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「ミサキは見た!」はじまります
みなさん、はじめまして。木下商会入社約3ヶ月のミサキです。小学生の子供を持つ業界未経験の40代の新人です。
このたび私が木下商会に入社して衝撃を受けた「見た!」という瞬間を紹介していく「ミサキは見た!」コーナーを始めることになりました。木下商会が気になっている方、空間デザインに興味がある方、ぜひちょっとでも参考になれば幸いです。
まずは自己紹介から。私は色々な職を転々としながらも、最終的に手に職をつけて死ぬまでできる仕事をしたいと思い、CADオペレーターになるため建築CADのスクールに約6ヶ月間通いました。修了が近くなった頃、スクールからの紹介で縁があって2021年9月に木下商会に入社しました。
木下商会へ応募したいと思ったのは、会社のミッション「あなたの”働く”をワクワクさせて、人生ハッピーにする」という言葉でした。
「仕事」といったら「辛い、つまらない、ただ生活のために就業時間まで決められた業務をこなす」というイメージしかありませんでしたが、仕事を「楽しむ」と表現する会社に出会ったことは今までになく、とても新鮮な気持ちになったからです。
人生のほとんどは仕事をしているので、その仕事を楽しむ=死ぬまでハッピー!素敵です!
実際、木下商会に入社してみると、社員みんなが仕事にやりがいを持っていて、目をキラキラさせながら仕事について熱く語っておられました。
それは、私もこの会社の一員として会社に貢献したいと強く思った瞬間でした。
未経験で始めるオフィスデザイン、デスクの配置は奥深い...
木下商会は、ベンチャー・スタートアップのオフィスを中心に空間デザインを提供している会社です。
一般的に「オフィスデザイン」とは、ただ家具を並べるだけではなく、社員のストレス緩和や創造性アップに繋がるような家具選び、コミュニケーションが取りやすい配置など、社員が働きやすい環境を整えることです。
デスクの配置についても、対向型、ブース型、クロス型、ブーメラン型など様々ですし、固定席だけでなくフリーアドレスという個人席を決めずに空いている席を利用するというデスク運用もあります。
ワークスペースにおいては、営業職のデスク幅はW1000〜1200mm×D600~700mm、内勤・スタッフ職のデスク幅はW1200〜1400mm×D600〜700mm、技術職のデスク幅はW1400〜1600×D700〜800mmなど大枠が決まっていたりします。これはデスクに置く資料の量やモニターの数でデスクサイズが変わります。
デスクのサイズはみんな同じだと思っていたので、職種などによってサイズを変えているというのは衝撃でした。
またデスクとデスクの間はW900、座席と座席の間はW1600〜W1800、座席と壁面の間はW900など最低限開けなければいけない幅もあります。
これらを踏まえて、実際にクライアントの要望をもとにレイアウトを考えてみると、スペースの縛りもあるので、まさにテトリス状態でした。
簡単そうに見えて実はとても奥が深いので、これまた衝撃でした。
AutoCADスクール卒業なのに図面作成できない?!
さらにAutoCADで図面を書いていると、スクールでひと通りやってきたつもりなのにテキパキと操作ができず時間だけが過ぎていました。
スクールで習っていない操作やブロック作成なども多数あって、スクールに行ったから図面作成できるという自信も一気に崩れ落ちました。
「仕事をする上でCADソフトは単なる手段でしかない。作業じゃなく仕事をしてください」
弊社代表から掛けられた言葉です。私は、その時にハッとしました。今までの私は派遣社員として、求められた業務(=作業)をひたすらこなしてきました。
確かに、正直「その仕事が最終的にどうなるのか?自分はどの位置にいるのか?」を理解せずに作業しているところがありました。
「仕事」は、全体の流れを把握して最初から最後まで携わることで初めて「仕事をした」と言えるのではないかと思います。図面作成はその工程の一部分にしかすぎないのです。
私の過去の経験を遡ると、「仕事」をしたことは、ほとんどなかったかもしれません。
木下商会では社員それぞれに案件を任されます。未経験での不安はもちろんありますが、やらないともっと知り得ないと思います。一部分だけやって満足するより、全体を通して自分主導で1案件を完了させた時の達成感の方が計り知れない満足感があるのではないでしょうか。
怒られるのは怖いけど、それがないと気付けないこともあると思います。
元々CADオペレーターとして死ぬまで頑張ろうと思っていましたが、木下商会に入社して気持ちの持ち方が少し変わって来たような気がします。
不安と希望を胸に抱きながら、常に前を向き、ハッピーな人生になれるよう日々精進したいと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました。それでは、次回も「ミサキは見た!」な瞬間をお届けします。