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新卒で教育ベンチャーに入った自分を振り返って

こんにちは!
入社から早2年…弊社は4月に新卒社員を3人迎えるということで、今までたまに使っていた「唯一の新卒入社」という肩書きを失う日も近い石場と申します!会社が拡大している証拠ですし、後輩が一気に増えるのも大変楽しみなのですが…今回は「唯一の新卒入社」という肩書きを失う前に、新卒で教育ベンチャーに入社してみて考えたことを改めてまとめておきたいと思います。

まず、初めて自分が書いたWantedlyの記事を読み返してみました。入社後すぐに書いたので、かなり実感がこもっていました!笑 その記事はこちらです。

この2年前の私が、こんなことを書いていました。

多数の大学生のアルバイト先としても選ばれる「塾」というものに、正社員として勤めることへのなんらかの抵抗が含まれていたのではないか

これは私の進路に対する周囲の人の反応について書いた部分なのですが、今にして思えば、自分としても就活当初に教育系を除外した理由の一つかと思います。大学時代、塾講師のアルバイトを経験する人は多いです。かく言う私も、大学時代から塾講師や家庭教師のアルバイトをやっていました。大学では教職課程を取るくらい教育に興味もありましたが、それでも職業としての塾講師は思い描いていませんでした。
その根底には、言葉を選ばずに言うと「結局は大学生でも誰でもできる仕事」だと思ってしまっていることがあるのではないでしょうか。たとえば、大学生がコンサルタントをやってお金を稼ぐことは基本的にはないでしょう。それに比べて、教育や飲食は経験可能。このことが、なんとなくこの職業の価値イメージを下げているような気がします。自分にはもっと”良い””高度な”仕事があるのではないかと、思ってしまうのではないでしょうか。

しかし、実際に職業として塾講師をやってみると、「誰でもできるからこそ、誰が、どのレベルでやるかが重要」だと強く思います。目の前の仕事にどのくらい真摯に取り組み、積み重ねてきたかがその人の仕事であり、職業の名前で仕事の価値を判断するのは馬鹿らしいです。冒頭に「唯一の新卒社員」という肩書を失う…などと書きましたが、肩書なんて本当はどうだっていいですよね。笑

それからもう一つ、こちらは2年前の記事には書いていなかったのですが、もともと教育に興味があったために、教育によってお金を稼ぐことに若干の抵抗があったことも、就活当初に教育系を除外した理由に入ってくると思います。私は奨学金がないと大学にも行けなかったので、貧困による教育格差を軽視はしませんが、それとはまた別の問題だなと思います。私たちが行うのは最低限誰にでも行われるべき教育ではなく、別途の教育サービスで、料金はいただくべきと今は考えています。

というのも、いきなり話が変わってしまうのですが、最近引っ越しをしたときにも感じました。引っ越しは3回目なのですが、大型家電を運ぶ大掛かりな引っ越しは今回が初めてで、引っ越し業者さんも初めて利用しました。そのときに思ったんです。「もっと料金高くてもいいんじゃないか!?」と…。

大手よりは安く、かといって安すぎても怖いし…ということで中間くらいの料金見積りで、かつ電話の対応が良かった業者さんを選んだのですが、当日までは正直、もっと安いところにすればよかったかな…などと考えていました。ところが、私も不慣れな部分があり、当日梱包がきちんとできていないものがありました。それを指摘され、友人からは不備があると運んでもらえないと聞いていたので、「運べないものがあったら置いていっても…」と言いかけた瞬間、高速で梱包し直してくださった業者さん。機敏な動きであっという間に荷物を運び出し、狭い道に軽々トラックを入れ、エレベーターのない新居に汗だくになりながらも荷物を運び入れ、果てには家具を置く場所のアドバイスまでしながら終始笑顔を絶やさなかった業者さんを見て、思わずもっとお金を払ったほうがいいんじゃないかとさえ思ったのです。(実際には慌てて飲み物の差し入れをしただけですが…)

ちょっと話が長くなってしまいましたが、サービス業は誰がどのレベルでやるかで価値が全く変わることを実感できる出来事でした。そして、やはり良いサービスには高い料金を払いたくなりますし、払われるべきだと思います。そうしないと、せっかくの良いサービスを行う人材が流出してしまうからです。

ココロミルは、一緒に目の前の仕事に真摯に取り組み、価値ある教育サービスを提供し続ける人材を求めています。ココロミルには、それが可能な環境もありますので、少しでも気になった方は是非お気軽に話を聞きに来てみてください!











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