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育てる意義「プロダクトと組織」

【株式会社セイルボートは2024年4月1日、「株式会社キマルーム」へ社名変更しました】
こんにちは!キマルーム採用広報です。
取締役へのインタビュー企画第三弾は開発本部長も務める吉村さんです😊
不動産業界のアナログを一気通貫でDX化する「キマルーム」シリーズ。開発本部長としてプロダクトに対する思いや、関わる開発メンバー・組織への思いを語っていただきました!

吉村 竜一  取締役 開発本部長
SIerを経て起業し事業売却。その後株式会社Jストリームでプロダクトマネージャに従事。2017年に株式会社セイルボート(現株式会社キマルーム)に参画、2018年執行役員就任、2022年取締役就任。

「キマルーム」プロダクト開発の面白さ

🙍‍♀️)本日はどうぞ、よろしくお願いします!不動産業界というレガシーとも言われる領域で、デジタル化を促進させるプロダクト開発の魅力について教えてください。

吉村)我々のようなバーティカルSaasは、業界特化型だからこそ業界解像度を上げることでシンプルにプロダクトの質が上がっていくと思います。解像度を上げるためにも、ユーザーの価値観に深く向き合うことが大事だと考えています。この業界は総じて成果主義の色が濃いです。ゆえに業務効率化の先にある「ユーザの成果」にダイレクトに貢献できる、分かりやすいプロダクト作りを開発本部では強く意識しています。レガシーならばこその構造的な課題はありますが、その奥深さとシンプルなアプローチは間違いなくプロダクト開発における魅力の一つです。

🙍‍♀️)業界特化型だからこその開発の面白さがあるのですね。吉村さんは2017年に入社され、2022年に取締役に就任されていますね。入社当時はこういったバーティカルSaaSの領域に魅力を感じたのでしょうか?

吉村)それもありますが、当時世の中には存在していなかった賃貸の「電子申込サービス」を作るというプロジェクトのお話があったからです。賃貸物件を探されたことがある方はご存じだと思いますが、内見して「この部屋がいい!」と決まれば紙で用意された入居申込書に記入し、FAXや手渡しで不動産会社に提出していたかと思います。それを電子化するというプロジェクトで声を掛けてもらいました。間違いなく普及するサービスだと直感的に感じましたし、前例のないサービスを開発することは自身のキャリアアップにも繋がると思いました。

🙍‍♀️)今でこそ法改正の後押しもあり電子申込や電子契約が普及してきていますが、当時「当たり前だった紙での申込」を電子化させるために、どういった工夫をされましたか。

吉村)今まで紙で行っていた業務を、突然スマホに置き換えますというのは市場には受け入れられないのではないかとまずは考えました。そのため、紙申込での体験に近い「タブレットで入力」という方法でまずは段階的に市場に浸透しやすい仕組みでリリースし、現在のスマホからも申込ができる形に進化していきました。

<画像:キマルーム Signの進化>

🙍‍♀️)冒頭でおっしゃっていた、分かりやすいプロダクト作りそしてより市場に受け入れられるためのリリース戦略があったのですね。今後「キマルーム」シリーズはどのように進化していく予定でしょうか。

吉村)弊社のプロダクトの強みとしては、不動産業務の川上から川下までを一気通貫で効率化できるバーティカルSaaSであるということ。そして大東建託グループであることだと考えています。グループにジョインしてこの1年、毎週欠かさずグループ間で議論を深めたことで、無駄のない本質的な不動産業務のあるべき姿が見えてきました。今年はこのあるべき姿=筋肉質なメソッドを「キマルーム」プロダクトに落とし込んでいきたいと思っています。

🙍‍♀️)ありがとうございます。「キマルーム」シリーズがより進化していくのが楽しみですね。

「より強固な開発組織を目指して」

🙍‍♀️)現在の開発チームで課題と感じること、また今後取り組んでいきたいことは何かありますか?

