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こんにちは!人事の清田です。
突然ですが、今当社ではリーダー層の採用・育成を強化しています。
「日本を代表する次世代のグローバルメーカーになる」というビジョンを本気で実現しようと動く中、実現のための戦略を組み、スケジュール・KPIを引き、メンバーを動かし組織を牽引するリーダーの存在は不可欠です。そんなリーダーがまだまだ足りていないのも当社の課題の一つです。
今回は、新卒で当社に入社し、たった3年でWEBマーケティング部約80名を統括するマネージャーとなったT.Kazuoさんに話を聞きました。
当社は年齢・社歴は全く関係ありません。それを体現している彼に直接話を聞きました。入社までの気持ち、どんな仕事に、どんな想いで向き合っているのかなど、なるべく飾らない言葉で当社のリアルが伝わればと思います!
北の達人へ入社した理由について教えてください。
この環境なら毎日熱中できると思った。
私は2020年4月に当社へ新卒入社しました。会社選びは「どんな環境で」「何をやるのか」の大きく2つで考えていました。
まず環境については「日本一のレベル感で、仲間と成果を上げるための試行錯誤と切磋琢磨できる環境」を探していました。
自分の原体験として、5歳から10年間極真空手をやっていて全日本大会で優勝した経験があり、仲間と本気で切磋琢磨する中で成果を出す楽しさを知っていたので、仕事でもそれが実現できるかが一つの軸でした。
次に何をやるかについては、原体験に基づくこだわりがなかったので、自分にとって得意なことがベースとなる仕事なら良いと考えていました。
具体的には、下記2点です。
- 論理的に考える仕事
- 明確に数字で結果を追える仕事
加えて「人の心を動かす仕事、またその実感が持てる仕事」の方が楽しそうなのでベターだなと思っていました。
…こんな感じで、環境軸を握りしめながら、職種は模索しつつ、就活している中で北の達人のサマーインターンシップに参加しました。
広告費をかける実践的インターンがめちゃくちゃ面白かった
当時から「D2Cといえば北の達人」「日本一のWEBマーケターといえば木下社長」と言われていたので、環境軸での親和性はとても感じていましたが、WEBマーケティングについては何も知らない状態でした。
インターンの内容は、アフィリエイト広告を作成して、実際に予算をかけFacebook広告を出稿して、売るという実践的なものでした。
実務を体験して、WEBマーケティングってめちゃくちゃ面白いな、と。
ー顧客と市場と商品を分析して勝ち筋を立て、理論と感情を行き来しながら消費者の感情導線を考えて、広告に落とし込んで配信したら次の日には数字で結果が出る。その分析をして仮説の検証を行い次に繋げる。
「北の達人でWebマーケをやりたい!」 バチーンとハマった感覚がありました。
▼自分が過去参加したインターンシップに、今年は講師側として参加
入社してみてギャップに感じたことはありましたか。
実態は“組織の機能不全”も起きていた
良いギャップとして、社長との距離が近いとは聞いていましたが、普通に数人のMTGに社長が入ってくるのには驚きましたね。そして、想像していたよりもはるかに裁量権が大きいこと。利益を上げるという目的に適っているならば何をやってもいいし、その提案が社長に直接できる環境だったのでとても良かったです。
悪いギャップも包み隠さず言うと、当社は2016年から4年で売上20億→100億へ約5倍のスケールをしていましたが、2020年頃から当社も含めた業界全体が伸び悩むようになっていました。
要因の一つとして、例えば過去に当たった広告を真似して作成してしまい、自らクリエイティブを生み出す力がなくなるなど…その他にも色々課題はあり、急拡大の裏で『チームX(※)』に書かれている“組織の機能不全”が起きていました。
私は2020年入社なのですが、組織が急成長を遂げたタイミングということもあってか、意外と仕事に対して受け身な人も少なからずいるんだな、とは感じました。
私は一流マーケター集団だと思って入社しましたが、当時は「一流マーケターの木下社長」と「他の社員」に分断されている感覚は正直ありました。
(※)チームX~ストーリーで学ぶ1年で業績を13倍にしたチームの作り方(ダイヤモンド社より出版)
赤裸々ですね…良くも悪くもギャップがあったと。ーそれでは入社後の仕事内容と、印象的なエピソードを教えてください。
