョンは、現在メイン事業としているVR技術に止まらない飛躍と発展があってこそ為し得ることを眼差しています。デジタル空間とは、視覚化=ビジュアライゼーション領域に限定されるものではないと、私たちラストマイルワークスは考えています。つまり、デジタル空間とは、私たち人間の五感を仮想空間上に置き換え、身体的に知覚することのできることこそに、価値があると信じ、日々の新しい事業活動を営んでいます。例えば、私たちのサービスであるComonyにおいては、リアルな空間を仮想空間上に置き換えることのみでなく、デジタル上での他者との対話や情報交換を目的としたサービスです。

建築・不動産領域において既存のVirtual Reality技術はコンピューターグラフィックで空間をつくり、イメージパースのように利用するビジュアライゼーションとしての価値で留まってしまうものがほとんどですが、私たちラストマイルワークスは、そこまで遠くない未来に、得意とする空間コンピューティング技術で、世界の人々があたかも現実空間で生きているかのような体験をデザインしていること、そして、それ自体が新しい経済圏となっていることをビジョンとしています。

カンボジアで生まれた企業だからこそ体現できる
企業価値と唯一の経営戦略。

私たちの経営戦略では「Ethical Technology」と題して、途上国と先進国のWin-Winモデルのビジネスを推進していくことに重きをおいています。実はここでも創業者である小林の経験や哲学が色濃く反映されているといえます。一般的に資本主義社会の世の中において、東南アジアとは、発展途上国に分類されて久しいエリアではあります。しかしながら私たちは、カンボジアやベトナムといった国家の発展性に着目しながら、開発途上国の人たちが労働搾取されることのない環境を構築することこそが、持続可能な発展に寄与できると信じています。

私たちは、開発途上国に発生しがちな労働集約型ビジネスと先進国の資本集約型ビジネスを組み合わせたハイブリット型の事業モデルを、多くの先進国へと提供していくことによって、社会がより豊かになっていくことにつながると考えています。 ラストマイルが日本にも支店を置きながら、拠点をあくまでカンボジアに置き続ける理由は、開発途上国だからこそできる新しいモデルを創造できる可能性があるからです。軸足を辺境地におきながらテクノロジーの力で、先進国の課題解決に貢献する。そこで生まれるWin-Winのビジネスモデルを私たちは、エシカルテクノロジーと呼び、日々磨きを重ねています。

企業の価値とは人の価値によって体現される。
ラストマイルワークスが大切にする価値観・行動とは。

日本の戦後、現在では大手上場企業となった様々な企業が生まれました。ラストマイルワークスは創業5年目のスタートアップ企業です。当時の日本で芽生えたある会社の精神性を、私たちが身をおくカンボジアの現場でも活かせると考えています。

「一所懸命働け、質素であれ、人のために尽くせ」

この人間尊重の精神は、出光興産の社是として有名なものです。戦争によってボロボロになった会社、残ったのは膨大な借金。多くの有力な企業が生き残りのために人員整理に走る中、出光佐三は社是として掲げていた「人間尊重」の方針を曲げることはなかったそうです。日本が戦争に負けたとき、彼はすでに60歳。戦後、会社資産のほとんどを失いながら不屈の闘志で会社を再建し、日本の復興のために血みどろの努力をしました。勤勉で厳格な父親に「一所懸命働け」「質素であれ」「人のために尽くせ」ということを小さいときから教えられていたそうです。日本を復興させるために死に物狂いで働いていたその姿は、当時の日本人の生き方そのもの。

ラストマイルワークスはポルポト時代という暗黒の歴史を持つカンボジアで産まれた企業です。カンボジアのような、開発途上国は当時の日本人の生き様、歴史から学べることが多くあると考え、この精神性を、開発途上国であるカンボジアで生きるものだと信じ、私たちの根底にある価値観として捉えています。

挑まなければ、得られない。
日々、高め合い、ともに成長していく組織としての行動規範。

企業とは人で構成された組織体であることから、一人ひとりの行動に対する姿勢を企業として統一することによって、成長性やスピード感も大きく変わるものだと考えています。私たちラストマイルワークスは、人として当たり前のことを基準に、16の行動指針を制定。進歩の早いテクノロジーを扱う私たちだからこそ、人として変わることのない心構えを忘れないように、日々みなで助け合いながら、楽しんで働くことができる環境を全員でつくりあげるために、行動指針を大切に毎日取り組んでいます。



今回は、私たちラストマイルワークスのアイデンティティを取り上げ、その言葉や概念にこめた想いを、率直に読者のみなさまに伝えさせていただきました! まだまだスタートアップの私たちですが、毎年メンバーも増えていっている昨今、組織としての軸を見失わないために、根幹であるアイデンティティを全員が見失わないことによって、目指すべきビジョンへと辿り着けるのではないでしょうか。カンボジア・日本・ベトナムと、国を超えた組織体である私たちですが、その想いは、全世界共通で信じ合えることであると思います。私たちの理念や価値観に共感される方、そしてともに成長をしていきたい方、是非ラストマイルワークスのメンバーにジョインしてみませんか?


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