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【ホラクラシー組織】ローレーションシップの重要性

【ホラクラシー組織】ローレーションシップの重要性

どうもブログのライターを担当していますbravoです。普段はエンジニアやっています。

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【ホラクラシー組織】組織の問題は「ロール」で解決する

今回はこの記事の続編として、カラビナテクノロジーではどんなふうに運用しているのか、についてホラクラシーアシスタントサークルのリードリンクを担当してくださっているmochiさんに聞いてみました。

ホラクラシー組織をうまく運用することができていないという組織やチームのヒントになると嬉しいです。

ローレーションシップを文化にする

今回はホラクラシー組織をすすめる中心人物として、mochiさんにホラクラシー組織におけるロールについて聞きました。

ではmochiさんよろしくお願いします。


(↑mochiさん)

ホラクラシー組織におけるロール同士の関わりの中で、 個人が担うロール(役割)と個人(ソウル)を明確に区別する姿勢、ローレーションシップが重要 だと考えています。

カラビナテクノロジーの文化として、これが自然とできているのかなー、と思っています。

ローレーションシップのいいところ


ローレーションシップのいいところは、2つあると考えています。

まず1つ目に、 個人同士の仕事上の対立を避けることができる ことです。ローレーションシップの考えでは、ロール(役割)と個人を分離されるので、仕事上の問題はロール(役割)の問題として処理されるようになります。

2つ目に、 役割の責務が明瞭でないことを知るきっかけになる 、ということですね。
ロール(役割)の問題が発生したときは、ロール(役割)の責務を見直すチャンスになります。

ローレーションシップを文化として浸透させるアイデア


ローレーションシップを組織に取り入れていくには、それを文化として取り入れれいくのが良いかなと思います。

ローレーションシップを文化として、浸透させるアイデアは2つあって1つは、 「人の名前ではなくロール名で呼びかけること」 です。

日本の組織においては、誰かに対して仕事を任せることが多くて、つまりは「人にコトを付与する」ことが多くあります。

例えば「〇〇さん、この件どうなった?」と尋ねるのはよくあると思うんですけど、その仕事はその人の責任になりがちです。

しかし、ホラクラシー組織では「コトに人を付与する(=ロール)」ようにしています。
すると、

「〇〇さん、これどうなった?」→「〇〇ロール、これどうなった?」

になるんですよね。

こうした小さな工夫で責任の所在はロールになりますし、そのロールで解決する力学が不思議と働きます。

なので「人の名前ではなくロール名で呼びかける」という小さな工夫は割と重要なんじゃないですかね。

2つ目としては 「暗黙的に仕事をせず、ロールの責務として明文化すること」

明文化しておかないと、

「どのロールがやってる仕事かよくわからない」
「あの人がやってくれてるよ」

と仕事の所在が不明になったり、個人に仕事が紐付くような事態が起こります。

カラビナではこの明文化が十分でない部分があったりするので、これは直近の課題として絶賛取り組んでいるような状況ですね。

ホラクラシー組織におけるローレーションシップの重要性

mochiさん、ありがとうございました。


今回はホラクラシー組織を取り入れていく上で大事なローレーションシップという考え方を紹介しました。

誰かの責任にして、責めてしまうようなギスギスしてしまう組織が少しでも少なくなればいいな、とぼく(bravo)個人的には思っています。

もしこれからホラクラシー組織や、組織をもっと良くしたいと考えている人のヒントになれば嬉しいです。

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