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中学受験の思い出、サンタの話

こんにちは。ココロミル講師の本間です!

今週末はクリスマス。
受験を控える6年生にとってはクリスマスどころではない勝負の冬休みに突入します。
「受験生にはクリスマスも正月も無い」
なんて言い方もありますが、「無い」と考えると悲しいので、受験後にその楽しみを先延ばしにする気持ちで勉強に向かってもらいたいです。


先日、生徒と話していたらクリスマスプレゼントの話になり
「先生は問題集をクリスマスプレゼントに頼んでそう」
と言われました(笑)

勉強の虫とでも思われているんでしょうか…
実際にはゲームやおもちゃをリクエストする普通の小学生でしたので、問題集を頼んだことはありません。


塾でクリスマスの話題ということで、中学受験をしていた頃の自分のとある経験を思い出したので、書いてみようと思います。



あるとき塾のテストで、
「サンタクロースが存在しないとわかったときのことを書け」
という作文の問題が出ました。

(※問題は正確には、「信じていたものが嘘だととわかったときのこと」を書くもので、サンタを題材に書かせる誘導はあったものの、必ずしもサンタのことを書かなければいけないわけでは無かったと記憶しています)


私は1文字も書けず、白紙で提出しました。


なぜなら、自宅にサンタがいるのを目撃した経験があった私は、サンタの存在を信じていたからです。
きっとそういう夢を見たんだろう、と今では思っていますが、当時はその経験を本気で信じていました。


試験時間の大半をサンタ以外の題材を探すことに使いましたが、書けるものが思いつかず…。
試験中はかなり葛藤した記憶があります。
世間ではサンタはいないとされていることは知っていました。自分の意見と違っても、サンタはいないというテイで作文をすれば点がもらえることもわかっていました。

それでも私は、サンタがいないという出題者に賛同できず、自分の経験を信じる気持ちが強く、答えを書けませんでした。当時小5だった私、純粋で頑固な子ですね(笑)



こうして書いてみると、15年ほど前の出来事ですがよく鮮明に覚えているなと思います。
これ以外にも、塾の授業での話や先生の印象、友達とのやりとりなんかは、些細なことでも色々と思い出に残っているものです。

私が今、日々生徒と接している時間も、彼らの思い出に残っていくのでしょう。

そんなこと覚えているの?というような些細な発言を生徒が覚えていることもあるので、あまり不用意な発言はできないなと思うこともありますが、「あんなことあったな」と懐かしく思い出してもらえる出来事を1つでも残せるような時間を作っていきたいです。

私は勉強以外の雑談が少ないタイプなので、冒頭に挙げた生徒にのように、「勉強好きな先生」という印象が残ることが多いかもしれません。
生徒に理解してもらえないことを承知で「算数って楽しいじゃん?」と言ってみることもありますし、そういう印象を持たれることは嫌ではないのですが…
「勉強だけの先生」と思われてしまうことのないように、雑談力は磨いていきたいですね。


この記事を読んで中学受験での印象的な出来事を思い出した人、ぜひそのエピソードを聞かせてください。もちろん中学受験経験のない人の応募もお待ちしております!

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