大阪から鹿児島へ移住して、あっという間に1ヶ月が経ちました。
「家族で全く知らない土地に行く」──そう決めて、動いて、実際に移住してみた等身大の1ヶ月。
実際に移住してきて思うのは、必要なのは勇気や考えることではなく「新しい環境にチャレンジしたい」という正直な気持ちと、それを後押ししてくれる「タイミング」だと思うのです。
私の場合、そのタイミングをくれたのがKOBIRAでした。
▼私が移住を決めた理由・入社エントリー記事はこちら
移住して変わったこと:暮らし編
近所のお気に入りの川。鹿児島ならではの豊かさを日々感じています。
まずは、鹿児島という土地のことから。
実は以前、宮崎に少しだけ住んでいたこともあり、九州には特に思い入れはあったものの、鹿児島にはほんの数回遊びに来た程度でした。
屋久島に行ったこともなければ、桜島が噴火していることさえも知らない鹿児島ど素人だった私ですが、移住してからは毎日「引っ越してきてよかったなぁ」と感じる日々が続いています。
それには、やはり鹿児島の壮大で、優雅な景色や、それに伴う周りの人たちの豊かさがあるのではないかと考えるのです。
01. 朝が、こんなに静かだとは思わなかった
大阪では、小さな団地暮らし。朝起きてすぐに日の光を浴びたいと思っても小さなベランダではそれは叶わず、「いつか自分のお庭を持ちたい」と小さな夢を掲げていました。
鹿児島ではとっても素敵な一軒家を貸していただき、まさにその「夢」が叶う大きなお庭つき。引っ越したその日から「やっぱり一軒家はいいなー」と、お家の虜になっています。おかげさまで、朝が大の苦手だった私が、今では日の光と共に目覚めて朝活もできちゃう人間に。
驚くのは、その「静けさ」です。大阪では毎朝、バイクや車の音が聞こえていたのですが、鹿児島では代わりに、鳥のさえずりが聞こえるように。もちろん住む場所にもよりますが、電車も1時間に1本のこの街は、人間が作り出した様々な音よりも自然に近い音色が聞こえてきます。
最近の日課は、家族でお庭に出てピクニックをしたり、ラジオ体操をすること。朝の行動が変わると人生が変わる、というのは大袈裟かもしれませんが、確実に大阪にいた頃よりも、気持ちも前向きに、身体も健康的になってきたように感じています
息子とお庭でサンドイッチピクニック。休日の楽しみです。
02. 地域の人たちとの繋がり=財産
移住、と聞いて唯一身構えていたこと。それは「地域の方」との関係性をどう作るのか、ということでした。
ドキドキしながら菓子折りを持って行き、いざ挨拶回りへ。
みなさん口々に「よくきたね。困ったら頼ってね」と気にかけてくださり、自治会の回覧板では、さっそく私たち家族のことを紹介してくださるなど、とても素敵な人たちに囲まれて暮らしています。
聞けば、地域からはどんどん子供が少なくなっていることもあり、小さな子連れで移住してくれること自体が地元の人たちにとっては嬉しい、とのこと。
地域の自治会にも参加させていただき、年に数回あるイベントには顔を出させていただこうと考えています。
最近では、自治会という言葉自体も段々と聞かなくなっていき、中には「めんどくさそう!」と思う人もいるかもしれませんが、身内が近くにいないIターン移住の私たちにとって、「困ったときに頼りになる人が近くにいる」安心感は、何にも変えられません。
また、今のご時世、いつどんなときに災害があってもおかしくはなく、そんなときに顔を見合わせて助け合える関係性があることは、何にも変えられない「財産」だと、私は思うのです。
03. カフェが多い鹿児島、コーヒー好きにはたまらない
鹿児島といえば、どうしても「お茶」のイメージがあった私。お茶も大好きではあるものの、どちらかといえば「珈琲」派で、カフェも大好きでした。
大阪では行きつけの焙煎場で豆を買っていたので、引っ越す前は唯一、「美味しい珈琲屋さんや焙煎所はあるのかな」と気がかりでした。
そして見つけた、鹿児島の美味しい珈琲屋さん。その名も「VOILA COFFEE」さん。
同期のなっちゃんや、上司の池田さんがコーヒーが好きということもあり「ここは本当に美味しいよ!」と言われていたので、そもそも期待値が上がった状態でお店に入ったのですが……実際に飲んでみると、その期待値を優に超える美味しさに、びっくりしました。
豆はとても安価な値段で買うことができ、珈琲にはうるさい夫も「これは美味しい!」と気に入って自分でも買いに行くほど。
鹿児島では天文館店と霧島国分本店があり、割と旅行客などでもいける範囲にあるので、ぜひ鹿児島に来た際は立ち寄ってみてください。(私はカフェラテが大好きです!)
