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3年目エンジニアから見るクラシコムの3つのカルチャー

こんにちは、テクノロジーグループの木村です。

新卒で入社した会社で営業職を経験したのち、2018年5月にジョブチェンジし、エンジニアとしてクラシコムに入社しました。それから丸3年が経とうとしています。

僕たちテクノロジーグループは、EC・メディアである「北欧、暮らしの道具店」にまつわるシステムを全て開発・運用しています。


北欧、暮らしの道具店
暮らしの中で道具として使われてこそ輝く、イッタラ/アラビア/ロールストランドなどの北欧食器、北欧家具、アルメダールス、マリメッコなどの北欧雑貨などを紹介します。
https://hokuohkurashi.com/


チームは今8人なのですが、その少ない人数で具体的にどうやって開発しているの?という質問をいただくことも多いので、このnoteではテクノロジーグループの3つの会議を紹介し、そこから僕が感じているテクノロジーグループの文化について書きたいと思います。

全体のタスク管理をするProduct MTG

毎週月曜日に行われるProduct MTGは、テクノロジーグループメンバー全員が参加します。開発進捗の確認、今週のやるタスクの確認、アサインをしています。

メンバーはリモートで働いているので、オンラインビデオ会議ツールはAround、タスク管理ツールはTrelloを利用しています。


タスクが作業中なのか、レビュー中なのか等、状況を把握できるようにしています。期限が決まっていないもの、対応が先のもの、緊急度が高くないタスクも忘れないように管理しています。

また他グループから、「新しい取り組みをしたい」「新しい機能を作って欲しい」という要望がきたときも、Trelloで一緒に管理しています。

カルチャー①品質重視

開発において、テクノロジーグループはサービスの品質をとても重視しています。

品質とは保守しやすいこと、今後の機能追加がしやすいこと、テストができていること、他の人が見てもわかりやすく実装できているか等です。「品質には気になる点があるけれど、スピードを優先してリリースする」ということは基本的にありません。

品質を重視するからこそ、開発者はテストを書き、特定の人がレビューするのではなく、レビューは全員で行います。

低い品質のままリリースされることを防ぐために、他のメンバーから承認をもらわないとリリースができない仕組みを採用しています。

仕事以外のコミュニケーションをする雑談

クラシコムでは去年の3月以降、ほとんどの職種の人がフルリモートで勤務しています。

リモートで働いているとオフィスで仕事をしていた時よりも会話量が圧倒的に減ってしまいます。Slackのメッセージだけだと、相手のリアクションが読み取りづらかったり、仕事の話のみになりがちです。

そこでテクノロジーグループでは雑談を1回30分、週2回ちゃんと時間をとってやっています。参加は自由ですが、毎回全員がそろって雑談をしています。

カルチャー②雑談を通してメンバーの人となりを知る機会をつくる

特に新しく入ったメンバーとは一度も対面で会わずに仕事を始めることになるため、「お互いに理解する」という点で雑談の時間はとても有効だなと感じています。


雑談では仕事以外の話をしたり、カジュアルに質問したりしています。例えば、作った料理の話、家を買った話、子供の話、ビールやエヴァンゲリオンの話など様々です。

テクノロジーグループだけではなく、クラシコム全体を見てもMTGが雑談からはじまることが多いです。特に人数が多いMTGではちょっとした雑談で場が和んでから本題に入ること多いです。

1週間の振り返りをするYYY

毎週金曜日にテクノロジーグループの1週間の振り返りをしています。

もともとはKeep・Problem・Tryで構成されるKPTを振り返りのフレームワークとして活用していました。

しかしKeep・Problemだとすぐに話のネタを出すのに少しハードルがあるかも?という話になり、自分たちがやりやすいように改良を加え、今ではYYYという独自の方法で振り返りをしています。

・やったこと
・やばいこと
・やること

振り返りにはオンラインホワイトボードのmiroを利用し、その場で書いていくようにしています。


カルチャー③自分たちにフィットするやり方を探す

クラシコムのミッション「フィットする暮らし、つくろう。」には他人のものさしではなく、自分の基準で満足できる暮らし・日々を過ごしたいという意味が込められています。

テクノロジーグループも自分たちが使いにくいもの、扱いづらいものをそのまま使い続けるのではなく、自分たちにフィットしたやり方、進め方を探しています。

Product MTGや雑談も自分たちの状況に応じて、自分たちにフィットするやり方に変化してきました。

前までは開発者全員でタスクの工数を相対的に見積りをしていました。人数が増えてきて、最近ではプロジェクトが分かれたりしてきました。リモートで働くようになってから雑談の時間を多く取り入れ始めました。

自分たちにフィットした働き方を探し、変化しつづけているのも1つの文化だと思います。

最後に

テクノロジーグループが実際にやっている3つの会議を、グループの文化に触れながら紹介させていただきました。

自分にフィットした働き方を探していたり、このグループと一緒に働いてみたいなと思った方がいらっしゃれば、是非お声がけください。

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