新規顧客数1/6のどん底から、1年間で13倍の売上達成のV字回復へ
当社のWEBマーケティング部は「クリエイティブ制作」「広告運用」に担当が分かれており、私は運用の業務からキャリアがスタートしました。
会社の急成長の裏で前述の課題もあり、入社したその年に新規顧客の数が全盛期の約1/6にまで落ちるという出来事も体験しました。入社したての自分でも「なんとかしなくては」という気持ちが強かったです。
入社2年目で、運用チーム最年少ながらもリーダーを任せてもらいました。目標は「良い戦略を引き、実行する」ことができれば達成できるのですが、現実は、決めたはずの施策の優先順位がずれる・実行されないということが起きます。私はそこを「これはやるって決めましたよね」とすり合わせをして、ブレずに実行していく力が他の人より強かったのだと思います。
社長やメンバーと話し合いながら、様々な施策を打ちました。同期のF.junpeiを中心に教育制度も構築し、メンバーのマーケティングスキルの向上、KPI・評価制度の見直し、広告の横展開漏れを発見する仕組みの整備など…確実にメンバーの動きも変わってきました。
その後、クリエイティブ・運用両面から、つまり部全体を見るようになり、2023年1月には、過去最高のデイリー新規顧客数の2倍を達成し、1年間で13倍の売上を達成するV字回復を成し遂げました。
…ここではとても書ききれないですが、とても感慨深かったです。
しんどいこともありましたが、危機的状況を「自分たちでなんとかしよう」とメンバー全員が圧倒的当事者意識をもち、試行錯誤して乗り越えたことは、かけがえのない経験です。
▼年間チームMVPを受賞!頑張ってきた仲間と一緒に。
現在の仕事内容を教えてください。
自社D2Cブランド「北の快適工房」の新規集客目標設定・戦略設計
入社から3年後の2023年4月にマネージャーとなり、現在配下には約80名のメンバーがいます。私のメイン業務は、ブランド全体の新規集客目標・戦略設計、各商品の具体的な目標・戦略設計、各商材の責任者であるPMM(プロダクトマーケティングマネージャー)のマネジメントです。
ただ、プレイヤー的な仕事もまだまだしていて、各商品でリリースされる全てのLPは必ずチェックしています。広告内容の提案や運用調整、配信結果を踏まえた一つ一つのクリエイティブチューニングも行っています。
加えて、採用と教育の領域もどっぷりやっています。やはり事業の成功は人材無くしては成り立たないと考えているからです。とても大事なことです。
ご自身が仕事において大事にしていること・ポリシーについて教えてください。
超シンプルなのですが、途中で諦めないこと。
もちろんビジネスは時間制限がある中で事柄を達成しないとならないので、優先順位を踏まえて「やらない」という選択をすることはあります。
ですが、「できる」「できない」の話で言えば、世界中で誰一人できていないこと以外は理論上できるわけなので「無理そうだから諦める」ということはしないですし、そうしないと決めています。
北の達人のカルチャー・らしさについて、教えてください。
合理的で、実はアツい、いいヤツが多いです。
『とにかくガムシャラにやるぞ、イケーーー!』みたいな体育会系という感じではなくて、「目的は何なのか」「目的から逆算するとその手段はベストなのか」とか、そういう議論が多いです。
ただ、表面上クールなんだけど、さぁやろうとなったときのコミットメントはめちゃくちゃ高く、合理性・熱量の両方が高い人が多いです。
検証内容を考えている時は「こうだと思う」「いやこっちのほうが確度高いでしょ」とか淡々と、気持ちスカし目に言ってるのに、次の日結果を見たら「やったーーー!わーい!!」みたいな感じなんです。笑
あとはとても良い人が多いです。いわゆる嫌な奴がいないっていうのは当社の特徴だなと思います。
▼マーケのメンバーと人事で採用成功のお祝いをした時。同じ志を持つ仲間が増えると嬉しいです。
最後にメッセージをお願いします。
まだまだ当社は発展途上です。お客様の心を動かすクリエイティブを作り、運用するメンバーも募集中ですし、一段上から全体を俯瞰して見て、最善の戦略を考え、達成へコミットするPMMポジションなど、組織を率いるリーダー層も強化したいと思っています。
スキルを付けて一流のWEBマーケターになりたい方、そしてマネジメントスキルも身に付け、市場価値の高いビジネスパーソンになり、一緒に「日本を代表する次世代のグローバルメーカー」を創ってくれる方を、心よりお待ちしています!
(※情報は取材当時のものです)