無事にお気に入りの珈琲屋さんも見つけることができ、これからの暮らしの楽しみができたことに、ホクホクしています。
04. 全てがミニマムで暮らしやすい
選択肢が少ないことは、悪いことばかりではありません。
けれど、移住前は、選択肢が減ることを「不便」と思っていました。
例えば「外食」ひとつにとっても、大阪では家の近くに外食のお店がたくさんあってつい寄ってしまう日も多かったんです。
ところが鹿児島では、選択肢が「いい意味」で絞られる。だから迷わず、真っ先に家に帰れるようになりました。
もちろん、外食したければ美味しいお店もちゃんとあります。
でも、「毎日の迷い」が減ったことで、自然と自炊することが増え、お出かけの場所にあれやこれやと悩むことも少なくなりました。
車で数分出かければ、スーパーや子供服売り場もあるので、日常生活に支障はありません。市内まで行けば大型の商業施設もあり、土日はよく子供とお出かけしたり、鹿児島市電(路面電車)に、息子は大コーフンしています。
また、いおワールドかごしま水族館や平川動物公園、さらには「タツノオトシゴハウス」まで、子供が気に入りそうな場所も目白押しなので、旅行にも、ぜひおすすめです。
いおワールドかごしま水族館には、ジンベイザメもいます!大迫力…!
むしろ大阪の時は、電車で何時間もかけて通っていた場所に、車で少し行けば目的地に辿り着けるこのコンパクトさは「不便」どころか「とてもありがたいもの」として感じています。
05. 温泉が豊富で、何より安価
私は昔から「温泉」が大好き。小さな息子も赤ちゃんの頃から沐浴が大好きで、オムツが外れてからは温泉にもたくさん連れて行くようになりました。
ただ、大阪では温泉に入るのにも1000円前後のところばかりで息子も幼児料金がかかるように。「大好きだけどそんなに頻繁には行けないなぁ…」と思っていました…
しかし鹿児島は、温泉大国!
KOBIRA本社がある湯之元も、かつては薩摩藩が直轄で管理した歴史ある温泉地で、戦国自体にはかつての武将たちが湯屋に訪れたとの記録も残っているのだとか。(本社から徒歩1分のところには、元湯という温泉の名所があり、毎日温泉に入っているという方もちらほらいます…!)
今もその文化は色あせず、地元の方が日常的に通う温泉が多くあります。200〜300円台で入れる温泉が複数あるので、週に何度か通っても財布に優しい。
大阪では「温泉=ちょっとした贅沢」でしたが、ここではそれが生活の一部として機能していて、温泉好きにはたまらない!といえる毎日を過ごせています。
移住して感じたこと|KOBIRA編
流儀ワークショップという仕事中に撮ってもらった一枚📸 お気に入りです。
移住する前の「田舎暮らしって、何もなくて、退屈そう」というイメージは、今回の移住には全くあまり当てはまりませんでした。むしろ、大阪にいた頃よりも、忙しく生活させてもらっています。
それには、「KOBIRA」という会社の面白さも相まっているのではないかなぁと感じる日々。そんな会社の面白さも、ぜひ知ってもらいたいです。
06. 「会社員に戻る=自由を失う」ではなかった
フリーランスの歴が長い私にとって、会社員はどこか「縛られる」イメージが強くありました。KOBIRAに入社して思うのは、思ったよりも自由な時間もあるのだな、ということ。
もちろん結果にコミットすることは大切。それが評価の基準にもなるので、成果をちゃんと上げることは重要視されます。
ただ、コアタイムは10時-16時のフレックスなので、前後で病院にも市役所にも行けますし、保育園のお迎えで一度中抜けして、夕方また仕事に戻ることもできます。
「会社員に戻ったら自由がなくなる」というイメージは、私が思っていたよりずっと変わっていました。
実際に部署の中でも、小さなお子さんを持つ家庭の方は7時から16時までの8時間に勤務時間を調整して働いていたり、時短正社員として3人の子育てをされているママさんもいます。
フリーランス時代にも制度が整っている会社はいくつも見てきましたが、制度があることと、それを気軽に使える空気があることは、まったく別です。その制度をちゃんと社内の人間が利用している事実は、KOBIRAが掲げている「ウェルビーイングを大切にする」というミッションにも、基づいているなと感じます。
KOBIRAでは、「一人ひとりのライフデザインに寄り添いながらも、チームの成果を妥協なく追求する組織である」というミッションを体現する施策の一つとして、ウェルビーイング手当というものが支給されています。この制度は、2026年度現在も運用中です。 ▶︎詳細はこちら
07. 出社するのが楽しい、そこから気づく色んな発想
オフィス「HARBOR」での一コマ。普段は2.3人ほどの出社ですが、
会議などがあればこうして各拠点からみんなが集まります。
これまでに、リモート勤務可の会社で社員として働いたことも何度かありますが、出社してから終わるまで、誰とも喋らないこともありました。
ただ、KOBIRAに入社してからは、驚くことに「出社するのが楽しい」のです。
鹿児島市から湯之元へ移転したオフィス「HARBOR」は木の温もりをふんだんに感じることができ、コーヒーサーバーも完備。少し歩くとのんびり過ごす猫ちゃんたちにも癒されます。
それだけではなく…….
