短大を卒業し、事務作業を主な業務内容とするOLの会社に就職した。しかし、社会や周囲の流れで決めた仕事を続けることは、自分自身が許さなかった。
新卒で就職した企業を4ヶ月で退職。自分がやりたい仕事に向き合った結果、出会ったのが全席個室の会席料理を提供する株式会社「北大路」だった。
大好きな接客を仕事にしたい。そう思っていくつかの飲食店で働いた。その中で出会った北大路には、他にはない圧倒的な働きやすさがありました。
仕事でも、プライベートでも、スタッフ間のコミュニケーションが絶えないんです。そう話してくれた、株式会社 北大路 品川茶寮店スタッフの金杉美貴さんに働きやすさの秘訣を聞きました。

新卒で入社した会社を4ヶ月で退職。自分に合った仕事を見つけるために。

-金杉さんは、短大を卒業後にOLとして事務職に就職されたそうですね。
そうですね。新卒で事務作業を行う会社に就職しました。私自身が体を動かして働く仕事が好きなんですけど、周りの就職状況や流れに飲まれてしまって、なんとなくOLとして働く選択をしてしまったんです。
-自分の得意なことややりたいことを無視して就職してしまったんですね。
そうなんです。就職してからはずっと、1日中机に座って事務作業をしていました。これは自分には向いてないって確信してしまって。
4ヶ月で退社を決めました。その時に、自分のやりたいことを仕事にしなきゃな。って強く思いました。
-その時はどんな仕事をしたいって思っていたんですか？
人とコミュニケーションを取って、楽しく働ける仕事をしたいって思っていました。ずっと同じ事を繰り返すよりは、どんどん新しい環境にチャレンジしていきたい体質なので、飲食の接客業を中心に、自分自身が楽しく働ける場所を探していました。
退職後は、ホテルや飲食店で接客の仕事に就きましたが、なかなか自分に合った職場だと感じられる場所は無かったんです。
-どんな部分で自分に合わなかったと感じたのでしょうか？
接客業って、長い時間スタッフで一緒にいることが多いんです。なので、その空間やお客さんが満足していけるように話し合えたり、単純に居やすいってことが重要だと思っているんです。当たり前のことだと思うんですが、それが出来る環境ってあまりないと思うんです。なのでそんな環境を求めていました。

新店舗スタッフにも抜擢！仕事外でも仲の良いスタッフが揃う環境との出会い

-いくつもの飲食店で接客業を体験して、行き着いたのが株式会社北大路の運営する茶寮系列のお店だったんですね。
そうですね。最初はアルバイトという形で働かせてもらったんですが、本当にスタッフや社員の方の人がいい人だ！って感じたんです。
雑談から仕事の話まで、とにかくコミュニケーション量が多いって感じました。業務の改善点もフランクに話せる環境で、どんどんスタッフ間での仲が良くなっていきました。これまでに働いてきた飲食店とは全く違う雰囲気で、初めてここで働きたい！と思える環境に出会いました。
-実際に働いてみてどんなことを感じましたか？
私が最初に勤務していた新宿茶寮は、店舗の中でも人気店でした。
実際に働いて感じたのが、ホールスタッフの中に毎日3~4名の社員の方が必ず出勤しているんです。新人のスタッフには約１ヶ月の間、社員さんが担当に付いて、着物の着方から実際の業務まで丁寧に教えてくれるんです。
他にもスタッフとの輪に一緒に入っていってくれたり、本当に安心して働くことができたんです。その温かさや安心感によって、他にはない良い雰囲気が形成されているのかもしれません。

-新宿茶寮の後は、品川茶寮に異動されてますよね。その背景を教えてください。
私は、ずっと同じ場所で働くというよりも、新しいことにチャレンジしていきたい！って思いがあるんです。なので、普段からそのことをスタッフにも話していたんです。そんな時に、品川に新しい店舗が出来ることが決まったんです。
「行ってみたいな〜。」そんなことを思っていたら、オープンスタッフに選んでいただくことになって。やりたいことやキャリアに対しても、親身に気にかけてくれる環境なんだって、その時に感じることができました。
-新店舗のオープニングスタッフはどうでしたか？
新店舗では、これまで教えていただいた環境とは逆で、社員としてアルバイトのスタッフの子に仕事を教える立場になりました。その他にも、売上情報などを話し合う会議も参加して、一層の責任感や新しい業務を任せてもらえました。
その一方で、私自身の未熟な部分も見つけることができました。新店舗という新しい環境の中で精一杯になってしまう部分があって、新しいスタッフに上手く働き方を教えていくことができなかったんです。新店舗は無事に軌道に乗ったのですが、個人的にはやりきれない悔しさが残りました。

もう一度経験値を蓄えて、過去の自分の壁にチャレンジしたい！

-新店舗のオープンスタッフでやりきれない悔しさが残ったんですね。
そうなんです。自分自身が日の浅いスタッフだった頃、本当に温かくスタッフの方がいろんなことを教えてくれたんですね。北大路の店舗は、どこに行っても良いスタッフがいると感じるんですが、教える文化が１つ重要だと思ってるんです。
いまは新店での任期を終えて、通常の店舗に戻っているのですが、新人のスタッフやコミュニケーションが生まれてより働きやすい環境を作れるように経験を積み重ねています。
-過去の自分に足りなかった部分を伸ばしているんですね。
実は、また新店舗が出来ることが決まったのですが、そこでもう一度オープニングのスタッフとしてチャレンジすることが決まったんです。以前は個人的にやりきれなかった悔しさがあるので、成長した部分で今回はうまく力になっていきたいなと思ってるんです。

当たり前のことを出来るのが、北大路で働く大きな魅力

-金杉さんは、実際に働いてみてどんな部分が魅力だと思いますか？
一緒に働くスタッフが、みんないい人というのが大きな魅力かもしれません。日が浅いスタッフには、丁寧に教育していく仕組みがあるので、しっかりと成長できる環境が整っていると思います。結果的に、スタッフ同士もコミュニケーションも増えていって、お店の改善点や成長のための助言もフランクに話されていくんです。
また、お客様から頂いたアンケートにも、スタッフ会議でしっかり目を通して、より良いサービスのために、しっかりと改善して前に進んでいける実感が持てるのもすごく特徴だと思います。どちらもすごく当たり前のことだと思うんですが、それが出来る環境こそが大きな魅力だなって思いますね。

一度は、ミスマッチな職場を選び、働く楽しさを見失っていた金杉さん。しかし、自分のやりたいことと向き合って見つけた職場で、働く楽しさに出会うことができました。
接客が好きだけど、前に進んでいる実感の無い方や、周囲のメンバーや働く環境に恵まれないと感じている方には、ピッタリの環境があるかもしれません。
現在、株式会社北大路では、各店舗のホールスタッフの採用募集が行われています。合わせて、10月・12月にオープン予定の新店舗のスタッフも募集しています。ぜひ、以下のリンクから詳細をご確認頂き、お気軽にお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか？