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「マス広告好きなミーハー男子が辿り着いたクリエイティブエージェンシーという答え」

広告業界9年目のプロデューサー、佐久間康文。現在は、日用品ナショナルブランドのコミュニケーション戦略から企画・制作までの統括を担当。

“ミーハー根性”が強い性格がマッチしてkiCkにジョインしてきたと話す。

―「 “ミーハー根性”が強い」とは、どういう性格なのでしょうか?

自分、わかりやすくミーハーなんですよね。CMや大きなプロモーションといった華やかな広告が大好きで。

ふと気づいたら転職を2回、約4年かけてまで総合代理店に転職して、派手な広告の仕事を追いかけていました。そういう意味で“ミーハー根性がある”って言葉を使ったんですよね。笑

―前職では派手な仕事に付いていたわけではなかったのですか?

新卒では漠然と「広告業がしたい」と考えて、グルメレビューのWebサービス企業に入社しました。

ただ、そのときは広告づくりというよりメディアの枠売り的な仕事に違和感があって。仕事をしているうちに段々我慢できなくなって…という感じでした。

―そして転職したのですね。

そうです。次は店頭に強い制作会社を選びました。その会社で、初めて自分の作ったものが店頭に並びました。この時経験した、自分の作ったものが世に出ること、人の目に触れることが本当に嬉しかった。


ただ改めて、やっぱりCMやもっと大きなプロモーションがやりたいと思って、また転職しました。(笑)

―どうしてそこまで派手な仕事に付きたかったんでしょうか。

どうしてでしょう。もしかしたら、高校の応援団がきっかけかもしれません。

野球部から途中応援団に入ったのですが、私がいた高校は元男子校だったのもあり、バンカラというか大学の応援団みたいで高校野球の応援などは先頭に立って応援の指揮をするのですが、みんなの前に立って声を出すとみんなが注目するので、目立つことが快感に思えてましたね。

練習自体は大変だったんですけどね。

―応援団、確かに大変そうなイメージがあります。

もう完全に昭和ですね。応援団なのに毎日3時間の練習とか合宿がありましたからね。

練習中に肉離れになったりとか、あとは冬でも裸足で練習でしたね・・・

―制作会社の次の転職は、派手な仕事につけたのでしょうか?

次は総合広告代理店に転職しました。ここでようやく、美容系のCMの仕事に携われました。

死ぬほどしんどかったですが(笑)

―しんどかったのですか?言える範囲で構わないので、教えてほしいです。

クライアントの新商品のローンチ時のプロモーションを担当していたのですが、自分の思い描いていた内容とクライアントが思い描いている内容のすれ違いが多く、中々、前に進むことが出来ずにほぼ毎日夜中までやってそれを次の朝に提案するという日々を過ごしてましたね。。。

体力的にかなりきつかったですが今思ってみると、応援団でしごかれた経験は、ここで活きたかもしれません。

―スポ根な話になってきましたね。

もちろん、やりがいもありました。

ローンチの新商品発表会の時ですが、その日はクライアントの人達が部署関係なく多くの人が手伝いのスタッフとして入ってもらっていました。

無事に終了して、片付けを行っている時ですが、クライアントの人達で集合写真を撮っていたところ、「一緒に入って撮りましょう」と声を掛けてもらったことですね。

クライアントと一緒にやってきたことが報われた感じがして思い出に残ってます。


ただ、数字で売上を追うときに、どうしても数字が上がらなくて大変だった。やっぱり、媒体の扱いがないとなかなか大変だなと。

それに、大きな広告づくりに携わることはできたのですが、制作物をつくることが多かったので、もっと根本から自分たちでプランニングしてそれをクリエイティブに落としてプロモーションを設計することをもっと行っていきたいと考えました。

ミーハーとしては、本当の意味で一から自分で広告づくりがしたかった。

―媒体に依存しないところや、一からの広告作りといったところに惹かれて、kiCkに転職を決めたのですね。

そうなんです。

話を聞いた時にクリエイティブはもちろんですが、プランニングの部分から考えて、クライアントと一緒に対話していく部分に惹かれました。

これまでは例えば決まった企画や商品があって、そのCMやカタログのアウトプットをどうするかという部分が多かったですが、現在の仕事内容はブランドとして中長期的にどうやって成長していけるかを一緒に考えてプランニングも含めて行っています。

考えることは多くなって来ましたが、大変やりがいを感じてます。また、大体の代理店だと営業やプランニングなどは分業して考えることが多いかと思いますが、kiCkだとそこがあまりなく、一つのチームとして一緒にクライアントと進めていける部分が良いと感じました。


あとは、媒体に依存しない部分も自分達のアウトプットの力の見せ所だと思いますし強みでもあると思ってます。

―最後になりますが、そんな佐久間さんがこれからkiCkでしていきたいと考えている事は何ですか?

今はまだ足りていない部分も多いですし、まずはkiCkの中で自分自身をもっと磨いていきたいです。

それは全体を俯瞰して考える力であったり、(短期的なプロモーションだけではなく)ブランドを中長期的に見た時にどうそのブランド価値と売上をあげていくかといったブランディングの力など、今まであまり行っていなかった領域の力をあげていきたいです。

その上で、自分自身がワクワクするような仕事を行っていきたいです。

広告はもちろんですが、それが広告ではない部分になるかもしれません。kiCkは色んなことへの挑戦を認めてくれる会社なので、挑戦しつづけていきたいですね


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