吉村)エンジニアの流動性を意識的に高めたいと考えています。同チームに長期在籍することで、思考の硬直化、挑戦意欲の減衰など、負の側面が僅かに顕在化しているように感じてます。事業成長はもちろん、エンジニア個々人の成長阻害につながるのではないかと危惧しています。会社のValueでも掲げておりますが、変化を愉しみ挑戦する姿勢を大事にしていきたいですね。

🙍‍♀️)これまでに開発組織の成長のために取り組んで良かったことはありますか?

吉村)成果があったと思える取り組みは、月1回行われている「ポストモーテム」です。全エンジニアに参加してもらい、インシデントを通しての学びや、インシデントを防げた事例等を共有してもらう会です。一方的な発表に留めるのではなく、参加者全員に「自分はこの発表をどう捉えたのか、自分だったかどう工夫するか」の意見を会の中で一斉に書いてもらいます。始めた1年前は中々良い意見も出ず、お通夜のような雰囲気でしたが(笑)。1年続けてみて驚くほど良い意見が飛び交うようになり、活発的な議論ができていると感じれるようになりました。エンジニアとしても実例を通して成長に繋がる実感が得られたのではないかと思います。良い仕組みなのでこれからも継続していく予定です。

🙍‍♀️)キマルームが大切にしている「当事者意識」を参加者全員が持って会に参加できているのですね。エンジニアの方へインタビューしていると、キマルームは新しい領域にチャレンジしやすい職場環境であるとよく伺います。「挑戦」ができる組織にするために何か意識されていることはありますか?

吉村)挑戦するチャンスは常に提供するよう意識しています。例えば新規プロジェクト発足の際は、自薦他薦問わず、テックリードポジションを社内公募することがあります。プロジェクト規模が大きくなるほど実績豊かなベテランに頼りがちですが、フォロー体制を整えることで、若手層にも過度なプレッシャーなく挑戦いただけるよう配慮しています。

🙍‍♀️)確かに、先日もテックリードの公募を告知してましたね。インタビューを通しても今の開発チームのメンバーは、挑戦できる機会が与えられていることに良さを感じている人も多いのが分かります。

吉村)実は1年前に、開発チームでうちの会社のどこが魅力かというアンケートを実施しました。挑戦できるの意見もありましたが、1番票を集めたのは「いい人が多い」という意見でした。笑 待遇とか、開発環境とかそういうのではなく「人」なんだな、キマルームならではの会社の色だなと感じましたね。

「良いプロダクトを創ることに熱くなれるエンジニア集団に」


🙍‍♀️)前年度から人事評価制度も一新され、評価軸についてクリアにしていく動きが出てきましたが、開発部門ではどのようなマインドセットを意識していきたいですか?

吉村)良いプロダクトの条件の一つに、多くのユーザーの支持を得る、ファンになっていただくというものがあります。ファンを獲得する、ユーザーを虜にする、この点に熱くなれるエンジニア集団で有り続けたいと考えています。そのためには自身が開発したプロダクトや機能が、ユーザーにどのように使われているかまで一歩踏み込んで考えられる方にジョインしていただきたいなと思います。あとは優秀だと感じるエンジニアの共通項として、成長意欲が高いことや探求心を持ち続けていることはもちろんですが、自身が成長するために自分によりフィットする効率的な学習方法が分かっているというのが挙げられます。自分が成長するための勝ち筋が見えていて、新しい情報やツールを取り入れて、学ぶメゾットを常にアップデートしているなと思います。人によって効率的な学習方法は違うので、会社としてはそのような個人が効率的に成長できた成功体験を共有できる”場”を提供していきたいなと思っています。

🙍‍♀️)ありがとうございます。最後にキマルームへ入社を検討しているエンジニアの方に向けてメッセージをお願いします。

吉村)今年は昨年以上に新しいプロジェクトが水面下で動いていますので、エンジニアの方も活躍できるシーンが増えていると思います。個人の裁量が大きくなる分もちろん責任も伴われますが、新しい技術に触れる・新しい領域にチャレンジできるチャンスも一層増えている時期だと思います。
更なる挑戦と成長を目指されている方は是非、弊社へご連絡いただければと思います。

以上、取締役インタビュー第3弾をお届けしました。
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