いつも本社で会うメンバーたちは気軽に声を掛け合い、休みの日の予定を共有したり、一緒にランチを食べたり。
なんでもない会話の中から、「じゃあこれやってみよう」「それ、記事になりそうですね」という話が生まれたり、知らない知見をもらうこともあって、日々刺激をもらっています。
今では元気のない日やちょっとやる気が出ないなぁと思う日は、あえて出社して、みんなから元気をもらっています。
リモートワークが大好きだった私ですが、今では、出社することが何よりも楽しみです。
私の所属している「経営企画室」のみなさん!
写真は歓迎会&育休おかえりなさい会の様子。
ひとりひとり個性豊かで、誰とお話ししていても楽しいです。
08. 子どもが熱を出した時でも、看護休暇で対応できるありがたさ
移住して間もない頃、疲れも出たのか、息子が発熱したことがありました。
会社員としてまず頭をよぎるのは「今日の打ち合わせ、どうしよう」「クライアントに連絡しなきゃ」。
でもその朝、私がまっさきにできたのは、チャットに一言「すみません、息子が熱を出したのでお休みします」と送ることでした。
返ってきたのは、「大丈夫です、今日は看病に集中してくださいね」という温かいコメントと「お大事に」のSlackスタンプ。
入社してまもない私でも、特別休暇3日と看護休暇5日(子供1人につき、5日)が付与されているので、急な用事や保育園の行事ごとなどあらゆる場面でも支えてくれる制度があることは本当にありがたかったです。
(引っ越しは特別休暇をいただき、その範囲でやり遂げました……!)
09. AIを爆速で使う文化:経営ボードがAIを理解して動いている環境
なんといってもここは外せない!それは、KOBIRAが推進しているAI活用の文化です。
KOBIRAには独自の「AI推進室」があり、社長・副社長含む経営ボードと、AIを爆速で使い倒している選りすぐりの「大臣」と呼ばれる社員たちが参加しています。
最近このMTGに参加させてもらったのですが、もうすごい熱量で……!
頭をフル回転させても追いつかないくらいのボリュームで、経営ボードがAIを使いこなし、業務を爆速でこなし、人間にしかできないことに思考を巡らせる。その光景を目の前にして、これが「AI時代」を生き抜く組織の姿なんだと肌感覚で感じました。
会社のaiチャンネルの一部。このほかにも「なんでも相談チャンネル」もあり、毎日誰かしらの「AI活用術」が投稿されています。
定例では、それぞれの大臣が、自分の「推しAI」の活用法を発表するなどの徹底っぷりです…!(副社長の池田さんが、Notion大臣でもあります)
「仕事を奪われる」のではなく、「活用して活かす」側にいる感覚。それを日々体現できる環境というのは、思った以上に働く意欲にじわじわ影響するものだなぁと気づいています。
そして編集部が目指しているのは、その先。いつかはnote記事の下書きまでAIが自動でたたき台を作ってくれる、そんな仕組みを目指して、日々少しずつ積み上げているところです。「できたらいいね」で終わらせず、「そうなるように今日も整えよう」と動き続けること。それがまた、KOBIRAらしいなぁと感じています。
10. 顔を合わせられる距離に、来てよかった。
写真は猫狐馬ノ杜記者会見の様子…!
引っ越した次の日に記者会見、というドタバタの中でしたが、
無事に終えられてホッとしました。
移住してよかったことを10個書きましたが、振り返ってみると、全部ここに集約される気がしています。
「顔の見れる距離に、引っ越せてよかった」
リモートで働く素晴らしさをずっと知っていたのに、いま、できるだけ出社して顔を合わせたいと思っていることに、私自身がいちばん驚いています。
「おはよう」の挨拶から始まり、「今日はこんなことがあって、気持ちがちょっと辛いんだよね」と、自分の状態を表せるチェックインの文化。
Slack上での「お疲れさま、いつもありがとう」の気遣いスタンプに励まされ、「◯◯さんにこれをしてもらえて、仕事の流儀をこう感じだよ」と、自社のMMVと絡めて発信できるUniposのエピソードに、嬉しさも感じる。
一見すると、ほんの小さなことの積み重ね。でもそれが一番大切で、人と人との距離をじわじわ暖めていくために欠かせないものだということを、移住してからの日々で感じています。
特に、編集部のメンバーは、引っ越しの日に重い荷物を一緒に運んでくれたり、長期休暇中には息子の面倒を見るためにわざわざ家まで来てくれたりと、「仕事の仲間」の垣根を超えた「プライベートの仲間」になりつつあります。それも、移住してきたからこそ、の有り難さだなぁと感じる毎日です。
上司の池田さんと息子。お休みの日の1コマ(すっかり仲良しに)
同期のなっちゃんも、いつも息子を気遣ってくれます。ありがとう….!
この1ヶ月の記録が、地方移住を迷っている方、フリーランスから会社員に戻ろうか考えている方、子育てとキャリアの両立に悩んでいる方
──そんな誰かにとっての「移住してみてもいいかも」のきっかけになれたら幸いです。気になったら、いいねや、コメントをいただけると、続けていく励みになり、編集部一同、とっても嬉しい!ぜひ、フォローもお待ちしております。
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