6月28日(水)、キングコング西野さんをゲストにお迎えして「20代ビジネスパーソンのための“新三種の神器” - 知っておきたいお金の話 -」が開催されました。登壇企業のうちの一社、個人間送金のKyashより、速報レポートをお届けします! ※イベント概要はこちら
▼今回のイベントでは、キングコング西野さんのトークショーと共に、お金の「新三種の神器」として以下3つのサービスが紹介されました。(使う:Kyash/知る:マネーフォワード/ふやす:THEO)
▼会場には各社紹介のミニブースもありました^^
■キングコング西野さん: 社会人になったら知っておきたいお金の話
西野さんの活動と言えばご存知、絵本「えんとつ町のプペル」。その制作過程や売り方を題材に、お金についての考え方をお話しいただきました。
我々は、お金にコントロールされている
西野さんは元々、お金の話はある種の「汚いもの」というイメージがあり、お金の話はしたくないと考えていたそうです。お金は本来便利なものなのに、お金について話さない・考えないためにコントロールすることが出来ず、逆にお金にコントロールされているのではないか?そう考えるようになったのは、「絵本をどう売れば良いのか」と考えるようになったことから。
お笑い芸人としての「売ること」は吉本興業に任せてきたものの、絵本は作ったら売ることを考えねばならない。そのことから、お金をコントロールすることを考えるべきだ。と思うに至ったそうです。
では西野さんの考えるお金のコントロールとは?
お金とは、信用を数値化したものである
ここで会場にお越しになっていたホームレス芸人・小谷真理さんが登場されました。小谷さんはBASEで一日を50円で売りながらしっかりと生活されており、結婚式も挙げられる。それは何故なのでしょうか?(この辺りの話は詳しくはこちら)小谷さんのご紹介と共に、以下のようなお話をしていただきました。(オフレコ?の話も多かったので、割愛しつつ・・!)
・お金とは何かと言うと、信用を数値化したもの。小谷さんが生活出来るのは、信用があるから。
・信用の面積が大きければ、すぐにお金に変えられる
・信用を稼ぐためには、とにかく嘘をつかないこと。今の時代は嘘はすぐに見抜かれ広まってしまう
最後に、「だからこそこれからの時代は信用を稼ぎにいくべき。それこそがお金をコントロールするということ」というメッセージと共に、トークショー終了となりました。西野さん、ありがとうございました!
続いて各社から、新・お金の三種の神器のご紹介と、西野さんとのパネルディスカッションが行われました。トップバッターはKyash代表鷹取より。
■Kyash「思いのままに価値移動を」新しいお金の使い方とは
お金を使う時のやりとりは、対面でも離れた人同士でも常に「手数料がかかる」「時間がかかる」など不満がつきもの。Kyashを使えば誰に対しても簡単に、無料で、リアルタイムにお金を送ることが可能ですので、お金にまつわる不満を解消できます。また、価値の移動を思いのままに行うことができる、「新しいお金の使い方」を提案するサービスです。
例えば西野さんの絵本に対して感じる価値は人それぞれ。「絵本を定価で買う」ということだけではなく、絵本に感じた価値に好きな金額をつけて、西野さんに送ることが出来ます。
また、今回紹介いただいたホームレス芸人の小谷さんのIDをQRコードにして背中に貼っておくなどすれば、小谷さんを見かけて応援しようと思った方が、Kyashですぐに送金することも可能です。リアルタイムでミニクラウドファンディングができる仕組みです。(このような話を代表の鷹取からお話したところ、西野さんもしきりに「面白い!」とリアクションしてくださいました。お優しい・・・ぜひ使ってみていただきたいです!)
■マネーフォワード「ライフログでお金の効用最大化を」
マネーフォワードさん(以下MF)からは、取締役の浅野千尋さんが登壇。サービスの一つである自動家計簿アプリのご紹介と共に、キャッシュレス化をお勧めされていました。キャッシュレス生活によりクレジットカードなどの利用が増やしていくと、MFで簡単に・自動的にお金の管理をすることが出来ます。(投資や年金の管理に対応しているそう!)
参加者の20代ビジネスパーソンに向けて、以下のようなメッセージが送られていました。
・人生において重要なのは、時間の使い方とお金の使い方である
・時間やお金を使う一つ一つの判断がその人の人格を形成しており、人生全体におけるお金の効用を最大化することで、人生の幸福度も最大化される
・効用最大化させるためには、ログをとっていくことが効果的。だからこそ、MFをお金のライフログとして使って欲しい
■THEO「人生100年時代、20代で大きな差がつく資産運用」
お金のデザインさんが運営するTHEOは、ロボアドバイザーを利用したおまかせ資産運用サービス。
人生100年と言われる時代に、老後どれだけの資金が必要か。そのために投資をいつ始めるとどの程度の資産が形成できるか、など具体的な数値とともにご紹介されていました。数値で見ると、いかに早く資産運用の考え方を味方につけることがお得か分かります。
▼使用スライドより(Copyright Money Design Inc.)
以上、各社より新・お金の三種の神器、ご紹介でした!
■20代、お金との向き合い方とは
最後にパネルディスカッションでは、経営者である3名から、お金との向き合い方・付き合い方についてこんなメッセージが送られました。
お金の失敗はした方が良い!20代でお金に向き合い、賢く知って増やしましょう(お金のデザイン取締役COO 北澤氏)
リスクは若いうちの方が絶対に取りやすいので、早いうちにリスクをとる経験も大事!(マネーフォワード取締役 浅野氏)
若いうちはお金が行動の「目的」になりがちだが、お金は「手段」として考えるべし(Kyash代表 鷹取氏)
▼楽しそうに話しているのは、各登壇者の「お金の失敗談」みなさん失敗を経てプロになっているようで・・・
というわけで、キングコング西野氏×Fintech3社のコラボという異色イベントの速報レポートでした。ご参加された方にはぜひ「三種の神器」を使っていただき、賢くお金と付き合っていただければと思います。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました!
Kyashでは、いつでもご来社歓迎しています。少しでも興味をお持ちいただけた方はこちらよりご応募ください!